2012年3月28日水曜日

増税論議

審議打ち切りを了承と書く痛い朝日の大本営ぶり

2012年03月28日 07:16
植草一秀
非民主党が非民主的に消費増税論議を打ち切った。

野田佳彦体制が素性を表した。

野田佳彦氏は必ず、この夏までに退陣に追い込まれることになるだろう。本ブログ・メルマガ予言の的中率は極めて高い。

民主主義政党である条件は、民主的プロセスを踏んで意思決定をすることである。

議論に何時間をかけたのかはまったく関係ない。

議論が出尽くして、なお、決着を付けられないときに、多数決で決定するのが民主主義。

多数決によらずに決定するのが非民主主義である。

TPPも消費税も、いずれも非民主的決定を行った。

今後、党名を民主党とするのは詐称になる。

非民主党が正式名称になる。

朝日新聞が誤報を流している。

「民主、消費増税修正案を承認」

の見出しを付けている。

完全な誤報だ。

素案も大綱も事前審査も、すべて同じ。

多数決採決を行っていない。

なぜ行わないか。

反対多数だからである。

反対多数のことがらを決定するのは民主主義でない。

独裁制である。

閣議決定では国民新党が連立を離脱する。

野田佳彦氏は自民党の賛成で衆議院可決を実現できると考えているが、考えが甘い。衆議院で可決できない。

なぜなら、非民主党のなかの民主党議員は全員反対に回るからだ。

非民主党内の非民主党議員だけが賛成に回る。

自民党も一枚岩でない。

解散総選挙が確約されないのに、消費増税賛成に回る議員は少数だ。

消費増税が可決される唯一の可能性は、「話し合い解散」だけだ。

これなら自民が乗る。

しかし、総選挙後、消費増税反対勢力が衆議院過半数を握る。したがって、消費増税法は凍結される。

増税は白紙に戻される。

解散総選挙になる場合、民主党は二つに割れる。消費増税反対派は、民主党正統、社会民主党、国民新党、新党きづな、新党日本、新党大地、日本共産党、みんなの党、大阪維新の会、自民党上げ潮派による連合軍

消費増税賛成派は、非民主党、旧自民党、公明党

になる。しかし、公明党は流動的。

この対立で考えると、消費増税は白紙に戻される。

民主党は多数の民主党正統とごく少数の非民主党に分裂する。

民主党議員で消費増税に賛成する議員は次の選挙で全員落選する。したがって、多数の民主党議員は民主党正統に雪崩を打つ。

非民主党で消費増税に賛成するのは、次の選挙落選覚悟の現非民主党執行部に限定される。

場合によっては、消費増税法案が否決されて、解散総選挙または、野田内閣総辞職になる可能性もある。

野田首相の辞任が秒読み体制に入った。

野田氏が延命する可能性はゼロであると思われる。

民主主義の世の中で、民主主義を否定したら終わりだ。

そんなこともわからない人物は早く首相を辞任してもらいたい。これが、国民の切実な声だ。

藤井裕久氏は完全に老害の領域に入ってしまった。晩節を汚すとはまさにこのことを言う。

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2012年3月27日火曜日

第一人者と言う言葉の響き

今日インターネットである調べものをしていました。そのときに偶々シーカヤックを漕いでいる写真が数枚出てきました。その中の1枚には、なにやらなが~いパドルにやたら長くて大きなシーカヤック乗っているオッサンが写っていました。コイツだれやろう?と下を見ると「シーカヤックの第一人者」って書かれていました。ドヒャ~またコイツか勘弁してくれと思わず口からそんな言葉が漏れてしまいました。

コイツがもし本当に第一人者ならば、「第一人者」の意味は、元の意味とは大きく異なるに違いない。はてさてどんな一人者なんやろか?1)練習などまっぴら御免の第一人者 2)ロールはしたくない第一人者 3)飲酒パドリングは大いに楽しむべきと考える第一人者 3)大型船舶などが出入りする港湾からシーカヤックを出し入れする第一人者 3)強風波浪に立ち向かい腱鞘炎になる第一人者 4)意味不明のシーカヤック文化論の第一人者 5)シーカヤックや道具やその使い方・遊び方を殆ど知らない第一人者 6)シーカヤックの普及と言いながら瀬戸内海では最も嫌われている第一人者 7)転覆してもセルフレスキューさえできない第一人者 8)etc

まだ他にも一杯色んな事が連想されますが、脳味噌が筋肉でできているとこういう破廉恥なことができるのだろうか?どこでどんな風に第一人者になろうとも勝手だが、瀬戸内海にだけは来て頂きたくないもんです。瀬戸内海を漕ぐのに、馬鹿でかいカヤックやなが~いパドルは全く不要だが、強風で転覆をしたらいけないからそんな時代遅れなのを使っているのだろうかね?!おまけにスターンに旗を立ててこれまた意味不明なんだね!意味不明と言うかナニからナニまでヒッチャカメッチャカなカヤッキングをやってそんでもってそれを雑誌か何かで発表するところがまた恐ろしい。

こんな時期に瀬戸内海に来る暇があるなら、東北に行って震災で困っている人達の為にボランティアでもやったらどうなんだ!そう言えばシーカヤックで救助活動やるとかやらないとか言ってだが、邪魔だから帰れって言われたんじゃないだろうか?こんな大変な時期に瀬戸内海にやって来て強風と格闘するなんで普通の常識では考えられないね!

確かに騒音や排ガスは出してはいないけれども、だからって全てが許されるわけではありません。ジェットスキーの多くの連中は自分達が非常に嫌われていることを知っていながら騒音と排ガスをわざわざ人前に来て吐き散らしているが、本質はこいつらと全く同じじゃないのかな・・・?!悲しいね。

2012年3月23日金曜日

些細なこととは言え・・・

先日あるコンビニに入って肉まんを注文しました。その肉まんは110円と表示されていました。そしてその他にはピザまん・アンまんがそれぞれ110円で表示されていました。がそれらは売り切れでした。

その店の店員からは「すいません、そこにあるのは肉まんではなくて豚まんです」と言う返事が戻って来ました。どう見ても肉まんが110円の列に置いてあるようにしか見えなかったのですが、その置いてあるブツは肉まんではなく豚まんだそうで、まぁそんな事はどっちでもいいやと思い、「じゃそれ下さい。芥子も付けてね!」って言ってレジでお金を払おうとすると「150円です!」って、・・・・・。

オイオイそんな表示はどこにもないじゃないか?!たかが40円ではありますが、なにか意図的な騙まし討ちにあったような気がして無性に腹が立ってきました。お金を払う段階でまさかこれくらいの差では断れまい・・・そんなことを意図しての150円の豚まんだと思うのですが、本来なら表示してなくても即座に「豚まんは150円です」と言うべきではないか?!とワタシは思うのですが、それともそんな些細な金額に目くじらを立てるなということなのでしょうか?!

しかしこういうことをやっているとそのお店の信用はなくなり、詐欺的行為で得た40円の売り上げの何千倍もの損失を被ることは間違いないでしょうね!

考えてみるとこうしたことに似たような手口がホームセンターなどでは良く見かけます。例えば安売りのトイレットペーパーの中に、よく似た別の高価なトイレットペーパーを混ぜておく手口。また安いクロムメッキの釘の陳列の傍に高価なステンレス製の釘を置きそれには値段表を付けないでおく手口。またどんな商品でも構わないが、陳列棚にある高価な商品を置き、その上に似たような安い商品を置いてその値段表を長細くしてその下の高価な商品があたかも安売り商品のように見せかけるのです。

たいていの人が余程気をつけないと間違えるように陳列して値段表示する訳だから、悪質でよね!

たかが40円されど40円、そのコンビニ潰れるのは間近ではないか?!

イメージの話



例えばのお話ですが、これがワタシのギターの練習場所とします。広さ的には3畳ほどでしょうか。防音設備がついているので音は外へ漏れません。PAにドラムにその他諸々一応必要なものは最低限揃っています。最近気がついたのですが、ステージに上がるとど緊張する理由が2つあることが分かりました。
ひとつは高所恐怖症であること。僅か30cmほどの高さですが、これによって緊張度が随分高まるようなのです。高さの2乗に100cmを足した高さから海へ飛び込むほどの恐怖心・・・本当か?!

二つ目は顔の前にマイクがセットされ、ギターマイクがお傍で鎮座された状況で、自分の声とギターの音がスピーカーを通じて自分の耳に戻ってくるときに、全身から力が抜け落ちていくのですね!元々上手くないのが更に駄目になるのを確認をする為に行っているようなもんで、それを何とか克服したいと思っていたのでアリンス。
自分の家でも充分練習できるスペースはあるが、PA設備がなく、ライブハウスの臨場感が全くないのでいくら練習をしてもステージに上がると緊張感にやられてしまうので、では同じような環境で練習をしてみたら少しは緩和されるのではないかと思い、こういう設備を揃えた環境で2日間練習をしてみました。

自宅でやっているときは3時間から5時間くらいは休憩を入れながらだと可能ですが、このミニスタジオに入るともう2時間が限界で体力的にも指先的にもそれ以上は全く不可能な状態になります。意識して練習密度を高めている訳ではありませんが、結果的に高くなっているんだと思います。2時間でヘロヘロです。
毎月第3水曜日に倉敷音楽舘でVAN VAN LIVEがありますが、先日の水曜日も参加して来ました。いつも直前で思うのはナンデもう少し練習しなかったのかと緊張感が高まるのと同時にそういう後悔が始まるのですが、ステージ恐怖症に襲われながらも出たいと思う気持ちがあるのはなんとも不可思議な人間の感情なんですね!
出場者&見学者で20名を超えて場内は所狭しと熱気がムンムンしていましたが、今回は少し緊張した程度でした。上手く歌えたかどうかは別にしてPA設備のBOXでの効果が相当ありました。今回初めて練習をしているときと殆ど同じ感覚で弾けましたので、自分としてはまずまずかなぁ~と・・・。シーカヤックで言うなら激潮部を恐怖心を抱くことなくパドリングできた・・・そんな感じでしょうかね?!これでやっと階段をひとつ上がる事ができたような・・・これからも練習あるのみかな。

2012年3月20日火曜日

偉大なるシーカヤッカー氏の功績や如何に?

何とか塾の話の続きですが、ここで偉大なる日本を代表するらしいシーカヤッカー氏の「功績」についてお話をしておきましょう!何しろ大学の先生にまでなった方ですから、サゾカシ素晴らしい実績があるものと想像できますね!そしてもうシーカヤックの文化については相当の権威をお持ちだと推察する次第でございます。

まずはこの方のシーカヤックに対する洞察の素晴らしさからお話しないといけません。普通はシーカヤックの性能などの評価をするときは、自分で乗って確かめてからやるものだが、誰かが乗って書いた印象をそのまま書き写したりしてその責任の所在は全く不明で、いい加減そのものと言っても言い過ぎではありません。多分自分で乗ってもナニがどうなのかはさっぱり分からないのでしょうね。

これはワタシがカヤックを始めた頃のお話で、ワタシが乗っていたカヤックの評価が書かれていて、随分間違ったことを書いているなと思っていたら、評価の内容は自分で乗ってみたものではないと言う事が後で分かったのでした。

そして最近では、海が荒れる頃に瀬戸内海にやってきては奇妙なツアーを始めたのであります。わざわざ季節風が吹き始める頃にやって来ては、その強風に立ち向かってロングコースを漕ぎ、腱鞘炎になることを実証してみたり意味不明というしか評価のしようがないのです。しかし、瀬戸内海で季節風が吹けば、それは西や北西から強い風が吹いて来る事は誰でも知っていることで、またシーカヤックが風に向かって漕ぐ乗り物ではないことは、経験者でなくても多くの人が知っていることです。それとも季節風に向かって漕ぐことが「冒険」だと思ってやっているのでしょうかね?!

その他にも氏の功績は沢山あります。瀬戸内海での「飲酒パドリングの普及」「宇野港などの大型船舶の出入りする港湾を利用したシーカヤッキングの普及」「スターンに旗竿を付ける」など素晴らしい実績ではないですかね!

まぁどれをとっても危ないことばかりで、「冒険塾」での講義には最適の教材と言えるかも知れません。是非この大先生にやって頂きたい事は、お酒を飲んでベロンベロンになってどれだけ漕げるか瀬戸大橋の下の激流でやって頂きたいもんです。

2012年3月16日金曜日

インチキ試乗会

いつ頃だったでしょうか、もう随分前の話ですが、四国でカヤックマラソン&試乗会がありました。仲間が参加するというので付き添いのような形でワタシもそこへ赴きました。試乗会の方は大して期待もしていなかったのですが、結構面白い船もありました。傑作なのが1艇ありました。九州の南部で製作されたどこかのメーカーの真似をしたカヤックは左右のバランスが悪く、普通に漕いでも円を描いてくれました。

また恐ろしくスピードは出ないのだが、物凄くハンドRがやり易いポリ艇もありました。のでワタシとしては、このときの試乗会はそこそこ楽しめたのでありました。しかしひとつだけ大きく気になる事件がありました。それは有名な某アウトドアショップの試乗会での出来事でした。外国から輸入をした艇がいくつかありましたが、ボトムがまん丸のファンカヤックの一種と思われるのが1艇ありました。

面白そうなのでワタシがそれに乗ってみると恐ろしく不安定でともするとワタシでさえ転覆しそうになるほどのカヤックでした。この船を担当している人に訊くとファミリー向けのカヤックらしいのですが、どう考えてもカヤック未経験者では転覆の可能性は非常に高いと考え、ワタシはその担当者にその船の初期安定の程度を説明をして、経験のない方や浅い方はひっくり返りますよってお話をしたのですが、その担当者は「なに言ってんの?」てな感じでまともに聞いている風はありませんでした。

それからまたワタシ達は別のカヤックに乗って試乗を楽しんでいました。まん丸のファンカヤックを降りてから10分もしない内に、カヤックの経験のない一般の方がグラグラしながらその「お丸」に乗っているではないか!!危ないぞ!って思うや否やドブンザブンでした。沖合い10m程度とは言え足は届かない5月の海です。こうなることは最初から分かっていたことですが、可哀相なのは初めて乗ったその方でした。すぐにレスキューに行き事なきを得ましたが、例の担当者は助けもしなければ謝りもしないオオボケ野郎でした。

ここのショップの全ての社員がみんながみんなこんなオオボケ揃いとは思わないが、これは一社員の責任というより会社の責任でしょう!恐らくこのボケ社員は何も知らず見ても分からず乗っても判断できないのでしょうが、そもそも会社の責任者が艇の性格を全く把握せず、見た目で判断したのか輸入段階でそういうファミリー向けという範疇で受け取り、何も確認作業をしないまま試乗に出してしまったのでしょう。これをインチキと言わずしてなんと言えば良いのでしょうか?

えっ、もしかしてこれも「冒険塾」の一環だとでも言いたいのでしょうか?つまりこの時の試乗会は「冒険試乗会」だったのでしょうかねぇ~?この冒険試乗会でずぶ濡れになった男性は、その後ワタシのところにお礼に来たついでに「死んでもあそこのカヤックや用品は買わない」と相当に怒って話してました。

先日ラジオでここの社長がなにやら偉そうな話をしていて、若いときにヨーロッパアルプスの難易度の高い岸壁を登ったことを自慢していましたが、その内容と店に陳列してある商品とこの冒険試乗会のことを総合して考えると、確かに商売人ではあるが、殆ど活動のソフトを持っておられないんじゃないかと感じてしまいました。そう言えば昔ロール教則ビデオを探していた頃に、このお偉い社長さんがお手本のロールってやつをされていたのですが、「これがCtoCです。これがスィープです。」って区別して説明をしているのですが、どっちも違っていて、CtoCとスィープの混ざり合った中途半端な形のロールになっていて、違うじゃん・・・嘘つけ、この野郎って・・・、ムニャ~むにゃ~でしたね。

こんなことは全く思い出さなくても良いものを、立派な「冒険塾」の掲示板を見て咄嗟に脳裏によぎったのであります。こんな下らぬことを書いてあいすみません。

2012年3月15日木曜日

やっとグーグルに

HPの新しいアドレスに移転をしてから1年数ヶ月が経過するが、このところやっとグーグル検索での反映が好転してきた感がある。これからはもっと中身をもっと精査して反映してくれるらしいが、そういう意味では内容に拘ってそれぞれのファイルを作っていかなくてはいけない。と思う。

今年から指導者対象の講習会を常時開設してやろうと思っているが、誰かが来てくれるのかは定かではない。ただ自分がやってみたいと思うだけなのだが、それはいつものことで商売を考えてのことではない。カヤックが日本に導入されるようになってから今日まで、指導体系が真剣に研究をされてきた経緯は他所では殆ど見られない。

形だけの研修会や検定会はあるにはあるようだが、主催している人達の技量に余程の問題があるのは、巷のスクールの中味を精査するまでもない。アイも変わらず沈脱再乗艇やら陸上でカヤックに乗ってロールやったりととても笑えない状況が続いているようだ。本当に海やカヤックを理解しようと努力を重ねようとしているのかは甚だ疑問である。

カヤックを変えパドルを変え道具を作り新しいカヤッキングスタイルを創造なんてやっていると金儲けにはならないし第一他から嫌われてしまうからね!話は若干逸れるが、先日ある業者から沢山のパンフが送られて来たが、例年ならば僅か数冊でしかないのが、ワタシのような弱小業者のところへ一杯送りつけて来た点を考えると、相当売り上げで苦戦を強いられているのかも知れない。

チャンと教えるスクールが殆どない。ウェアーや付属品やカヤックにも魅力的なものが非常に少ない。これで景気でも良ければ多少カヤック人口も増えるのだろうが、最近の株価の上昇は景気の中味ではなくヘッジファンドの仕業に過ぎない。オッと違う方向へ来てしまった。話を戻そう。

リバーカヤックは基本となるダウンリバーが衰退して、垂直方向への動きに楽しみのポイントが移動してしまったのが大きな原因かも知れない。その動き自体が悪いことは全くないが、誰かが勘違いをしてそれが原点だと思ってしまったところが大きな衰退の原因かも知れない。とワタシは思っている。その矛盾が見事にパンフレットに現れているから、面白いし悲しい。

そしてシーカヤックは無知蒙昧な指導者に恵まれて過ぎていて、これほど陳腐な世界は他に見当たらない。どんなに陳腐かは皆さん御存知の通りです。どこのHPやブログを見てもカヤックとは関係のない記事や写真の多いことには呆れるばかりだ。ワタシがこれまで色々なことを感じた中で一番酷いなと思うのは、ハード面でいつもお世話になってる方に助けてもらいながら、その方を批判する団体に所属してのうのうと暮らしている奴が同じ業者としていることに、日本と言う所には価値判断基準というものがないのだろうか?と思ってしまう。

まぁ色々な怒りや疑問はさておき今年(今年だけ?)は、まじめに水とのコンタクトを高めたい指導者像を追いかけてみたいと思う。言っておきますが、スターンに旗を立ててツアーをやっているような方には用はありませんので、前もって御了承を・・・。

冒険の意味・・・?

冒険にも色々な意味があると思いますが、そう殆ど冒険らしきことをやったことがない方々が教える冒険とは一体どういう内容なんだろうか?とついつい勝手に想像をしてしまいます。いけないですね!それは良くないことですね!駄目ですね!って自戒をしても勝手に頭の中で想像をしてしまうのは、そういう連想をさせてくれる実態があるからではないのでしょうかね?!

どう考えても、この冒険塾の講師の中のお二人のパドリングは初心者以下としか思えないお粗末なパドリングスタイルで、あれでは小豆島さえ一周できないでしょう。まぁパドリングが全てじゃないってことかも知れませんが、強風や激潮部ではまずカヤックの操作は無理じゃないですかね!そう言えば、強風といえば、強風の西風に逆らって漕いで行く事が冒険と考えている「第一人者」の方もおられましたが、心強いことでしょう!もし「冒険」が「危険を冒す」と言う意味ならば、この人達は本当に素晴らしい冒険家なんでしょうね!

例えば、あの有名な作家のあの人は、滑り出しこそ良かったもののいつしか飲酒パドリングの元祖としての本領を発揮なさっていたようだから、ビールを飲みながらのパドリングの危険性を教えてくれるのか、それとも飲みながら沈脱して安楽死の方法を説いてくれるのかも知れない。思うに、一度有名な作家になると何をしても構わないのだろうか?利権官僚を舌鋒鋭く批判をしていた氏の功績もこれによってビールの気泡に帰してしまうのだろうか?!悲しいかなこの人に冒険を語る資格はとっくの昔になくなっているのでは・・・。

それから世界各地を回りテレビにも頻繁に出ていた映りの良いハンサム男は、実はワタシは良くは知らない。昔たまたまテレビを見ていたらタンデムシーカヤックの前部に乗ってベーリング海峡を横断するという映像を見る機会がありました。後部に乗ってパドリングをしている人は、あまり有名ではないが、ワタシの昔の知人の知人でパドリングは非常にしっかりしている。経験も豊富で疑う余地はない。しかし前部のその方は、とてもじゃないがこれまた初心者以下でタンデム前部だろうが、おんぶに抱っこだろうがベーリング海峡の横断は無理。もちろん後ろの方がいくら達者なパドラーであっても無理な話。

その映像は思った通り、出航直後と到着直前のところしかなく、海峡横断の最もそれらしきところの映像は皆無でした。ここのところは伴奏船に曳いてもらったか、それとも乗せてもらって横断したに違いない。テレビ局としたらそんなことはきっとどうでも良いのでしょう。また一般の視聴者がその人のパドリングを見て見抜けるはずもないし、カヤックにそれほど興味があるはずもないからね。だからって、「やらせ」をやっちゃ~いかんとでしょう。冒険の行為の中で最も崇高で意義ある領域を誤魔化すなんて、許せない行為だとワタシは思うのです。

しかし、更に深く考えてみると、この人の冒険とは、「自分が全くやらなかったことをさもやったかのように見せかける」冒険をやってのけたのかも知れません。そういう意味では非常に恥ずかしい冒険だったのでは・・・。これをお金を取って講義するというのもまた凄い冒険なんですね!ホント。

続く

2012年3月14日水曜日

レモンコーヒーはいかが?!

本日は所用で街へ出ました。歩いて1時間ほどです。最近歩いてもやっと疲れなくなりましたが、用事を済ませたあと、いつも行っている喫茶店へ行きましたが、お休みでした。先週火曜日に行ったときにお休みだったから今日は大丈夫と思って行ったら、ナント火曜水曜とお休みしますと貼紙がありました。いつ行ってもお客の少ない店で大丈夫かなと心配してますが、これじゃ益々お客は遠のきますね!

仕方がないので、ネットカフェでも行って雑誌でも読もうと思い、そこから近くのインターネットカフェへ入りました。中に入ると換気が悪くム~とする空気に気後れしながら受付でお金を払おうとしたら、頭の相当悪そうなネェちゃんが「これに記入してください」と仰りました。それは何ですかと尋ねると、カードを作りますと言う。何のカードですか?と尋ねると、割引カードですと答える。じゃ~それを持っていると割引になるのですか?って尋ねると、割引にはなりませんと答える。

この辺りからもうアタシャ殆ど切れそうになる。そこをジッと我慢して、それでは何の割引なんですか?と尋ねると、何回も利用すると割引になると言う。なるほど少し分かって来た。でもこんな空気の悪いところに何度も足を運ぶ気がしないので、そんなカードいりませんとワタシは答える。割引はいいですからお金を払いますとワタシが言うと、そのネェちゃんは、また最初に出した申込書のようなモノにこれに記入してくださいと言う。

ワタシの事務所の近くにあるネットカフェもイチイチ名前を記入しないと最初は入れてくれないので、そういう段取りはある程度はわかってはいたが、そのネェちゃんのあまりにも説明不足というか、要領を得ない態度に、反吐が出そうになり引き返し、今度はドトール珈琲へ。

さすがにここは記入をしなくても入店が可能なのですね!少し小腹が空いたので、バームクーヘンとアイスコーヒーを頼み、ミルクとガムシロは自分で取って所定の席へつきました。喉もカラカラ状態で、席へつくなりミルクを入れるとナニやら透明な液体がコーヒーの中へ落ちて行ったのです。この時初めて気がつきました。それはミルクじゃなくてレモン果汁だったのですね!

仕方がないので、今度はちゃんとミルクを持ってきてガムシロと一緒にコーヒーの中に入れてかき混ぜて飲んでみると、ナントなんとレモンの味が圧倒的に強いのです。しかしいつぞやキャンプ地で飲んだあの酸化した苦いコーヒーと比べるまでもなく飲めないことはなく、書き物をしながら1時間ほどの滞在で綺麗さっぱり飲み干してしまいました。

味としてレモン80%コーヒー20%くらいの感じだったでしょうかね。

因みにドトールコーヒーの店の中は満員一歩手前でしたが、例のアホネェちゃんのネットカフェは広い店内、殆どお客はいませんでした。カードがどうとか割引がどうとか、そんなことよりもリーズナブルな金額を設定して、時間あたりいくらいくらで料金を取れば気楽に入れるのにね!馬鹿だね、ほんと。

それにしても今日は天気もよく歩いていると汗だくになるような暖かい1日でした。もう紛れもなく春がやって来たんですね!

2012年3月13日火曜日

アウトドア用品のないアウトドアショップに・・・

先日ある方と市内のあるアウトドア店へ行きました。ある方は、、多分置いてないとは思うけれど・・・、と行く前から既に諦めたような口ぶりで言ってましたが、一応ワタシもついて行くことにしました。もう何年も使っているスキーウェアーを更新する為に、探しに行ったのですが、案の定ありませんでした。

スキーウェアーと言ってもスキーにしか使えない代物ではなくて冬のアウトドア活動一般に使えるようなモノを探しに行ったのでしたが、ピンと来る品物がありませんでした。あるのは薄いペラペラのウィンドブレーカーのようなものか、レインコートか、街中で着るようなダウンジャケットくらいしかありませんでした。

お店の綺麗さとか作りは「凄いな」と思わせられたのですが、悲しいかな靴もズボンもジャケットもテントもワタシの合格基準からかなり下の方に位置していて、それを再確認するかのように、ノルディックウォークのお人形さんがストックを持って悲しそうに立っていました。元気の良い人がナニが悲しくて街中を2本のストックを持って歩かねばならないのでしょうか?山を歩くときでも身体に故障がなければ、こんなモノは邪魔になるだけ。もしその人がラインホルトメスナーのように単独でチョモランマを目指すならば、ノルディックウォークも役に立つかも知れませんが、その辺を歩くのには全く必要ないでしょう。

そんな思考が一瞬のうちに駆け巡ってそろそろこういう空間から逃げ出したいと思っていたら、ある方が店の壁に貼ってあるポスターを指差したのでした。そのポスターの一番上を見ると、なんと「冒険塾」って言葉が書かれてありました。どこかで聞いた言葉だなと・・・そうか最近流行の維新塾の真似でもしたんかいなぁ・・・~?

で誰が講師なんかなぁ~?って、6~7人の写真と名前が書かれてあって、どっひゃ~オォ~って感動しました。違う意味で感動しました。あんまりこういうことは書かない方がいいんでしょうし、書きたくもないのですが、参加講習費があまりにも馬鹿高いので、全く事情を知らない方々の為にちょっと書いておこうかな・・・と思った次第です。

この先生方のインチキ臭さは群を抜いているとワタシは思うのですが、そしてそれも既に多くの真摯なアウトドアマン達は御存知と思いますが、敢えて少しだけ書いておこうと思います。

1)ここで言う冒険の意味について

2)インチキ試乗会について

3)区別のできないロールについて

4)偉大なる日本を代表するシーカヤッカーの中味について

5)飲酒パドリングの起源について

6)誰でもできるベーリング海峡の横断の方法について

7)いつ申し込んでも開催しないロール教室について

8)そのパドリングでは一人で瀬戸内海も横断できない

9)良くは知らない方も同類じゃないですかね!

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続く