2012年12月12日水曜日

方向性の違い・・・?

今日はふと突然に「言葉の使い方」について書きたいと思ったのです。まぁどうでもよいことのようでもありますが・・・。

「方向性の違い」ということについて・・・

例えば・・・・ですね、仲の良い2人のカヤック仲間がいたとしましょう。青年Aと青年B。
二人ともどちらも練習熱心ですが、A君はどちらかというとツーリング派で、B君は遠くに出かけるよりも近場で練習をするのが大好きなタイプ。

最初はいつも一緒に漕いでいたのだが、いつしか二人はお互いの「方向性の違い」に気づいてきました。A君はいつも遠くまで漕いで行きたいし、B君は近くの島でお茶でも飲みながらパドリングテクニックを習得したい。

ある日二人は話し合って別々に行動する日と一緒に行動する日を決めてカヤッキングを楽しむことにしたのです。二人のカヤッキングの「方向性に違い」はあるが、あるときは二人で一緒にロングツアーもやり、そして別の日には島でキャンプをしながら、一緒に練習を楽しむということもあるが、基本的に二人の方向性は違っていて、それをお互いがしっかり理解していれば、仲たがいをすることもないわけですね。

しかしですよ、しかし、別の青年Cと青年Dの場合は、これは方向性の違いというものでは決してありません。まぁ説明するまでもないことですが、C君は普通のカヤッカーで普通にカヤッキングを楽しんでいる人ですが、D君は危険な港湾からカヤックを出し入れしたり、敢えて強風波浪に立ち向かって行ったり、ビールを飲みながらツアーをするタイプの人間で、そのことが問題になり二人の間にひびが入ってしまいました。C君はD君に改めるようにアドバイスしたのですが、D君は聞く耳を持たなかったのです。こういうのは決して方向性の違いとは言わないはずですね!

またカヤック倶楽部などを運営していると、ちょっとだけカヤックが漕げる様になるとリーダーの指示に従わず無謀な行動をするようなタイプの方もいるようです。リーダーからの指示を殆ど無視して、全く段階も踏まずいきなり危険な海峡横断を試みるようなまねをして倶楽部会員を剥奪されたような方は、これは「方向性の違い」によるものでは決してないことを今からでもしっかりと認識するべきです。やってはいけないことをやって倶楽部会員の資格を失ったのであって、「方向性の違い」などでは決してないのです。

多分これでもまだ解らない人もいるかも知れませんので、もうひとつ例を挙げておきますが、海にも川にも行きますと謳っているカヤック倶楽部入ったが川にばかり行って海には殆ど行かないので、別の海の倶楽部に入ったといったようなときは当然「方向性の違い」ってことで良いと思うのですが、根本的な問題としては、やはり反省する能力の欠如ということかも知れません。

まぁそんなことはどうでもよかトンシャンなのですが、問題はワタシ自身の方向性でしょうねぇ!特別悩んでいるわけではあ~りませんが、やりたいことが多すぎて、おまけに体力がなさ過ぎて方向性がグラついているのでありますが、困ったもんです。カヤックはそろそろ閉店にしようと思っているのに、どこかでまだ頑張ろうとしているし、一方ではとてもできもしそうにないことを夢見て日夜努力しているし、良くなったと思う頃に欠陥を自覚させられるし、まぁこれでも反省と修正の連続なんですね!って、意味不明の記事でした。