
カヤックを持っている誰もが上手くなりたいと考えていると思います。セルフレスキューはできても転覆の恐怖から解放されてなくいつもビクビクしながら漕いでいた過去の自分の姿は今でも良く覚えています。しかしキチッと教えてくれるくれる人は周りに1人もいないので、1人でレンスーするしかなかったのです。
今回の拠点レンスー会では、当初数人を予定していましたが、直前で少し増えて纏まった数のメンバーが揃いました。浜で休憩している人はほとんどなく、みんなそれぞれの課題に向かって、それぞれの発展段階に応じたレンスーを熱心にやって頂きました。「レンスー」という単語は「練習」という単語と意味が全然違っています。「レンスー」という単語には、「継続性・発展性・実証性・その他」が含まれています。もともと「練習」という単語もそういう意味が込められていたはずですが、その意味を剥奪したのは誰あろう、観光系シーカヤッカーの連中ではないでしょうか?麦酒(ビール)を飲みながら練習なんて、巫山戯るなとワタスは申し上げたい!
もうメンバーの皆さんは良くご存知とは思いますが、ロールスクールに行ったのは良いけれども、何回かやってすぐに疲れてダメでしたとか、数回上がったけれども50回に3回くらいでしたとか、酷いのになると上がらないなら、波のあるところでサーフィンしましょうってのも実際にあったそうです。いくらロールスクールに行っても上手く上がれるようにならない理由は、そこでキチンと指導がなされていないからに他なりません。指導者も受講者もロール教室というのは、ロールをさせるあるいはロールをすることだと勘違いしている点がワタスは問題だと思うのです。(この文の意味がお分かりでしょうか?)
ロール教室の大半が、実はロール指導を全くやっていないことを皆さんはご存知でしょうか?ロールを教えて下さいって、「スクール」へ行ったら、「ロールはこうしてやるんです」ってチョイと話して、「それじゃフォローしますからやりましょう」ってすぐに始める訳ですね。確かにこれで上がれる人もいないことは無いでしょう。我々の世代はレンスー方法を無視して、闇雲に何年もかけて習得して来ました。しかし、スクールと名の付くところが、そんなんでお金を取ってはならないとワタスは考えます。
このところ公私に渡って多忙な原君の久々の登場でした。元々身体が柔らかい上に、毎日欠かさずストレッチをやっている(?)ので、カヤック出撃回数が少なくなってもその技術力はほとんど落ちない。彼がマジで1年間レンスーに励んだら、どんな凄いことになるのだろうかと時々想像をしてみるのだが、多分彼の返答は「1年中遊べても1年中はカヤックやりません!」って返ってきそうです。
最近滅多に顔を出せないので、写真を連続で2枚掲載しておきます。仕事や家族から離れての久々のキャンプは、極楽だったことでしょう!次回はその超柔らかい身体を活かして、また新技術を獲得していきましょう!
無人島拠点レンスー会はあっという間に終了しました。お盆を過ぎて8月後半はいきなり涼しくなりました。レンスーをしている人は鳥肌が立つほど震えていることもありました。がこれから益々カヤックには素敵な時期に入ります。いよいよシーカヤックツアーには最適の時期になります。これから9月10月は毎年恒例のツアーを実施してあちこちへ出かけます。そして出かけた場所で、もちろんレンスーもやりましょう。ナイトウォークもやりましょう。野外音楽会もやりましょう!そして楽しい仲間を増やして、素敵なレンスー環境を創造していきましょう!有り難うございました。

上記写真を見て頂いたら、一瞬我々もグリンランダーの真似事をしているように思われるかも知れませんが、カヤックもパドルもそれとは違っています。まず我々はスキンカヤックを使っていません。またパドルもウッドパドルを使用していますが、グリンランドパドルでは全然ありません。この角度からバラキさんのカヤックを見るとまるでグリンランドカヤックのように見えますが、全く普通のシーカヤックです。






この世の中に、何もしないでそう楽しいと思えることはあまりない。いやほとんどない。自分が何かをしかけていかなければ、楽しいコトが天から降ってくることはない。自分たちが自然の中で身体を動かすコトを楽しみたいと思い、自然の中に身を投じたが、実は全然面白くなかったと感じる人も結構いるのではないか。それは何故か?


