2011年10月26日水曜日

少し前進???

昨日やっと室内作業にやる気が出たと思ったら、風邪をひいてしまった。さほど酷くはないのだが、これで何かをする気力が減退したのは事実。風邪で調子が悪いから今日は何もしなくて良い・・・とそっちの方へ流れるのは必至だが、そこを何とか今日は乗り越え週末に備えよう!

DVDへのダヴィングは高速が使えないので、1本に4時間もかかる。昨日やっと2本完成したので、これは今日送付します。また今日中に2本ダヴィングして週末には持って行きます。ワタシのクダラナイトーク満載ですが、カヤックの映像は貴重です。自分で言うのもなんですが、貴重です。高度な技術習得を希望されている方には大いに参考になるはずです。

そう言えば最近は海でビデオ撮影を全くしていないので、纏まった映像が残っていません。週末はデジカメでできるだけ動画を収めようと思う。ロングロールからハンドロールへのもっとも簡単な道筋を映像に残しておきたい。内容は道具と適正な船と正しい練習方法さえ身に着ければ誰でも簡単にできてしまう方法を・・・。

これを本に仕上げたらと薦めてくれる人は多いのですが、本にするにはちょっともったいないような気がするのです。ワタシの信頼する仲間にだけコソッと・・・まぁそんな了見の狭い生き方をしてます。だってぇ~、心が狭いのが取り柄ですから・・・。

そうです、今週末はとても貴重な内容の講習をやりますので、奮ってご参加下さい。実は6年以上も調子の悪かったワタシクシの腰も福山の偉大なる鍼灸師の先生によって僅か1秒の指タッチで神業のように治して頂き、ほぼ完治したので、その実技にワタシも参加します。

また9月に初参加をしてロングロールを覚えたばかりの方が、先週はもうハンドパドルで上がるようになりおまけにCPCまで・・・参加回数は僅か数回です。ワタシはこういう方がどんどん増えていって欲しいと思います。そうすれば「教えないスクール」「教えられないスクール」「フェリー利用しか考えないガイド」「看板だけのスクール」などは自然淘汰されてくるはずです。

ワタシがこういうことを書くとすぐに「ロールや技術がカヤックの全てではない。」とほざく奴がいるが、そういう御託はロール指導や他の技術指導ができるようになってから言って欲しいもんだ。また指導者認定試験などをやっている団体もなかなかの眉唾もんで、一般個人に対する指導体系もないのに、指導者認定とはこれ如何に?で、日頃の指導活動の内容に大いに疑問を感じる。

ワタシがスクールを閉鎖する理由のひとつが、スクールなんて行かなくても充分パドリングテクニックを習得することができると言うことを証明したいと考えているから。ワタシの知人で、ロールを習いに行ったら、できないならサーフィンしましょうって言われて、サーフィンしたのは良いが死にそうになった方がいます。これは指導者としては万死に値する行為だが、こんな結果でも参加講習費を取られてしまっては、アホらしくも悲しすぎます。

まぁどんな風に証明できるかは、次の課題ですが、これからカヤックを始めようとお考えの皆さんは、くれぐれもアホスクール間抜けガイドに無駄なお金を使わないようにお願い申し上げます。

2011年10月25日火曜日

やるべきこと

やらなくてはならないことが山積している。ビデオをDVDへコピーしたり動画を編集したり、HP更新をしなくてはならないが、なかなか気力が追いついてくれない。先週は仕事も遊びも激務で忙しく、昨日は16時間も眠っていた。これ自慢にはなりません。今日こそは作業を前進させたい。

もうそろそろ11月に入りますが、後半には天気が良ければカヤックに乗りたいと思ってます。一応10月で今年は終了ですが。12月から3月までは、今まで通り山歩き・スキーなどを楽しみたいと思ってます。パドル教室も忘れてはいけません。12月にやりたいとは思ってますが、年末ですからちょっと厳しいかも・・・一応念頭に入れておきます。

この週末は流見島でキャンプの予定です。自艇参加の方は1日だけ参加も可能です。

2011年10月18日火曜日

流見島からの帰還ルート

流見島周辺は潮流の宝庫で、上げ潮でも下げ潮でも相当に速い。おまけに航路も絡んでいるので、行き帰りのルートは時として、厳しい状況に置かれることもある。漕いでも漕いでも進まないときに大型船がやって来て、バウがいつまでも我々を狙って来るような時が稀にあるが、ここは追いかけて来るようなアホはいない。

この流見島へ行くのは比較的容易ではあるが、帰りパドリングが楽ではない。いつも反転流に逆にやられてしまう。しかし多分あの逆潮の真っ只中を帰れば、ひょっとしたら楽勝と思いながらも、なかなかそこを帰るチャンスがなかった。しかし先日荒れた状況下の下げ潮で、半島と蜜柑島のど真ん中を目指して航路を横断した。

以前原君がこのコースを楽々パドリングで帰って行ったのを見ていたので、そうだろうとは予想はしていたが、途中は信じられないほど後ろから潮がおしてくれた。こういう潮流の動きは、海図にも出ていないし、シーカヤックの大先生達が書く雑誌にも本にも全く書かれていない。そもそも反転流などについてツアーに使えるような利用の仕方など、年間に10回も海に出ない先生方には分かりようはないが、ここの反転流は更に分かりにくい。

その分かりにくい反転流の存在を発見するのに実に1年以上を要した。毎週のように行く島を決めて行って1年以上かかる訳だから、アッチこっちツアーをやっていたら、多分まだ見つかっていないでしょうね?!これでやっと流見島を楽しめる基盤ができたと思うのですが、世間じゃそんな馬鹿馬鹿しいことはしないで、やっぱり色々な場所へ出かけて行くのが「常識」なんでしょうね。

もう随分昔のことですが、備讃瀬戸の本線航路を横断して四国側へ行きたいと思い、その本線航路がすぐ目の前に見える島に行き数日間キャンプをして過ごしたことがある。東から来る船と西から来る船がどのあたりをどのように通過してして行くのかを数時間観察しに行ったのだが、それからは問題なく楽勝で横断ができるようになった。

キャンプツアーで、この本線航路を横断して四国まで行って帰って来て、「動物的感」ですね!と言われたことがある。確かに物心がつく前から外で遊んでいたからそういう感がひょっとしたらあるのかも知れないが、その言葉のウラには「あんたのようなアホにどうしてそんなに楽々と横断できるのですか?」と言われたような気がしたのだが、「アタシャ~阿呆ですから、日々努力と研究をしているのでゴザァ~ますのよ!」と今になってお答えしておこう。

それはそうと今年はあと何回この流見島でキャンプができるだろうか?この次の週末はキャンプじゃなく車中泊になります。

何かを理解するまでには・・・

これまで自分で良くストレッチをする方だと勝手に思い込んでいましたが、全然できていない箇所が一杯あることに気がつきました。気がついたというよりプロの方に教えて頂いたというのが正しい。全くやっていない箇所があるのは分かっていたが、それがまた全然他の部位の良くない症状に関連があることも教えて頂き、つくづく自分ひとりの力量って大したことはないと痛感しましたね!それと長年プロとして色々と研究研鑽を重ねながらやって来られた方は、それぞれに深い意味があって話していると勉強になることばかりで、昨日は特別な一日でした。

今日は朝・昼・晩と相当にストレッチをやってしまいました。もちろん劣化して硬くなった部位を中心にですが、他の部位はこれまでに相当にやっている(つもりですが)ので、効果がテキメンに出てきました。年齢のせいかと思っていたら、そのせいだけではなく全く使われていなかったからだということが判明したので、この次の週末に向けて毎日ストレッチ三昧のつもり・・・ではあります。

最近になって他にも色々な事柄について色々なことが分かり始めて来ていますが、何年経っても分からないのは人の心ですが、もちろん自分も含めて、これだけはさっぱり分からない。せめて自分の気持ちくらいはいつも明確にしておきたいとは思うのですが、いつも揺れ動いております。

2011年10月5日水曜日

色々なパドル

旧来のキャブラックと新キャブラック、それにBHですが、この週末の合宿に持って行きます。新キャブラックは少し短めに作りましたが、従来の長さの方がしっくり来ます。が全然漕げないことはなく
身長が低い方は、これでも充分かも・・・。

新しいキャブラックのブレードは普通の板を使っていますので、従来のよりは少し固めの漕ぎ味です。強度は充分です。BHは何にするのか?繋ぎの道具でもありますが、保険の道具でもあります。詳細は合宿にて・・・。

もう随分以前に極楽島で拾得した木の根っこです。瀬戸内海を漂流してはどこかの島へ辿り着き、そしてまた漂流し、また別の島へ・・・を繰り返すこと50年以上・・・とワタシは推測しています。魚のようでもあるし動物のようでもあります。ひょっとしたら海の神様が宿っているかも知れません。

2011年10月4日火曜日

仮定の話ですが・・・責任は誰に・・・?

~初心者が他の人の高級カーボン艇に乗って、パドルを折り艇に傷を付けた~
               このときの責任は誰に・・・?

ワタシを含め10人くらいで、どこかの島の入り江でカヤックの練習をしていたとしよう。みんなそれぞれの目標を持って練習をしていたとする。その10人の中に、非常に豊富なパドリングテクニックがあり、高級カーボン艇にウッドパドルを持っているBさんがいて、それを他のみんなが一人ずつ乗って楽しんでいるとしよう。しかし、超初心者のA君がひとりいたとしよう。そのA君は、ロールはまだ覚えたてで時々失敗もして沈脱をするレベルとしよう。

だからA君は、その艇に乗って華奢なパドルでロールをしようなどと全く思っていないのに、ワタシが彼にその艇に乗ってその華奢なパドルでロールをするように命じたとしますね。A君は、やりたくはなかったのだが、ここでやらなければ消極的な奴だと思われるので、その豪華なカーボン艇とパドルを借りて少し沖へ出てロールを試みたとしよう。

そのときに思いっきり力を入れてブレードに体重をかけたので、そのブレードの先端が折れてしまった。そして沈脱をしてカヤックは流れて行き、海から露出している岩礁にぶつかりカーボン艇のボディに傷が入ってしまったとしますね。

この時にワタシがA君に、すぐさまBさんに謝るように言うだろうか?これはA君に命じたワタシの責任は100%で彼には全く責任はないと考える。そもそもパドルを折るかも知れないA君に他人の高級カヤックに乗るように命じたりしないけれど・・・ね!もしこれを周囲の第三者が、何故力を入れすぎてパドルを折ったのですか?アナタは初心者だからもっと気をつけるべきですとか、礼儀をわきまえるべきとか、そんなことを言って説教をなどしようものなら、それは馬鹿とした言いようがない。

ワタシならパドルもカヤックも全部ワタシの費用で新しいのを用意して、Bさんに謝罪するでしょう。A君には1%も壊した責任はない。とワタシは考える。

第三者が事後に、A君に対して、何故ブレードに力を入れすぎたの?もっとやさしくしなきゃ駄目でしょう!また沈脱したらすぐにカヤックを起こして、浜に戻って来ないから岩にぶつかったんでしょう!などとお説教するとすれば、その第三者は間抜けとしか言いようがない。力を抜いて確実にあがれないから力を入れ、カヤック起こして泳いで戻って来れなかったから岩にぶつかったのであって、意図的なものは100%ないものを、いくらお説教をしても始まらない。

しかし、どこへ行っても、自分が命令をしておいて知らぬ顔をする似非指導者や突然に経験豊富なアドヴァイザーになって、責任のない被害者にお説教をしたい日本人はいるもんなんですね!そうかと思うと、嫌な空気を感じるや否や、その場からあっという間にトンズラを決め込む「理性的」な方もおれば、あのパドルやカーボン艇はとても傷つきやすいことを知っておくべきだなどと偉そうなことを後になってから言う日本人は結構いるんでしょうね!

実際にスクールではロール指導中というか練習中にこれまでに何本も折れたことがあります。しかしそれは折った人の責任ではなく、それを見抜けなったワタシの責任なのですね!何故折ったのか?って、そういう問題じゃないんですね。どうしてもっとやさしくしなかったの?そういうことができなかったからそうなったのであって、それは意図的じゃないって言ってもそれが理解できない日本人は、彼方此方にいっぱいいるのかと思うとゾッとしますね!

ところで話はちょっとそれますが・・・・

パドルは折れたらまた新しいのを作れば良いし、カヤックがぶっ壊れたらまた買えば良い。ガタガタ言うことはない。形あるものはいずれ壊れ駄目になるが、修理したり新しいのを、金を出せば再び手に入れることができる。ガタガタ抜かすんじゃねぇよ、バカタレがぁ~!って、仮定の話になんでそんなに熱くなってるの?

ワタシが本当に言いたいことは、車でも自転車でもパドルでもカヤックでもちょっと傷がいった程度でブツブツ文句を言う人が一杯いるのに、原発事故で住む家や職場を追われて大変なことになっているのに、そういうことには見てみぬ振りをしてはいませんか?!と言いたいのですね!また性質の悪い政治家や官僚が好き勝手に税金を使いまくって予算が足りないって言うと、黙って増税を認めてしまうのは何故?

2011年10月3日月曜日

パドルに不要なモノ

良く見かけますが、パドルにドリップストッパーが装着されてますが、これは不要じゃないかな?どうしても飾りで付けたい方もおられるとは思いますが、これでパドルブレードから流れ落ちてくる水滴を食い止めるなんて考えた人は、恐らくカヤックに乗らない人だったんですね、きっと。だからこれ付けていると、チョー初心者に見えますから、外した方がいいんじゃないかな?!

もうひとつ余計ななのはリーシュでしょう!これ邪魔でしょう!漕いでいてパドルを流すような方は、カヤックにはくれぐれも乗らないほうが・・・なんて思ってしまう人もいるでしょうし、・・・いやしかし休憩時には良いかも知れないが、漕いでいる時は、やめた方が見た目も良くないと思いますしね!もしイントラでこれを使っているのを見かけたら、・・・・???・・・・???・・・???とまず疑って見るのも良いでしょうね!

そして漕ぐときは、両手に力を入れてパドルシャフトをいつも握りしめないことでしょうか?!肘はあまり曲げないほうが良いでしょう!腰で漕いでください。

どうでも良いですが、ふとそんなことを思いました!