2011年4月26日火曜日

ドローストローク

ドローストロークはカヤックの横移動の技術だが、これがなかなか難しい。ロールはできてもこれが確実にできない人は多い。もちろんできないインストラクターだって多いはず。何故かって?理由は分かりませんが、沢山見てみて来ましたからね。でもこれがキチッとできなきゃ~「指導者」とは言えない。ただカヤックが横に移動すれば良いってモンではない。

左手・右手・視線など静止画像で見ても、ちゃんとできているかどうか分かりますが、左手があさっての方を向いていたり視線が明確でなかったりすると実際の動きはやはり鈍い動きになって現れるのではないでしょうかねぇ~。

大体このドローとハイブレイスが上手くできるインストラクターをほとんど見たことがないのですが、逆にこれが確実にできる指導者は中味がしっかりしているのではないかと思うのですね!資格を取って喜んでいるようなイントラがいたら、是非お上手なドローやハイブレイスをご披露して頂いたらとても楽しい演技が見られるのではないかと思いまっしぇ~。って、ナンでこんな事書いているのでしょうか?

いやぁ~、その写真はやめた方がいいんではないかと思いついつい書いてしまったんですね!両手の幅がまず広すぎでしょう!それに上の手の位置が不十分でしょう!それに艇の傾け具合が弱いんじゃないのかな?!それに躍動感が無さ過ぎですぜ、旦那。教える前にもう10年は修行した方がいいんじゃないですかね!まぁ余計なお世話ですが、「シーカヤック文化」の為に、是非死に物狂いの特訓をするべきですね!そうすりゃ~ドローだって、旦那に微笑み返してくれかもね。

2011年4月25日月曜日

都知事の知的レベルはその程度

ワタシが学生の頃は結構尊敬をしていたのですが、都知事になってからの「業績」に対する評価は既に地に落ちていました。今更それを確認する必要もないのですが、図らずも今日またそれを再確認してしまいました。

今日のテレビのニュースで、脱原発についての石原都知事のご意見は「風力や太陽光で今の電力を賄えるハズがない。」といつものようにふてぶてしい顔で言っていました。この後に「だから原発は必要に決まっているじゃ~ないか。」と言わんばかりの口調でした。

これはもの凄く子供じみた発言で、今福島で起きている原発事故の状況を全く把握できていないのではないかとしかワタシには思えませんね。このボンクラ都知事の脳みそは恐らく空っぽじゃないかと思うのですが、「現在の電力需要に応えるには原子力が不可欠で、今の福島の原発事故も仕方がないではないか。」とまるで言っているように聞こえます。

極論すれば現在の電力需要を賄う為には、時に放射能汚染も覚悟しなさいと言っているように聞こえますが、だとすればヒドイ意見だと思いませんか?!

「不足を補えないから危険を冒しても構わない」と考えるのは、余命幾ばくもないからかも知れないが、無責任極まりない考えだと思うのです。

風力発電や太陽光発電で今すぐに電力需要を賄えないかも知れないが、この震災での原発事故を契機に大いに思考方法を転換しなくてはならないのではないでしょうか?!ワタシはエネルギー政策の専門家でも研究かでも全くないが、これらが原発よりもはるかに安全で、どんなに壊れてもまず放射能を出すようなことは皆無なので、これを今から大いに増やしていくべきと考えています。

良くは知りませんが、日本では地熱エネルギーの利用も十分考えられるらしいし、潮流を利用した発電も充分可能と思われます。特に瀬戸内海などは潮流の宝庫ですから、原発なんぞは絶対に要らないと思うのですね!補助金なんぞに目がくらんでは絶対にいけません!

確かドイツでは自然エネルギーの割合が既に17%くらいと聞いています。あの中国だって、最近では自然エネルギーを大いに導入していると聞きます。今すぐにではなくても今からでも日本は自然エネルギーへ大転換をしていかなくてはならないのではないかと、この原発事故の現状を見れば誰しもが思うのではないのでしょうか?!

重要なことは、原発によるエネルギーか自然エネルギーのどちらを選択するべきかとワタシは考えているのではなく、選択肢はもうひとつしかないということが言いたいわけですね!つまり循環可能で枯渇することがない自然エネルギーしかないということを言いたいわけですね!その自然エネルギーである風力や太陽光を利用した発電は既に可能な訳ですから、それを更に発展させ、広げていき、一方原子力はできるだけ早く廃炉しにしていくべきと考えます。

資本主義社会は利潤を追求する社会ですから、効率を重んじますが、効率を重視した結果が、福島原発の事故に繋がっているように思うのです。風力や太陽光発電の効率は資本主義経済の動きの中では魅力がないのかも知れませんが、ここはクリーンであることに重点を置くべきだと思うのですね!

石原都知事のような人物が政治の頂点で政治を動かしているようでは、そんなクリーンなエネルギーの割合は増えそうな気がしませんが、こういう人の意見に決して左右されてはならないと思い書きました。

最後に1日も早く福島原発の事故が収束に向かうことを祈っています。

2011年4月22日金曜日

岡山ではもうないと諦めていたが・・・

すいません、これは全然カヤックの話ではないのですが・・・。ワタシの遊びの世界での話なのですが、3月頃から関係各方面とそして自分自身の有り様に「失望」しかけて、取りあえずしばらくは「過度な自粛」をしようと決意という程度ではなくボンヤリと思っていました。

まぁどこへ行っても、誰かがステージで演奏しているのに、後ろの方でゴソゴソしている奴がいるし、酒を飲みながら雑談をしている奴が必ずいるものです。それだけでなく、ライブの中味が雑炊過ぎて、非常に上手で素敵な方もいるのに、終わった後は何となく虚しく明日への活力が漲って来ないのは、すべてワタシ自身の問題なんだろうかと自問自答の昨今でした。

これからカヤックが始まるので、少し落ち着いたら、アコギだけを対象にしたところをネットで探して、神戸や大阪へ出かけてみようとも何となく思っていました。岡山には間違ってもないだろうとほぼ確信をしていました。それらしいのはあるにはあるようなのだが、全然keyが合わなくて、イマイチ気持ちのエンジンがかからないのは、すべてワタシ自身の問題なんでしょうかねぇ~?!

しかし昨日昼過ぎにふとネットでアコギの世界を検索していたら、ひょっとしたら面白いかも知れないと思えるような「夜の社交場」を見つけてしまいました。でも実態は行って見ないと分かりません。取りあえずYou Tubeでどんな歌を唄っているのか確認してみると、アレレ近いなぁ~と思わされてしまい、たまたま昨日は月1回の飛び入りアコギコンの日で早速見学へ行ってしまいました。朝からパドルを作ろうと思っていたのにねぇ・・・ダメだぞぉ~と自分を叱りながら、夕方からお出かけ致しました。

正直言って、90%以上の確率で、出てくるときは「こんなもんか・・・」と感じるに違いないと言う気持ちで入店したのでしたが、ナント演奏中の見学者の行儀の良いこと、あのステファングロスマンのコンサートを聴きに行った時と同じくらい良い感じで、煙草もナシでした。そして飲食もナシ。雑談ナシ。見苦しいむさ苦しいヤンキーっぽいは皆無でした。

全員で10数人が出ていましたが、オリジナルが多く、なかなか聴かせてくれましたね!何よりラップ調のいかれポンチがいなかったのがまず何よりでしたが、非常に不味いなと思うのは、またまた自分の力量をすっかり忘れてやる気が出て来たことでしょうか?!今年1年は気持ちを静めてボチボチ取り組みをと思っていたのが、またまた焦燥感に取り憑かれるように背中がモゾモゾしてくるのはどうしたモンダミン?

すべての人の演奏も終わり、そろそろ帰ろうとすると会場の2Fの喫茶喫煙室にみんな集まって「一家団欒」で、コーヒーなどを頂き、深夜まで話題は尽きませんでした。人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろ、そしてライブもいろいろで、何回足を運んでも進まないリレーションシップもあれば、僅か数時間で「どこかで頑張っている姿」を触れあうこともできるんですね!

それからハウスを出て車に乗り込み帰ろうとすると数人がお見送りで、ワタシの屋根の上のヤグラを見てこれはナンですかぁ~?って、そこからまたしばらく話が弾んでなかなか帰れません。パドルを見せると、「あっカヌーだ!」って言った瞬間に、目前の二人は身体をくねらせてパドリングの真似を・・・。とても和める一瞬でした。

やること一杯あるのに、また練習に追われるのかぁ~?嬉しいような悲しいような・・・。まぁ追われないようなナニか良い方法を考えながら、GWの準備を進めて行くかぁ~?!

2011年4月19日火曜日

小手先の技術

もう随分昔のことのように記憶していますが、ワタシが一生懸命にロール指導法を研究していた頃の話です。10年くらい昔のことだったと思いますが、今ほどは簡単には指導することはできませんでしたが、習いに来られて頑張って頂いた方々は一応誰でもロールができるようには指導できる水準には達していました。

その頃のカヤックに乗っている多くの方々は、ロールはもの凄く難しい技術でちょっと練習したくらいでは絶対に習得できないから、そんなんなら最初から無理して覚えようとしない方がマシと考える方が多かったように思います。頭の良い海洋ジャーナリストで日本を代表するシーカヤッカー氏などは、ロールを覚えるよりもカヤックが転覆しない為のフォワードストロークをマスターすれば良いと、絵に描いた餅を一生懸命に食べようとしていたのですね!最近では少し言い回しが変わって、覚えないよりは覚えた方が良いなどと人に説いているようだが、木に登れない猿が犬に木の登り方を教えているような感は否めないですね。

まぁそれはともかくも当時は結構シーカヤックマラソンにはまってスピードや距離を漕ぐことに労力を注ぎ、海が荒れたときにどのように対処するべきかという点に興味を持って練習するような人はむしろ少数派で、しかも見向きもされなかったように覚えています。確かにもの凄く距離は漕げるしスピードも速いのだが、ひとたび海が荒れると転覆したり伴走船に助けられたりと自立をしていないことが浮き彫りになったものです。

ワタシはその当時レースそのものを否定していたわけではなく何回か出場をしたことがありますが、時に他の乗り手と競争することはしんどいけれどもそれなりに楽しいということも感じていました。しかし、1人で海へ出ることが多かったので、スピードよりも安全確実なパドリング技術の習得に重点を置いていました。ですからある程度距離を漕げるようになったら、如何に転覆しないか、そして万が一転覆したら100%確実に上がって来れるロール技術の習得に専念していました。

地方の草レースになどに参加をして、終了式が終わっても時刻はまだ昼過ぎなので、一緒に行った仲間と浜の前に広がる綺麗な入り江でカヤックの練習を必ずやっていました。しかし他の参加者のほとんどの皆さんは、サッサとカヤックを片づけて車に乗せて会場からあっという間に消え失せてしまうのが常でした。そんな時、なんかもの凄く寂しいモンを感じてしまいましたね。最近はレースに出たり、そうした会場に顔を出すこともないですから、どんな状況かは良く分かりませんが、恐らく今でもレースが終わったらそんな感じじゃないのかな・・・と想像しますね。違っていることを期待はしますが・・・。

思い出すと不思議なほど「カヤックで練習する」ということがナニか悪いことをしているような周りの空気がありましたね!まず地元のカヤックショップでは特別に大宣伝をして頂きましたが、「あそこへ行ったらしごかれるぞ!」ってね。また遠く離れた関東のスクールでは「あそこはレベルは高いが行かない方が良い」って、非常にユニークで面白い宣伝をして頂いて、それを聞いてわざわざやって来てくれた方もいましたね!一番面白いのは琵琶湖周辺での噂では「あそこは上下関係が厳しく技術の優劣によって番付があり、ロールができなきゃ教えてくれない。」とか皆さん笑えるでしょう!

そんな中で、レースに精を出してみるモノのなかなか好成績も出せず、かと言ってロール習得も覚束ない方から「小手先の技術」を覚えて一体ナンの役に立つんじゃいって陰口を叩かれたモンですが、実はこの「小手先の技術」がなかなか重要で役に立つのですが、習得は非常に難しいのです。

フォワードとドローを組み合わせたような漕ぎ方や荒れた海で有効なローハイなどが代表的な「小手先の技術」だが、未だローハイが確実にできる人は少ないように思います。またパドルブレードでバッタンと水面を叩き大きな音を立てるのがハイブレイスと思っている方も結構おられるかも知れませんが、カヤックを90度傾けて音を立てず静かに水面をキャッチしてゆっくり上がって来るのは、ある意味でハンドロールよりは難しいかも知れませんが、これも重要な「小手先の技術」なのですね!

こうした「小手先の技術」と確実なロール技術を沢山マスターしていると、荒れた海で大きな波が前から来ようが後ろから来ようが怖いどころか楽しすぎる状況にさえ感じられるようになるはずです。しかしダッチオーブンをカヤックに積んで無人島に行き美味しい料理を食べることしか念頭にない諸氏には全く無縁の楽園かも知れません。このGWにはこうした「小手先の技術」についても沢山練習をして頂きたいと思っています。

2011年4月18日月曜日

道具に拘る

ワタシはカヤックを始めた頃は、カヤックもパドルもPFDもウェアーもナニが良くてナニが悪いのかはさっぱり分からなかった。何年もかけて少しずつ分かって来た。そして遂にカヤックもパドルもその限界を自分なりに理解するようになった。その間は少なくとも10年は経過した。それは自慢でも何でもない。ごく普通に求めて来た結果である。

カヤックは自分で作れないので、メーカーにお願いをした。もちろん人の心が読めない多くのメーカーからは無視されたのだが、捨てる神あれば拾う神ありで素晴らしいメーカーが快く引き受けてくださった。自分でも相当に練習をして、更に多くの人に様々な練習をして頂くプロセスで、カヤックの様々な不都合な部分が見つかって来るのだが、それを克服したのは皮肉にもその不都合を抱えたカヤックのメーカーではなく全く別のメーカーだったのだ。

そしてパドルに対しても市販のモノでは満足がいかず、遊び心で色々と試している内に、自分なりの独自のウッドパドルを作ってみた。意外に軽く意外に使い勝手が良く意外に評判も良かった。あくまで遊びのつもりだったのが、今やもう市販のカーボンやグラスのパドルは1本も使用していない。その必要性が全くない。

海でのカヤッキングを練習を通じて楽しんで来て、ナニかを発展させようと思うと、何らかの限界にぶつかってしまい、そこで諦めていたら当然現在の練試櫂スタイルは生まれなかったに違いない。やりにくいカヤックや扱いにくいパドルで練習をするよりも、やりやすいカヤック扱いやすいパドルで練習をした方が短時間でより大きな効果がある。

そう言う意味では「道具に拘る」のは、非常に重要だと思う。

2011年4月15日金曜日

どっちが本当の自然かってぇ~?

今日の夕方たまたまナビのテレビが映し出されてちょっと見ていたら、NHKのあほアナウンサーがこんなことを言っていた。「今綺麗な桜が咲いてとても美しく穏やかな景色が広がっていますが、地震や津波で多くの方が被災しましたが、果たしてどちらが本当の自然なんでしょうか?」

何気なく聞いていたワタシは自分の耳を疑った。今時小学生でもこんなことは言わない。このあほアナはペェペェの新人ではなくもうベテランの域に達しているハズだが、この間抜けぶりは情けない。昨日は晴れていたが今日は雨が降っている。果たしてどちらが本当の自然でしょうか?

穏やかな天気も自然であるし、暴風雨だって自然現象な訳で、どっちが本当の自然ってバッカジャないのぉ~!と誰もが思うでしょう。このオッサンひょっとしたらクイズ番組の「過度の見過ぎ」じゃないのか?それともいつもいつもクイズ番組の構成を考えているのかもね。それにしてもお粗末過ぎる。

こんなあほアナウンサーを使っているNHKに受信料を払っている皆さん、一度真剣に考えた方がいいでっせぇ~!もう全くテレビなど見なくなった独居老人からも、ヤクザのミカジメ料の如く搾り取っているNHKの存在を強く疑うが、それだけなく政治的にも中立をうたってはいるが、極めてそれも疑わしい。

先日の原発事故の番組でも、東大の原子力研究所のお偉い先生が出て来て、盛んに「安全」とか「大丈夫」とか「直ちに影響はない」とか言っていたが、お前らみんなグルになってるんじゃないのかって感じているのはワタシだけかな?

そう言えば小沢一郎の「政治と金」が話題になった時には、何度もそれを報道してかなり意図的なモノを感じた。ところが前原や菅直人の外国人献金問題の場合は「政治と金」の問題として何度も報道していない。もちろん震災の影響もあるでしょうが、自分達の利益に繋がるか繋がらないかで報道しているとしたら、国民を舐めるのもいい加減にしろとワタシは言いたい。言っておくがワタシは民主党支持でもましてや自民党支持でもない。

今日は久々に怒り狂っていますが、普段はおとなしい好中年なんです。果たしてどちらが本当のワタシなんでしょうかね?!まぁそれよりも明日から海へ出て気合いをいれなきゃね!

2011年4月14日木曜日

過度の自粛って?

最近新聞や雑誌などで震災や原発事故に絡んで「過度の自粛」などという聞き慣れない言葉を見かける。こんな表現など今まで見たことも聞いたこともない。ナニか違和感を覚えるのはワタシだけだろうか?

例えば、「過度の肉体労働」で腰をやられたとか、「過度の摂取」で副作用が出たとか、「過度のPC操作」で視力が落ちたとか、そういう使い方は一般的で別に理解に苦しむことはない。つまりここで使われている「過度」は、その行為を行っている主体が何らかの損失を被っている訳だが、しかし「過度の自粛」と言う場合はの「過度」の意味は全然違うようだ。

例えば、ミュージシャンがコンサートや何かの音楽祭の出演を取りやめるような自粛を「過度」にやれば、もちろん本人も収入が減るのは間違いないが、そのコンサートや音楽祭を当てにして儲けを企んでいた連中が利益を捻出できなくなる訳だが、そういう連中がもし「過度の自粛」をしないようにと言うとすれば、それはそれに拠って自分達の収入が減るあるいはなくなるから言っているのであって、出演者であるミュージシャンの懐を心配して言っている訳ではない。

過度の読書、過度の労働、過度の飲酒、過度の喫煙、などすべてその主体である人を心配してできた表現だが、「過度の自粛」という時だけ、心配の対象が違っている。つまり言っている自分の収入を心配しているだけのことで、ワタシはそもそも「過度用法」の間違いじゃないかと思うのであります。

もうちょっと視野を広げて、「過度の自粛」は経済活動を冷やしてしまう可能性もある・・・とそんなご意見を仰る方もいるようですが、「過度の自粛」で冷え込むような経済活動など、そもそも人々にとって必要のない経済活動をしているのではないかとワタシは言いたい。

経済活動を冷やしているのは「過度の自粛」などではなくて、「過度の税金」ではないのかね?!良く皆さんは我慢しておられますね!所得税に消費税に保険税に自動車税にガソリン税に固定資産税に市民税に、もらえるかどうかも分からない年金保険料。

前にも言いましたが、遊びや趣味を仕事にしていると、景気が悪化したり社会全体が暗いムードになった時は、一番先にやられてしまうので、最初から覚悟はしておかなくてはならない。今回のような未曾有の震災に見舞われオマケに原発事故まで絡んで来ると、当然大きな影響が出て来るのは当たり前。もちろん収入は激減でしょう。しかしそれを「過度の自粛」などという表現を使って自粛する人を責めるような奴の所へは、自粛ムードがなくてもいずれ誰も来なくなるに違いない。

どうも長い間ブログ更新の「過度の自粛」をしておりました。更新再開です。そしてそろそろカヤックモードへ移行したいと思います。

2011年4月1日金曜日

メルトダウン

原発とは関係ない話ですが、そしてカヤックとも関係のないことですが、1ヶ月ほど前からワタシの個人的な趣味の空間の一部が液状化現象を起こし始めていた。掴めそうで掴めない。理解できそうでいて全然理解できない。親しみが持てそうで、徐々に気持ちが遠のいていくのを感じていた。

しかし意識的に自分がそうしていた部分は全くなく、外側からそろそろ幕を下ろした方がいいのでは・・・といった感じの現象が一部見られていた。昔からそういう現象には非常に敏感であるワタシの脳裏には、それ以後ずっと何かを観察していたが、その何かが何であるかはさっぱり理解はしていなかった。

ところが思いもよらぬステージで、液状化した空間が音を立ててメルトダウンをしてしまったのである。まぁこれはワタシの心の中での問題だから放射性物質は全く出していないから、周辺の方々には一切迷惑をかける訳ではないですが、これもある意味で必然的結果だったのだろうと思う。その結果が出てしまった時には、ワタシは何が起こったのかさっぱり理解できず、ただポカンとしているだけだったが、自分の部屋に戻ってからあのときのことを思い出した。

つまり「シーカヤッカー」という言葉の実際の意味を理解した時とほぼ同じような感じでしたね!といってもほとんどの方が「シーカヤッカー」の本当の意味をご存じないとは思うのですが・・・。当時カヤック関係の色々なイヴェントに出ても、なかなかその中に入って行けないような受け入れて頂けないような空気を必ず感じていて、その理由が全く理解できなかった。現状に満足がいかず悪戦苦闘しているワタシが、現状にできるだけ満足しようとしている人達の中に入れば、そこには自ずと目に見えない溝ができますよね。多分。そんなのをこの度もずっと感じていたのですが、きっとワタシのやりきれない悪戦苦闘ぶりがとても嫌な空気を彼らにして見れば醸し出していたのかも知れないので、そういう意味では「またしても”シーカヤッカー”がいたのか」と思うと、やれやれそんなモンだったのかと、つくづく江戸時代を感じさせられた。

なかなか意味不明な文章が久々登場だが、4月を前にちょうど良いピリオドを打つことができ、そしてタイミング良く新しい確かな目標の設定ができた。偶々だが、これも悪戦苦闘のお陰ということもできる。がまだ目標のポイントを整理できているわけではなく、現時点で8個~10個程度。別の言い方をすれば多すぎるほどかも知れないが、30個程度集めて、整理してCDとDVDに収めて、ちゃんと学習をしていきたいモンだ。そうそうカッパ天国さんにはもうしばらくお待ち頂いて、この収録DVDをお渡ししたいと思う。もちろんその他のスペシャリストを目指している方にもね!