2008年10月27日月曜日

謎が解けたような・・・?!

カヤックのスクールの運営を始めてから、もう10年以上が経過する。初めの頃は、観光系とか実証系とか考えたこともなかった。しかし、年を経る毎に、本当にやる気がある人と、そうでないただ単にチョコッと乗ってみたいだけの人がいることに意識が集中し始めた。こちらとしてはできるだけ沢山の方に来て頂きたいし、やはりやる気がなくても参加すれば、その分だけ参加費が多く貰える訳だから、あなたはOKだが、そちらの方はダメって、はっきり言えなかった。

しかし、ここ数年は明確に、ファミリーや観光系はお断りをするようになった。ファミリーが来ると、どうなるか?とてもじゃないけど、スクーリングなど実施できない。それだけでなく、ふて腐れた子供の面倒まで見なければならないこともある。また観光系のお客さんは、浜から無人島までたどり着くと、ヘタレ状態になって、帰る頃まで浜でゴロゴロブラブラするだけである。会話をしようとしても、YES,NOで終わることがしばしばである。もちろんそうではない方もいたが、大凡そんな感じだった。

だから、お断りをするようになったかというと、必ずしもそれだけが原因ではない。一番の原因は連絡のやり取りのあり方にかなりの不完全燃焼を感じるようになったからである。それは観光系のお客さんだけでなく、観光系のイントラやガイドの方に対しても、大いなる不完全燃焼を感じるようになり、関わりを持てば持つほど、精神衛生上の自己管理ができなくなることを、極端に感じてしまうようになったからだ。

こちらから何らかのアクションを仕掛けたのではなく、向こうからのアクションがあり、それに対してこちらが、何らかの返答を期待しながらのアクションを起こしても、彼らに共通して言えるアクションは、「無反応」と言う反応がほとんど。まぁあまり見栄えの良い人間ではないし、それに有名人でもないから全く興味が示されなかっただけのことかも知れないが、気持ちとしては、ナンともスッキリしない。

普通の方なら、そんなこと気にしてもしょうがない、そんな人一杯いるでしょって、簡単に忘れられるようですが、僕の場合は、なかなか気持ちが収まらない。一緒にキャッチボールをやろうぜと言われて、ボールを投げたら受け取った奴はそのままどこかに消えてしまったら、変な気持ちになりませんか?こちらから何かを送ったり、質問に対して返答を書いたら、届きましたとか有り難うとか返事をするのが普通じゃないですか?それができないのが、僕は「観光系」だと思いこむようにしている。だからと言って、すべての「観光客」がそうだと思っている訳ではないが・・・。

そして、その次に何故、観光系のお客さんや観光系のイントラ&ガイドさん達が、景色や料理の写真をHPに載せたがるのでしょうか?カヤッキングを楽しみに来て、景色や料理のことを話題にしてはいけないと言っていると勘違いしないで頂きたい。綺麗な景色や美味しい料理はいんじゃないですかぁ~!でも一番大切な何かを忘れてはないですかぁ~?って、思うのはやはり僕だけでしょうが、カヤックに乗って見えるモノや感じるモノは、それだけですかぁ~?って、皆さん、そう思いませんか?

もっと他に一杯色んなモノが見えませんか?って、これはいつものメンバーの皆さんに言っている訳ではありません。観光系の人達との色んなやり取りの中での、不完全燃焼の原因が、一体どこにあるのか、もう長い間考えていました。先ほど、その答えがやっと見つかりました。メンバーの皆さんと一緒に活動をしているときに、いつも感じていることは、話の内容が、縦にも横にも斜めにも、曲線にもなって繋がって行くことです。そしてまたその繋がりに、必ず起承転結があると言うことです。それをさせているのは内的振幅ではないかと言うことです。まぁ僕のバヤイはいつも起承転々の振幅しかありませんが・・・。

つまり、その答えはカヤッキングとは全く関係ないところに原因があったのですが、この続きはまたお会いしたときに話しましょうかぁ~!