2008年4月24日木曜日

春の初合宿

少し天気が心配された1泊2日の合宿でしたが、雨は降らず楽しめる週末となりました。寒い土曜と暑い日曜という最近にありがちな天気ではありましたが、集まった方々はほとんどがジャブジャブ状態でした。
土曜日の午前中はまぁまぁ晴れてはいましたが、午後からは風が吹きちょっと肌寒い1日でした。風と潮流で少しラフになった海を楽しむ後藤さんは今年初カヤッキング。乗っているカヤックはノーライトデザイン社のケブラーラサ(17kg)、使っているパドルは超軽量ウッドパドル:K-U(700g)ですが、カヤックもパドルもほとんど風の影響を受けていません。
昔よく乗ってレンスーしていたカヤックを塗り替えました。 なかなか評判の良くないカラーリングの仕上がりになりましたが、自己採点は40点くらいでしょうか?もう少し失敗を繰り返さないと、塗装しているときに結果が読めないし、色の組み合わせが微妙に難しい。 夕暮れ時に数人で「追波」の中でのカヤックを操作をレンスーしました。上記写真程度の追波ですと、カヤックにまだ慣れていない方にはちょうど良いかも知れません。隣のパドラーが完全に波で消えてしまうようなうねりがある時の「追波」はサイコーに楽しいですが、一方では慣れていない人には恐怖以外の何物でもありません。この艇もこの春から志度湾でデビューします。ボトムもデッキも完璧に改修しましたので、四国の皆さん宜しくお願いします。もともとはスピードがあまり速くないカヤックでしたが、少し改良してかなりスピードアップしています。 ハッチが小さいのであまり沢山の荷物は積めないだろうと思っていましたが、相当量の運搬が可能でした。ひとつの船をほとんど毎週のように5年ほど乗っていると、その船の限界が明確に見えて来ます。風や波の影響、転覆復元性能、強度、など。これは荷物を運搬するのが目的で牽引しているのではありません。最後の実験をしています。カヤックの重心のテストしています。これまで多くのカヤックに乗って、重心で失敗しているカヤックを知っています。前後のバランスが悪いとスピードが激減します。左右のバランスが悪いと最悪ですが、どちらかに傾いているカヤックも試乗会で乗ったことがありましたが、驚きました。最近は、不思議な現象が起きていますが、左右均等にどちら側へもある角度から突然に転覆する傾向にあるカヤックが出回っているようです。蓼食う虫も好きずきですが、誤解が誤解を生んでいるとしかワタクスには思えません。
料理をしているところや料理の写真をHPやブログに掲載するのは非常に不本意ではありますが、折角ツカーラ様より頂いた写真ではありますので、載せないわけにはいきません。ガス器具を出すのが面倒臭く焚き火の上にそのままフライパンを置いて適当に食材を放り込みご飯を入れて、ドライスーツ(?)をパラパラと加え、エスニックなソースを注ぎ、チーズをトッピングして・・・やってみるとなかなか美味しかったです。

ことしも新しい局面に向かってすべてが走り始めました。いつも年の初めにはガンガンやろうとして途中で失速してしまい後半はダラダラモードに陥ってしまいがちです。ですから、今年はボチボチとノンビリとやって活きます。これでGW合宿の準備は整いました。参加予定の皆様宜しくお願いします。