2013年2月18日月曜日

シーカヤック遭難事故

カヌー男女2人、東京湾で遭難死 強風下で練習か


2013/2/17 20:12

 16日朝、千葉県浦安市の境川から男女2人がカヌー2艇で東京湾にこぎ出したまま戻らず、17日午前、対岸にある千葉県市原市の海岸で遺体で見つかった。

 県警によると、2人は東京都足立区竹の塚2、会社員、芝田敏仁さん(47)と、千葉県浦安市舞浜2、アルバイト、砂田芳子さん(38)。

 2人ともライフジャケットを身に着けており、芝田さんは護岸から10メートル付近を漂流、砂田さんは消波ブロックに引っ掛かっていた。カヌー2艇は17日未明、千葉県袖ケ浦市の護岸付近で見つかった。1艇は真ん中で二つに大破していた。県警で死因を調べている。

 銚子地方気象台(千葉県銚子市)によると、16日は千葉県北西部に強風波浪注意報が出ていた。

 県警などによると、カヌーは浦安市カヌー協会の所有で、2人は会員だった。協会関係者が16日朝、2人が海にこぎ出すのを見ていた。同日夜、砂田さんの母親が「朝、娘がカヌーをしに出掛けたまま戻らない」と110番した。

 千葉県カヌー協会によると、砂田さんはカヌーの全国大会出場経験もあるという。〔共同〕
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以上はネット上の記事をそのまま引用しました。
とても残念です。

2月は1年で最も寒く天候が変わりやすく強い風が吹く。シーカヤックは風に弱く強風波浪時にはどんなに体力のある人でも前進させることは不可能です。カヤックが転覆をして人が沈脱をして再乗艇できなければ低体温症になるまでの時間はウェアリングによってまちまちだがこの時期は短い。低体温症になると意識とは裏腹に身体が動かなくなる。

厳冬期に海に出るなとは申しませんが、雨風雪などの状況を良く観察して無理のない選択肢を選んで頂きたいと思います。

申し上げたいことは山ほどありますが、今日はこの辺にしておきます。

お二方の御冥福をお祈り致します。