2012年4月20日金曜日

熱心な指導風景を見て

この備讃瀬戸というエリアは本当にシーカヤッキングをするには有難い所で、岡山側からでも四国側からでも至る場所で出艇できる。しかもその殆どが砂浜だからカヤックのボトムには優しいので、こんな素敵なエリアは他にはそうないと思っている。多分世界一のエリアじゃないだろうか?!まぁこんなことをワタシが書くから、何も知らない阿呆のシーカヤック第一人者がやって来るのかも知れないが、どんなに優れたゲレンデでもそのエリアに適した遊び方をしなけりゃ~折角の優れたエリアも台無しになる。

ま、それはまた別の機会にお話するとして、出艇場所がどこにでもあるのにも拘わらず、何故かワタシが出艇する場所にやって来るカヤック業者が結構いた。自分達が住んでいるすぐ近くにも素晴らしい出艇場所があるのに、わざわざ人がやっているところへ来るのは、如何にも真似好きな日本人らしさが出ているが、あまり褒められたものではない。

そうした真似好きな業者の中に特別熱心な奴がいてワタシ達が出艇準備をしている目の前で猛烈な指導を展開してくれて、それを見ていたワタシやメンバーは痛く感動をしたものだった。まずとても驚いたのは、(1)カヤックに乗る前に砂浜で1時間近くもパドリング講習をしていたこと。(2)カヤックに乗ってから付きっ切りで説明を行っていたこと。 (3)その説明は永遠に続く感じだったこと。

これだけ書いただけでは少し分からないかも知れないが、この業者は「指導=説明」と勘違いしているようだった。確かに熱心な指導ではあったかも知れないが、その指導を受けている方は常に傍であ~でもないこ~でもないと多くの言葉を投げつけられるとたまったもんじゃない。

最初に驚いたのはこの指導の方法というよりも、カヤックの取り扱い方だった。(4)車から降ろしたカヤックをそのままアスファルトの道路の上に置いて並べたこと。なんて雑な取り扱いなんだろうか?と。それに通行の邪魔にもなるが、まるでジェットスキーの連中さながらの行動にワタシは少なからず怒りを覚えた。

それからしばらくしてこの指導熱心なお仲間の潮流講習の第一人者の大先生が受講者を連れてやって来てはその講習のお手本を見せてくれたのだ。

続く~