2008年10月31日金曜日

練習の為の練習は・・・?

一生懸命に錬成している人達をさして、「練習の為の練習をして何が楽しいのか?」と言ったようなことを書いている文章を時に見かけることがあります。何故そのようなことを書いているのかと思い、ちょっと読んでみるとなるほどと解るような気がします。

高いお金を払ってロールを習いに行って一日中指導を受けたが、ほとんど上がる気配さえなかったり、上がっても100回に1回程度だったり、あんなモノ上がる訳がないと・・・。そう思われても仕方がないでしょうねぇ。自慢じゃないけど僕だって、当時は錬成を開始して初上がりまで3年はかかりましたからね。

でもそれは何故そんなにかかったのでしょうか?そして現在でも、ロールを習いに行っても、なかなか上がれるようにはならないのは何故でしょうか?認定のインストラクターに指導して貰っているのに上がらないのは、きっと自分のせいだと思うのが人情かも知れません。認定のインストラクターだから上がらないのかも知れませんが、この「認定」の意味は、多分別の意味があるんでしょうねぇ!

それはともかく、そうして悪戦苦闘して、結局は上手く上がれない人が最後には、「練習の為の練習をしても意味がない」と、言いたい気持ちは良く解りますが、実は、最も大切なことは、この「練習の為の練習」であることに気が付いているインストラクターは、多分ほとんどいないのではないか?!ロール習いに行くと、すぐにロールの「練習」に入り、身も心もゲロゲロ状態になって、あんなモノ二度と習いたくないと言う結果になる。

現在の「認定指導者」と言うのは、誰かに「あなたは指導者ですよ」って言って貰いたい弱気な指導者で、「認定」と付いただけで、なるほど指導に自信がないんだなと思えてしまうのは、きっと僕だけではないでしょう!何故他の人に認定してもらいたいのかと言えば、「練習の為の練習の方法」に、全然気が付いていないからですって、言っても恐らくは意味不明でしょうが、技術習得には、最も重要なプロセスではないかと思うのです。

「練習の為の練習」・・・実はこれが最も重要です。「練習」という言葉は、僕にとっては死語ですが、練習の為の練習をすることで、初めて練習が楽しくなるし、そこから海との深いコンタクトが始まるように思います。穏やかな海を漕いでいても、常に脳裏によぎる荒れた海に怯えながら、カヤッキングを続けるのも、その人の自由だが、荒れた海は楽しいと思える自分自身を作る錬成に目覚めると、「練習」が楽しくて仕方がなくなる世界もあることを、ちょっと書いておきます。

練試会の課題のひとつ

ロールが上がるようになってからの課題は、右ロールの場合は、やはり「左のロック」ではないかと思います。ロールで上がって来たときに、左手が胸に付いていたり、あるいはその手が右方向へ流れていたりする場合が、極々一般的な現象としてあります。この「左手の位置と固定」をひとつの課題にしたいと思います。

とにかく上がりはするけれども、左手が「流れ出て」「胸にくっついている」場合がほとんどで、これは早めに修正しておいた方が良いでしょう。この左手固定は、他の技術にも活かされて来ますので、非常に大切です。ハイブレイス・スカリング・スィープなどに通じて来ます。

それと、上がって来るときに、ブレードに体重が乗っかっていないケースが良く見られますが、これは一瞬ですが、全体重をかけて上がって、その時に両膝や腰がどのように「瞬発」するのか、しっかりリクトレをやりましょう!ブレードに全体重をかけるのは、なかなか難しいですが、「かけて」「掴んで」「滑らす」感じを体得していきましょう!

それから、ラダーやスケッグ無しの漕行には、リーンアウトやスィープ系のパドリングは必須です。そして、このパドリングをマスターする上で、欠かせない「インシュアランス-P」があります。どんなに経験を積んでも、荒れた海でカヤックが右へ左へ振られるときに、この「インシュアランス-P」がなければ、スポンと海の中へ落ち込むことがあるはずです。

ロールはパフォーマンスに過ぎないと言った似非ジャーナリストもいます。またツアーには、必ずラダーかスケッグが必要だという方もいます。確かにロールはパフォーマンスではありますが、意味のあるパフォーマンスです。ラダーやスケッグが絶対必要と言われたのは、その人にとっては、「絶対必要」ということでしょう。リーンアウトやスィープを裏で支えているのが、実はこの「インシュアランス-P」であり、この「I-P」を支えているのが、ロールなわけです。ただ単に転覆してきたら起き上がるというだけの意味しか持っていないということではないと思います。

ではその「I-P」って一体何なんでしょうか?「インシュパドリング」ではありますが、「飲酒パドリング」ではありません。これもパドルに体重をかけますので、今回のテーマは「ブレードを信頼して体重をかける」ということで頑張って楽しみましょう。

2008年10月29日水曜日

11月のキャンプ練試会

今回のキャンプ練試会は、一日が短くなり寒くなりましたので、早寝早起きのアルパインスタイルでやろうと思います。がもちろん、日頃仕事に追われ、ご家族サービスに頑張っておられ、せめてキャンプの時くらいゆっくり眠りたいという方は、ごゆっくりくつろぎ下さい。

小豆島ツアーの時は、7時頃就寝で4時ごろの起床でしたが、そこまでではありません。でも遅くとも9時頃にはテントに入って、朝は8時頃から活動できれば・・・と思っております。

午前中は、極楽島をぐるりと回ったり、目前の半島までを往復したり、近隣の島々を周遊して、身体慣らしをやります。それから、入り江で(強風時必須の)ツアーパドリングや、リーンアウト系の操作を一からやりたいと思います。水に浸かる錬成は午後からにしましょう!

前にも書きましたが、寒くなって来たので、リクトレ&イメトレを重視します。またストレッチも10分20分ではなく、しっかり時間をかけてやって頂きたいと思います。午後からは、水に浸かる錬成に入りますが、ストレッチとの関連はあまり説明していませんでした。リクトレと海トレとの重要な関連を実践的に説明できれば・・・と考えています。その5㎝が、あるいはその10cmが大きな意味があることを、実体験でご理解して頂けることを期待しながら・・・。

そしてその数㎝の違いが分かって頂けると、カヤックのコックピットなどをご覧になって、なるほど~そうかぁ~と納得の幅も深さもより広がると思います。ついでながら申し上げると、パドルの長さや角度、あるいはブレードの形や広さなども、行き着く所の形状がどんなモノかも、こうしたキャンプ錬成を通じて、更に深めて頂きたいと思います。

夜は風が当たらない場所を確保したいと思います。遅くとも夕方5時には終了して、6時頃から食事会&ミーティング、8時過ぎ~9時には就寝したいと思います。

ポイント的なことを書こうとしているのですが、上手く表現できていません。もう少し頭の中で振幅させて、後日書き込みします。そう、水のコンタクトについて・・・。

冬支度準備万端自動車道!!!

いよいよ11月も間近となりました。寒くなると、暖かい服装が必須となりますが、ネオプレン製品やホットラッシュ系のインナーが入荷しました。

まずネオプレン製のソックスは3種類入荷しました。ロング・ミドル・ショートの3種類です。
それからネオプレン製のグローブですが、良いのを見つけました。

次にホットラッシュ系のインナー(上衣)は、寒くないときはアウターとしても使用できます。
それから、ストレッチネオプレン製のウェットスーツは主に上衣を仕入れました。XSサイズも入れました。

金額は、ソックスが1000円~1300円(税込み)/ホットラッシュ系インナー4000円(税込み)
ストレッチネオプレン6000円(税込み)いずれもCSCメンバー価格です。

尚、サイズも色々と入れました。週末持って行きますので、試着してみて下さい。

2008年10月28日火曜日

日本海シーカヤックブギ

11/15~16に予定しています、日本海シーカヤックブギは、いつもと同じ場所でやります。駐車場&水道トイレ有りです。駐車場は広く、トレーラーもOKです。11月も半ばですから、穏やかな海になることはないと思いますが、海の状況に合わせて、日本海を楽しみたいと思います。

海が穏やかならば、近場をカヤックで散策し、中波や激波の際は、参加者の経験値に合わせて、ワンステップ・ツーステップ・スリーステップの範囲内で、激波練試を楽しみたいと思います。前にも言いましたが、ヘルメットの準備をお忘れなく。

夜はみんなで鍋でも囲みましょう。近くに温泉がありますので、身体が冷えて疲れた方は、これを利用しましょう!車で10分くらいでしょうか。

ライトウッドパドル製作中止

現在ライトウッドパドルのオーダーが48本溜まっています。いつの間にこんなに溜まってしまったのか?来年の春まで作り続けても、完成しそうにない。また冬の間は樹脂の硬化が遅いので、早すぎるのも問題あるが、寒いときは、何故か製作意欲がかなり低下する。パドル製作以外にも、やるべき課題は山積しているので、しばらくはライトウッドパドルの製作を中止します。中止するというか、オーダーを受け付けしません。ので前もってご了承下さい。

2008年10月27日月曜日

謎が解けたような・・・?!

カヤックのスクールの運営を始めてから、もう10年以上が経過する。初めの頃は、観光系とか実証系とか考えたこともなかった。しかし、年を経る毎に、本当にやる気がある人と、そうでないただ単にチョコッと乗ってみたいだけの人がいることに意識が集中し始めた。こちらとしてはできるだけ沢山の方に来て頂きたいし、やはりやる気がなくても参加すれば、その分だけ参加費が多く貰える訳だから、あなたはOKだが、そちらの方はダメって、はっきり言えなかった。

しかし、ここ数年は明確に、ファミリーや観光系はお断りをするようになった。ファミリーが来ると、どうなるか?とてもじゃないけど、スクーリングなど実施できない。それだけでなく、ふて腐れた子供の面倒まで見なければならないこともある。また観光系のお客さんは、浜から無人島までたどり着くと、ヘタレ状態になって、帰る頃まで浜でゴロゴロブラブラするだけである。会話をしようとしても、YES,NOで終わることがしばしばである。もちろんそうではない方もいたが、大凡そんな感じだった。

だから、お断りをするようになったかというと、必ずしもそれだけが原因ではない。一番の原因は連絡のやり取りのあり方にかなりの不完全燃焼を感じるようになったからである。それは観光系のお客さんだけでなく、観光系のイントラやガイドの方に対しても、大いなる不完全燃焼を感じるようになり、関わりを持てば持つほど、精神衛生上の自己管理ができなくなることを、極端に感じてしまうようになったからだ。

こちらから何らかのアクションを仕掛けたのではなく、向こうからのアクションがあり、それに対してこちらが、何らかの返答を期待しながらのアクションを起こしても、彼らに共通して言えるアクションは、「無反応」と言う反応がほとんど。まぁあまり見栄えの良い人間ではないし、それに有名人でもないから全く興味が示されなかっただけのことかも知れないが、気持ちとしては、ナンともスッキリしない。

普通の方なら、そんなこと気にしてもしょうがない、そんな人一杯いるでしょって、簡単に忘れられるようですが、僕の場合は、なかなか気持ちが収まらない。一緒にキャッチボールをやろうぜと言われて、ボールを投げたら受け取った奴はそのままどこかに消えてしまったら、変な気持ちになりませんか?こちらから何かを送ったり、質問に対して返答を書いたら、届きましたとか有り難うとか返事をするのが普通じゃないですか?それができないのが、僕は「観光系」だと思いこむようにしている。だからと言って、すべての「観光客」がそうだと思っている訳ではないが・・・。

そして、その次に何故、観光系のお客さんや観光系のイントラ&ガイドさん達が、景色や料理の写真をHPに載せたがるのでしょうか?カヤッキングを楽しみに来て、景色や料理のことを話題にしてはいけないと言っていると勘違いしないで頂きたい。綺麗な景色や美味しい料理はいんじゃないですかぁ~!でも一番大切な何かを忘れてはないですかぁ~?って、思うのはやはり僕だけでしょうが、カヤックに乗って見えるモノや感じるモノは、それだけですかぁ~?って、皆さん、そう思いませんか?

もっと他に一杯色んなモノが見えませんか?って、これはいつものメンバーの皆さんに言っている訳ではありません。観光系の人達との色んなやり取りの中での、不完全燃焼の原因が、一体どこにあるのか、もう長い間考えていました。先ほど、その答えがやっと見つかりました。メンバーの皆さんと一緒に活動をしているときに、いつも感じていることは、話の内容が、縦にも横にも斜めにも、曲線にもなって繋がって行くことです。そしてまたその繋がりに、必ず起承転結があると言うことです。それをさせているのは内的振幅ではないかと言うことです。まぁ僕のバヤイはいつも起承転々の振幅しかありませんが・・・。

つまり、その答えはカヤッキングとは全く関係ないところに原因があったのですが、この続きはまたお会いしたときに話しましょうかぁ~!

連絡その他

・今日は、カヤックの発送手続きや修理で1日が終了しました。明日は、「ホライゾン3分割」の写真や情報を掲載します。なんと定価は606900円だそうです。極上艇ですが、販売価格は、それよりグ~~ンと安くなります。売価はお尋ね下さい。

・また次なるパドル製作があるので、空いた時間で、少し更新します。

・11/1~3予定の、拠点講習会は予定通り実施します。水温はまだ暖かいですが、気温が下がってきております。何度も言いますが暖かい服装の準備をお願いします。特に夜は冷えますので、フリースの帽子や手袋などもあるとベターです。

・昼間の錬成中には、ラッシュガードやウェットスーツが当然濡れますが、陸上に上がって休憩をするときには、乾いた衣類に着替えることをお勧め致します。ですから、錬成中の着替えようの衣類もあるとベターです。

・ネオプレンのソックスがそろそろ出回る時期になりましたので、あっちこっち物色しておきます。

・随分気温が下がってきましたので、ツーリング中のパドリング方法等も錬成しましょう。右からの強風、左からの強風の時のパドリングや、追波対処のパドリングなども楽しみましょう。

・日本海ブギへ向けて、まだリバー艇などに乗ったことがない、あるいはあまり乗ったことが無い方は、持って行きますので、是非操作に慣れておいて下さい。重要です。

・その他

2008年10月23日木曜日

今週末の予定

・今週末は、極楽島にて通常練試会の予定です。また賑やかな週末になりそうです。

・キャンプは一応極楽島でするつもりですが、天候などの場合によっては、出港地か別の島になるかも知れません。

・夜は簡単な鍋でもやりましょうか?!

・10月も末になりましたので、暖かい服装の準備をお忘れなく。ウェットスーツや着替え・タオルなども忘れないようにお願いします。

2008年10月20日月曜日

連絡事項

この週末ご参加の皆様有り難うございました。特に志度湾倶楽部の吉田さん&木内さんお世話になりました。また大変ご馳走になりました。お陰で僕は今日とても元気です。志度湾には沢山の方に集まって、しっかり錬成して頂きました。後ほど簡易レポ書きます。

沢山のメールや、問い合わせを頂いておりますが、お返事は深夜になると思います。只今、カヤック補修や出荷作業でてんやわんやの状況です。しばらくお待ち下さい。

2008年10月17日金曜日

連絡事項(中古艇など)

・連絡が遅くなりましたが、中古艇のホライゾンが入荷しました。明日には写真を公開します。

・また3分割ラサ-Xの写真も明日には、掲載したいと思っています。

・180cmのツイギィーが1本ありましたので、他のキャブラックと一緒に志度湾へ持って行きます。

・志度湾の夜は冷えるかも知れませんので、暖かい服装の準備をお忘れなく。

・ハンドパドルは完成したら持って行きます。塗装途中です。

・防水バッグの見本を持って行きます。2.5L 5L 10L 防水携帯ポーチ 

・カヤックはカーボン3分割艇・ラサ・シオン・チニータを持って行きます。

・ノーライトデザイン社のカヤックのパンフレットが届きましたので、これも持って行きます。

・その他

2008年10月14日火曜日

小豆島Rトレック 9分の4終了

今年はツアーはもうやらないと言ってから、何回目のツアーだろうか?どこぞの閉店セールと同じようなもん、って言われていますが、そう言えば、小豆島ツアーもこれで終了と言ったのは確か3年ほど前のこと。その頃、インチキ業者がフェリーを利用して、小豆島ツアーをする回数が増えていました。本線航路が横断できないことや、パドリング技術の未熟さから、海峡の横断ができないからフェリーを利用するのだろうけれども、あまりにもインスタントでお粗末なツアーが横行するようになったのが、大きな原因のひとつでした。


日曜日のちょうどお昼頃に小豆島の北東の端の金ヶ崎での記念シェ~。午前6時過ぎに出航して、僅か10数㎞の距離を、逆風に阻まれ6時間かけて、漕ぎきりました。3日間の中で最もシビアなコースでした。写真には4人しか写っていませんが、他にも東さん、渡辺さん、森野さん、田中さんが参戦する予定でしたが、直前で仕事や家庭の事情で参戦できなくなりました。またパドリング絶好調の菊田さんは、コースの2分の1を過ぎた辺りで、某所から帰還指令の連絡が入り、継続を断念し、すぐさま漁船をチャーターして、出発点へ。トレッキングが9分の4しか終了していないと言うのは、実はこういうことなのです。


午前7時頃、大角鼻を回って東海岸に向かおうとしている時の海面です。早朝から少し強めの風が吹いていたので、パドリングアルバイトは厳しいだろうなとは、ある程度は予想していましたが、相当に荒れた状態でした。強風波浪状態ではないが、かなり強めの風が吹いていました。遠くから見てもそれが分かるほど海面はギザギザデコボコになっていました。ある人にとっては、瀬戸内海では滅多に味わえないパラダイスですが、また他の人にとっては恐怖の激波エリアと言えます。


青江さんは、近場の海域で3年間みっちり基礎錬成を積み上げ、今年は既に瀬戸内海横断を含め数多くのトレッキングに参戦されています。爆裂している海を前に、「青江さん、どうされますか?」と尋ねると「行くしかないでしょう!」と言う返事が返って来ました。この時の波は2m前後でうねりも少し加わっていました。こうした波に直面して、いつも思うことは、どんなに天気が良くても、もちろんこの日の天気も別に荒れた空模様ではありませんでしたが、小豆島一周には、こうした海の状況が付き物で、結局は基礎訓練を積み上げ獲得された、ある程度のパドリング技術や経験が要求されてきます。海峡横断ができないガイドが海峡横断をできないシーカヤッカーを連れて、フェリーを利用して行けば、小豆島一周できると考えるのは、あまりにも愚かで海を舐めた行為という他はありません。


荒れた海を談笑しながら進める前田さんと菊田さんですが、「ここで1日中遊んでいたいですね」って、話しているのかも知れません。この大きく荒れたエリアを越えた後は、漕いでも漕いでも進まない、直線コースが待っていてくれました。我々が漕いでいる間中、強い風が吹いて、日頃の運動不足を痛感する6時間でした。

こうした荒れた小豆島の海の写真を出して、我々は凄いトレッキングをやっただろうなんて幼稚な気持ちは欠片もありません。確かに、何の訓練も受けていない初心者がいきなりこんな状況の海に直面したら、間違いなく転覆してしまうでしょう。だから行くなと申し上げているのでもありません。今年春に始めたばかりの脇田さんのように、真面目に熱心に真摯に基本技術をキチッと習得していけば、ほんの数ヶ月で、「荒れ狂う」ように見える海でも、パラダイスのように思えてきます。くるはずです。

シーカヤックスクールがキチッとしたシーカヤックのスクーリングをしていれば、小豆島ツアーや一周ツアーに於いて、フェリーを利用するなどという考えは全く出てこないはずです。それは海に対する、またシーカヤックに対する冒涜以外の何物でもありません。また以前何度も書きましたが、フェリー利用は、神様が折角与えて下さった小豆島の備讃瀬戸配置の配慮をも無視しているのではないでしょうか?!

たかが6kmや8kmの海峡横断のガイドができなくて、どうしてプロのガイドと言えるのでしょうか?初めて来た人を1人前の漕人(そうじん)に育て上げる技術も経験もないし、またそうした努力も全くなされていないのではないか?!どうやって初心者を育成して良いのか、サッパリ分からないから、ジャスカとかJRCAの「認定」が欲しくなるのではないでしょうか?しかし、よくよく見ると、こうした「認定」をしている人達も、実は「どのように育成するべきか」全然分かっていないのではないか?それは、皆さん、彼らのHPの予定表を見れば、一目瞭然です。 ほとんどスクーリング予定が書かれていないのです。不思議ですね!

小豆島一周は、少しの努力としっかりした基本技術があれば、それほど難しいコースではありません。また距離も80km~100kmを3日で漕ぐ訳ですから、本当に凄い経験がある人から見たら、幼稚園児のお散歩コースのようなもんです。この島を一周したから凄いだろうと言うようなモンではありませんが、またぞろフェリーや港湾を利用して、小豆島を汚そうとしているインチキツアーを計画しているガイドがいるようなので、書かせて頂きました。

9人の内、4人は昨日無事に、出発点まで戻って来ましたが、CSCシーカヤックスクールの最後のトレッキングは、行きたい人を5人以上も残して、終了する訳にはいきませんので、最後のトレッキングは、またやりたいと思います。これでは益々「最後のトレッキング商法」と言われそうだなぁ~。 でもシーカヤックスクールは、今年で止めます。でもそのあとが面白い展開になると思いますので、乞うご期待下さい。





2008年10月9日木曜日

パドル完成

本日やっとパドルが完成しました。時間と樹脂が余ったので、スクールで使っているのを、再塗装していたら、またひとつ新しい発見がありました。これまでリニューアルしようとしても、あまり上手くいかず、そんなことするよりも、新しいのを作った方が早いし綺麗にできると考えていました。少しジュッシングやコーティングの方法を工夫してみたら、意外と簡単にリニューアルができることが分かり、何だか少し得をしたような1日でした。

それからもうひとつの発見がありました。これもジュッシング塗装&コーティング塗装が、これまで季節に支配されていて上手くいったりいかなかったりと、長い間の課題を持っていました。それも、この9月10月の色々作業のプロセスで、克服間近でした。前回上手くいってましたが、まだまだ確信が持てるものではありませんでした。パドル作業の後で、色々と実験をしてみて、ほぼ思い通りに運ぶことができ、少し新しい世界が広がった思いです。

この2つの確信によって、次なる実験を試みたいと考えていますが、それは、時間があるときにボチボチ試みることにしましょう!

2008年10月8日水曜日

パドル6本完成間近!

大変遅くなりましたが、本日頑張ってグラッシング&ジュッシングを終了しました。後はコーティングをしたら、完了です。昨日は、雨こそ降ってはいなかったものの、いつ降ってもおかしくはない状況で、先へ進むことができませんでした。今日は、カラリと晴れて、ジュッシングが快適に行えました。

ここまで来たら、少し安心ですが、700g前後のパドルを纏めて6本作るのは、楽しいけれども、やはり大変でした。毎回作る度に、某かの勉強になりますが、今回も少し進歩しました。組み立て段階でひとつ、サンディングでひとつ、ジュシングでひとつ改善されました。

しかし、作り始めてもう数年来るというのに、自分専用のキャブラックを持っていないというのは、不思議な話です。全部で一体何本作ったでしょうか?きっちり数えてはいませんが、100本以上は作ったかも知れません。1本1本一生懸命作ったとは思いますが、同じ程度のモノができませんでした。良いのもあれば、それほど良くないものもあったと思います。その分メンテナンスを無料でさせて貰ってますが、今シーズン終了後も、悪くなったパドルの修理を無料で行いますので、また申し出て下さい。

今回6本作って、やっと個体差のあまりないモノを作ることができるようになりました。木の性質でどうしても、思うようにいかない部分はありますが、それももう少し時間をかければ、何とか克服できるでしょう!

今回も自分専用の1本を作るつもりでしたが、6本全部がメンバーの皆様のところへ出ていきます。そして、組み立てたばかりの1本も、既に行き先が決まり、新たに部品の切り出し作業からスタートです。先日、グラッシングをしているときに、タイミング良く原君がやって来て、一通り製作プロセスを説明して、部材を少し持って帰って貰いましたが、あれから数日経過しましたので、もう組み立てくらいは完了しているのでは・・・?

メンバーの方には、製作プロセスを教えますので、どんどん自作パドルを作っていって頂きたいと思います。僕はパドルで儲けようという気は全くありませんので、ひとりでも多くのメンバーが、自作パドルを製作して下さることを推奨します。但し、諸般の事情で作れない方の為には、僕は優しいですから、まだあと100本くらいは作れると思います。でもね、間違ってもグリンランドカヤックやグリンランドパドルは作りませんョ!作っている人にそんなもん作るなとは申しませんが、意義ある活動とは、少なくとも僕には、思えませんね!

話はまたしても逸れましたが、この10月はキャンプにツアーに素晴らしい時期ですが、パドル作りにも最適な時期でもあります。どちらかに集中したいですが、なかなかそうもいきません。

明日は6本を完全に完成させます!

2008年10月7日火曜日

「上に行く」とかって・・・?

匿名さんへ
アンタの投稿の中に、周りの人を受け入れたら、もっと上に行けるとか、抜かしておられましたが、これって何のことぉ~?この文章だけでも、非常にむかつきますね!これじゃオレが「周りの人を受け入れていない」ことを前提にモノ言ってる訳だよね。ダヨネ!おめぇ~はアホか、今一杯人が来て賑わっているじゃねぇか。アンタの言う「周り」と言うのは、アレかい、酒飲みグータラな脳味噌空っぽシーカヤッカー連中のことを意味してるんだったら、とてもジャないけど御免だぜ!柄が悪いのは、オレだけで、他の皆さんはみんな紳士淑女の集まりでっせぇ~。アンタみたいに、上から目線でモノを言う方はひとりもいないし、スクーリング中に酒出せなんて、飛んでもないことを言う人はひとりもいない。残念ですけどね。

その次に、「もっと上に行ける」って一体どういう意味でっかぁ~?オレはこれまで、「上に行こう」なんて一度も考えたことはない。だってぇ~カヤックに乗って上には行けませんからね。いつだって海の上か中ですからね。そうか、アンタの言う意味は、競争的な意味で、余所よりも上手くなる的なことを言っているのかも知れないが、悪いけれど、勝手に人の目標を決めないでくれたまえ。キャンプの炊事もできないアンタに、オレの目標を定められてたまるかね、バカモン!カヤックに乗ったら競争しか脳にないアンタに話しても仕方がないが、そして書いたところでその脳味噌では理解はできんだろうが、教えてやろう。

オレは人との競争の為にカヤックの錬成を積み重ねて来て、体系を作り、座標軸を形成して、独自の指導方法を編み出して来た訳では決してない。何をやっているのか訳わからんジャスカとかJRCA等とは、1%も関係ない。100%関係ない。わかるかな?周りの下らないインチキラクターや糞ガイド達と競う為に、海で毎週毎週錬成しているのではない。間抜けなフェリー使いの迷ガイドと競争する為に、極楽島で錬成しているのではない。わかるかな?自分に合ったカヤックに乗り、使いやすいパドルを作り、難解な海との対話の為に、毎週毎週錬成に出かけている。アンタらのようにビールを飲むために、海に出ているのではない。分かるかな?

そうした地道な活動を通じて得られた、様々な技術や経験を体系化し、指導法の効率を向上させ、短期間で成果を上げるようになったプロセスを知った方々が、数多くCSCにやって来られるようになった訳だが、どんな理由で、オレが、巫山戯た連中と競争しなくちゃならんのかね?そんなくだらん糞連中の上に行っても下に行っても楽しいことは、ないでしょう。今集まっておられる方々は、基本的には海との対話を非常に重要視しておられるのです。「アンタとは違うのです!」分かるかな?海との対話は競争ではないのです。我々は他の人と競争をするためにカヤックに乗って錬成しているのではないのです。他の誰かと競争するために、海洋トレッキングをやっているのではないのです。

海との対話力を向上させ、海がどんな状況でも楽しめる技術と経験を高めて頂く努力を、これまで20年以上もやって来たのです。大切なのは、人との温かい心の交流なのです。アンタのように発言に無責任で競争するしか脳にない奴とは、一緒に錬成してもキャンプをしても楽しくはないのです。「並みのプロよりもわしらの方がレベルが上」とかほざいていた黒装束の旦那もいましたが、そんなレベルじゃない話をしているんだけど、分かるかな?ハンドロールができたら凄いと考えている程度の話をしているんじゃないんです。カヤックで大きな海峡を横断できたら、凄いなと考える程度の話をしているのではないのです。どのように生きてどのように楽しむのかと言う話をしているのです。多少はオーバーラップして、矛盾めいた内容になっている点は、小学校しか出ていないので、学力不足と言うことで勘弁して頂きたいが、とにかく、海もカヤックもパドルもキャンプも人間も何も分かってないくせに、偉そうな口を叩くな、と申し上げたい。若造のくせに。

最後に、アンタが生き甲斐を持って自分の人生をまっしぐらに走っているなら、朝方の4時頃に人のブログにくだらん書き込みはしなかったでしょう。全人生を投げ打って職業としてやっているオレに対して、イッパシの能書きたれる前に、自分の職業を投げ打ってカヤックで生計を立ててみろ。そんなことできもしないくせに、偉そうに言うんじゃないぞ!アンタの人生がつまらんのは、教えてやろうか、勇気と実行力がないからだよ。文句があるなら、自分のやりたいことを思いっきりやってからにしておくんなさいまし。

匿名ビッグツリー様へ

あなた様のご投稿の意味するところを、様々な角度から検討しても、全く意味不明でございます。何故あなたは僕のHPを見ているのですか?僕が何を考え、何が目的でこのHPやブログを立ち上げているのか、分からないのですか?誰かを貶める為に書いているとでも思っているのですか?それとも敵を作るために書いているとでも思っているのですか?カヤッキングの基本を教えてもらった方に対して、上から目線でモノを言う態度には、些かむかつきますが、匿名で何かを意見する前に、ご自分の生き方や遊び方を、しっかり見直すべきですな!

毎週毎週海に出ているとは思いませんが、長浜から少し漕いでホモビーの浜に上がっては、クーラーボックスから冷えたビールを取り出してグビィ~って飲んでは、チョックラ昼寝をして、昼過ぎにはそそくさと長浜に戻る程度の繰り返しでは、ボロカヤックにボロパドルがさぞかしお似合いでしょう。僕のスクーリング中に、「ここは何故ビールを飲んではイカンのだぁ~?」って、さぞかしつまらんスクールだったことでしょう!アンタにとっては、この備讃瀬戸エリアやその周辺で、飲酒パドリングをしている連中が正しくて、それは絶対にダメだと主張する僕がきっと悪者なのでしょうねぇ。

ところで、千葉の黒装束の連中や姫路の糞クラブのことなど投稿したコメント欄に書き込みをしたということは、ひょっとしたら、アンタはアイツらの仲間かも知れんなぁ~?!黒装束は、全く縁もゆかりもない僕のHPの掲示板に、なんの挨拶もなくイヴェント紹介の投稿をしたり、姫路の糞クラブのHP管理者は、叩き潰すCSCのHPを陰でこっそりリンクしていたりと、まるで巫山戯た連中だが、アンタもその仲間にちがいねぇ~。匿名投稿でしかも上から目線というのは、どう考えて失礼でっせぇ~。

それとね、アンタが崇拝するネット大好きオジサンのHPにインチキ動画が掲載されていますが、ご存知ですよね!パドルでキチンと地球さんにお世話になってますよね!アンタのお知り合いの方ですよね!見ている人を欺こうとしていますよね!昔僕ちゃんがやっとの思いでHPを立ち上げた時に、アンタはそのネット大好きオジサンのHPにリンクさせて貰ったらと余計なアドヴァイスを下さいましたね!思うんだけどね、間違っているのはオレかね?

やる気があって礼儀正しく優しい性格で、人を見る目がある方々に、基本的な内容から非常に高度な内容を含む技術指導を、ほぼ毎週やっている僕ちゃんが間違いで、昼間からアルコール出してベロンベロンツアーをやったり、危険時期に突然に備讃瀬戸エリアにやって来て、無断駐車はするは、危ないツアーをやるは、デタラメ本を出版して、第一人者ぶったりする連中の方が、人数が多いという理由だけで、正しいと思うのであれば、悪いけれどもHPを見に来るのも止めて貰いたい。

言っておくけどね、僕チャンは育ちは良くないが、初めは来た人全員に優しくしかも親切丁寧に対応させてもらってまっせぇ~。しかしね、恩を売るつもりはないが、親切丁寧にやって、陰で悪口言われたり、スクーリングをぶち壊すような連中にまでは、愛想を振りまくほど、お人好しじゃないんでね。それと、いつも白黒はっきりさせておきたいんで、アンタみたいな敵か味方かワカランような中途半端な奴には、これくらいの返答が凄く適当じゃないやろかね!嬉しいだろう、こんなに相手にして貰って、笑えよ~。

ところで、3年後にアンタの乗っているカヤックの評価をするって言ってからもう5年以上は過ぎたかも知れんなぁ~?遅くなってすまんのぉ~。アレはボロですね。スピード遅いしターンがまるでダメ。まだ持っていたら、三浦の海にでも捨てた方がいいでっせぇ~。それとパドルだけど、見ていないけれども、それも一緒に捨てた方が良さそうですね。それから例の話は、アレは上手くいっていますかぁ~?結婚後にゲットしたあの若い看護婦さんとのナイトライフは上手くいってますかぁ~?って、余計なお世話だけど、アンタのテクじゃ、既に見捨てられているんでしょうねぇ~。可愛そうに・・・。

悪いけれども、アンタらのように「遊びの体系も活動の座標軸」も持たず、礼儀正しい仲間もいない失礼集団とは、どんなことがあっても関わりを持ちたくないので、二度と再び、このHPを見に来るのは止めて頂きたい。お前らが1日に100万円だしても、僕チャンは、お前らとは一緒にいたくないし、ましてやカヤックなど飛んでもない話だ!

すいません、大木なお世話でした!

匿名投稿

匿名で投稿するなっつぅって言っているのに、親切な方がまたやってくれました。なんでやろ~か?僕は不思議でならない。どうして自分の名前を、堂々とかけないのだろうか?何か犯罪を犯した逃亡者なのだろうか?それとも不法滞在者なのでしょうか?匿名で書き込みをしても、説得力はないでしょう!本当に心配をしているなら、どうしてメールとか電話をしてこないのでしょうか?僕は不思議でなりません。

僕はインターネットを利用して、HPやブログを運営していますが、仮想社会の中で喜びを見いだす方々を、対象にはしていません。仮想社会の中での活動もきっと面白いでしょう。それは自由だと思います。ハンドルネームもある種役に立つ道具でしょう。しかし、仮想社会と現実社会を混同するべきではないと思います。先ほどの匿名投稿の方は、僕の良く知っている方です。基本的には、カヤックも熱心な良い方だと思っていますが、如何せん、頭が良いばっかりに、哲学が全然できていません。ある種幼稚園児のような精神領域が一杯残っていて、生きる座標軸を未だ形成できていないのです。

そこが仮想社会と現実社会を混同している大きな原因になっています。匿名で投稿するなよって言っていなくても、こんな場合は、こんなブログのコメント欄に、老婆心から書き込みをするべきではないのです。仮に彼が、病院で偉い先生であってもデス。

そして、もうひとつ言いたいのは、どうして僕チャンのことを心配してくれるのでしょうか?僕自身に関しては、このところゼッカウチャウで何も困った問題はないし、(もちろんアホタレの危険ツアーの問題はあるが、)各所で発展性ある内容に、戸惑うほどですが、カヤックのこともパドルのことも、その他の道具のことも、体系のことも座標軸のこと等も、まだまだ原始的状態の方から、「もっと上に行けます」って言われても、これまた戸惑うばかりです。人の心配をする前に、ご自分のカヤッキングスタイルやご家族との幸せな家族生活のあり方、ご夫婦のあるべきセックスのあり方などを、研究するべきだと思うのです。もう夜の生活は形だけになり、病院の若い看護婦さんの出すフェロモンについつい気を取られがちな状態では、カヤッキングのあるべき本来の優れた楽しみ方には到底到達できません。

まぁこんなところで言うのも憚れますが、皆さん、夜の生活でお悩みの方は、是非ご相談下さい。そろそろカヤック業を引退して、ナイトライフヴァリエーションライフの本でも書こうかと思っていますので・・・。それはスゴイですよ。未だ童貞なので、実践経験はないのですが、本で読んだり人から色々と聞いた話を総合して、頭の中で、もう完全に錬成しましたので、完璧ですよ。マンネリ化してしまったご夫婦の間では、やっぱりアレが一番ですね。アレをかぶって、奥さんに迫るときに、「わぁ~るいごぉ~はいないがぁ~」ってやれば、そりゃぁ~、スゴイですよ。きっと。しまった、アレを持って帰るのを忘れてしまったなぁ~。来年行ったときに、まだあそこにあればいいのですが・・・。スゴイですよ。興奮しますよぉ~。感動しますよぉ~。燃えますよぉ~。きっとあなたもう一度って・・・うんなことになるわけねぇだろうがにぃ~。

すいません、朝から変なモードに入ってしまって・・・。パドル製作に影響がでちまったじゃないかぇ~。

パドル製作状況

昨日(日曜日)は雨の為、午前中で引き上げたので、今日(月曜日)は、少し作業をすることができました。疲れていなくても、カヤッキングモードから職人モードへ変換するのは、いつも大変。そんなわけで、月曜に無理して頑張ると、火曜以降に全然やる気をなくす可能性があるので、ボチボチと助走程度の作業で終わりました。

明日は午前中にグラッシングを終えて、夕方までにはジュッシングを終了したら、水曜日にはコーティングができて、ほぼ完成と思います。完成するのは5本のみです。残り2本は金曜日までに、70%仕上げの予定ですが、・・・、まだ分かりません。

<防水バッグ>
2.5Lと5Lと10Lの防水バッグと携帯用の防水ケースが明日には入荷する予定です。お試し入荷ですので、あまり数は入れておりませんが、週末持って行きます。小さいのが便利ですね!

因みに、非常に薄い携帯の防水ケースを良く見かけますが、アレは水が入りそうで、不安な感じです。既にひとり犠牲者が出ていますので、要注意です。なので一見カナディアンカヌーのような(?)形をした、携帯ケースを入れました。どんなモンダミ~ン?

2008年10月5日日曜日

秋らしい週末&静寂島居酒屋&雨天曇天気分爽快

いよいよ終盤を迎え、秋らしくなって来ましたが、週末ご参加の皆様、お疲れさまでした。楽しい賑やかな週末になりました。土曜日は、些か張り切りすぎて、早起きをし過ぎたせいか、睡眠不足で静寂島では、昼寝のつもりが熟睡してしまいました。若い人達と、カヤッキングを楽しみながら、海の自然を満喫しながら、話題は今冬の遊びへ広がっていました。

スノーシュー雪中キャンプやゲレンデスキー、厳冬期静寂島キャンプ、低山徘徊&讃岐藪漕ぎウロッキング、自作パドル製作教室などなど話題満載の週末でした。

土曜日の夜は、4人でこぢんまりと、しかし豪華に「串揚げ」をご馳走になりました。準備が大変だったと思います。お陰で、僕はとても元気ですので、明日は早朝から、躊躇せずに作業に取りかかれそうです。またアウトドア体験の色んな話を聞かせて頂き、非常に有意義でした。これまであまり気にはしていなかった特殊な「ロープワーク」の話もまた非情に興味を持ち、時間が過ぎるのがあっという間でした。

本日、日曜は天気予報よりも早く雨が降り始め、雨音で目を覚ましました。テントの中のまったりモードも、それなりにノンビリできて、昼頃までゴロゴロしたい気分ではありましたが、そうもいかず、雨の中、荷物の撤収を始めました。声を掛け合って、撤収を始めた訳ではありませんが、気が付くとほぼ全員が同じ頃に完了していました。

降り続くシトシト雨の中を、そのまま戻るのも芸がなく、少し距離を伸ばして、パドリングを楽しみながら戻って来ました。辺りはガスっていて、梅雨の頃と全く変わらない、心地よいパドリングの中で、また新しいカヤッキングの楽しみ方が生まれて来る予感を大いに感じました。

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次週末のキャンプツアー(2泊3日)参加予定者は、現在僕を入れて6名です。初日の集合時間は6時で出艇は7時の予定です。早く出艇して、ゆっくり漕いで行きましょう。翌日は4時頃起床で6時出艇の予定です。ロングツアーの秘訣は、早寝早起きです。そして頑張らず、ゆっくりノンビリとパドリングを楽しみましょう。参加予定者の皆様、宜しくお願いします。

2008年10月2日木曜日

そのようなところとは全く無縁でございますぅ~!

最近、千葉県の方で、黒装束でスキンカヤックに乗っている連中が、どういう訳かし知らんけれども、僕が遊び心で使っていた、「レンスー」とか「ワタクス」という言葉を好んで使っていると、メンバーから聞いて、覗いて見ると、まるでCSCと仲良くやっているクラブのように、それらの言葉を使っていたのを発見した。別に使っていてもどうってことはないと思ったが、今となっては、そうも言えない。こんな世界でも希に見る失礼な連中が、一般の真面目なカヤック乗りの方々から、我々CSCの仲間と思われるのは極めて不本意である。しかも、この連中は、CSCをぶっ潰すつもりらしい姫路の糞クラブの仲間でもあるわけだし、そう考えると、こいつらは飲酒パドリングも認めているとも考えられるし、備讃瀬戸シーカヤッキングの健全育成には、「百害あって一利なし」と言っても、言い過ぎではないでしょう。

皆さん、「黒装束のグリンランダーず」や「姫路の糞クラブ」の連中とCSCは一切関係がありませんので、お知らせしておきます。またスキンカヤックと言って布と木でできたグリンランドカヤックや同型のリジットのカナックなども、CSCでは一切使用しておりませんので、誤解のないようにお願いします。こうしたカヤックは、僕個人としては、シーカヤックではないと考えています。ロールの習得と称して、入り江で乗って楽しむのは一向に構わないが、我々CSCメンバーもこのようなことをしていると、誤解されるのは、大変困ります。一番困るのは、こうした失礼集団とCSCが仲良くしていると思われる点ですな!間違ってもこんな糞連中とは、カヤッキングを一緒に楽しむほど、僕は暇じゃない。お前らと一緒にカヤックに乗るくらいなら、パチンコにいっている方が1000倍マシである。

必要であれば、100年くらいかけても、僕が立腹している理由や状況を説明してもええでっせぇ~!尚、姫路の糞クラブのメンバー全員が、訴訟の対象になっていることを、良く肝に銘じておいて下さい。会長・副会長・HP運営者・それに神戸の福山君、君らは死んでも許さんからなぁ~!

パドル製作は・・・

それほど疲れていたとは思えませんが、月曜と火曜は全く製作モードに入れませんでした。しかし、このまま放置しておくと、やらず終いで週末を迎えそうで、重い腰を持ち上げて、昨日は何とかサンディングを終了しました。今日はグラッシングとジュッシングまでは何とか終わらせておきたいと思っています。そこまでいけば、後はコーティングだけですから完成まではすぐです。

どのパドルもだいたい現時点で650gです。グラッシング前の段階で600gで仕上げるのは、なかなか難しいですね。材料を厳選すれば、可能ですが、5本に1本の割合ですね、できるのは。そして仕上がりは700g程度ですが、これで充分ではないかと思います。いわゆる1本モノの木を削りだして作る「グリンランドパドル」で、キャブラックサイズのモノを作ろうとすると、まず900g以下の重量のパドルを作ることは、恐らくは不可能だと思われます。

何とか軽くしようとして、長さを表示せずに800gほどのグリンランドパドルもあるようですが、それは長さが短く通常漕ぐパドルではなさそうです。キャブラックサイズで同じ重量のグリンランドパドルを作ると、グリコのポッキィー宜しく、すぐに折れてしまうでしょう。また1本モノの木でできたグリンランドパドルの水のキャッチングにも、大きな問題があるようです。このパドルを使った多くの方々が、ブレードで水を上手く掴めず、ツルツル滑る感覚を覚えたと思いますが、それは漕ぎ手の問題ではなく、パドルのブレードに大きな問題があるように思います。

1本モノのグリンランドパドルにありがちな「重い」、「水のキャッチがツルツル滑る」を克服したのが、いや克服しようと思って作ったのではなく、単なる遊び心で作ってみたら、軽くてキャッチの良いキャブラック(ライトウッドパドル)になってしまったのです。製品として販売している訳ではないのに、毎年この時期には、注文が一杯溜まり、嬉しいような悲しいような状況です。

この週末までに4本を完成させたら、来週からは次の6本が待ってくれています。それにまともなブギ用パドルが1本もないのでこれも何とかしなくてはなりません。取り敢えずは目の前の、課題を消化すべく頑張りましょうか!

次回は、グリンランドパドルのついでにグリンランドカヤックのことも書きたいと思います。「備讃瀬戸にグリンランドカヤックやグリンランドパドルは全く不要です!」ってお題目で書きたいと思います。20年以上カヤックに乗って来て思うことは、グリンランドカヤック=スキンカヤックには、これっぽちも乗りたいとは思いません。その理由は非常に危険な乗り物だからです。ではリジットのスキンカヤックをコピーした「カナック」はどうですか?って、訊かれても、あんなに乗りにくいカヤックには全く興味ありません。それがお気に入りの方もおられるようですが、僕には全く不要です。何故そう思うのかを、機会ある毎に説明していきたいと思います。それは製作能力に問題があるからではなく、カヤック性能に大いに問題があるからです。ひょっとしたらヒューマンリレーションにも、大きな問題があるかも知れませんが・・・。

2008年10月1日水曜日

日本海シーカヤックブギ

今年は、ひょっとしてまだ一度も日本海を訪れていないかも知れません。11月には、土日を利用して、ブギウギを楽しみに出かけたいと考えています。11月初めの連休は、瀬戸内海でキャンプ練試会を予定しておりますので、11月15(土)~16(日)に、出撃したいと思います。詳細は近日中にお知らせ致します。

尚、参加予定者の方は、各自ヘルメットをご用意下さい。ヘルメットは必須です。場所はいつもと同じところの予定です。
内容的には、波打ち際での基本技術の錬成です。サーフィンが目的ではありませんので、前もってご了承下さい。荒れた日本海から出艇したり、着岸したり、カヤックが波に襲われた時の対処の方法を、海に教えて頂くために出かけます。

鳥取の倉吉支部支部長&浦富支部支部長、宜しくお願いします。尚、ご都合悪いようでしたら、ご連絡下さい。日程変更します。ですから11/15~16はあくまで予定です。皆さんのご都合が悪ければ変更しますので、お早めにお知らせ下さい。

サーフカヤックはブレイクゾーンでは、役に立ちませんので、ロデオ艇などのリバーカヤックも持って行きます。またシーカヤックでの出艇や着岸の錬成に加え、日本海の大きなうねりの中でのパドリングも楽しみましょう!