2011年7月26日火曜日

汗をかく

今年の夏はとても涼しいから汗をかいていない。とそんなことを書くつもりはないが、今年はほとんど汗をかいていない。かかなくてはならないと思いつつ、暑いと外には出ず家の中でこっそり休憩をしている。ナニもしていない。いやナニもできない。これではイカンと思いつつ夜中になるべく歩くようにはしているが、夜だとあまり汗をかかない。汗をかいた方が身体にはいいみたいだが、安易な方へ流れている。

話は逸れますが、ワタシの崇拝するフォークシンガーはステージに上がる度に大汗をかいている。着ている服が汗で濡れているのがはっきりと分かる。ワタシはこの方の人気の秘訣はやはりこんなところにあるのではないかと考えている。汗をかけばそれで良いというモノではないが、良い歌を作り唄っているのに、なかなか人が集まらない人気が低迷しているミュージシャンの魅力が伝わらないのは、汗の量が少ないからではないのか?と思うのです。

何十年もプロのミュージシャンをやっていても集客力がないのは、もちろん宣伝も下手くそなんでしょうが、汗をかくほど全身全霊で唄っていないのではないかと思うのですね!最近、コンサートのチラシを頂く機会が多くなり、どんな歌を唄っているのかとyou-tubeで確認をすると、大抵が没。自分が持っているエネルギーの100%を使い切ろうとしていないし、パワーがない。これでは大きなホールを借りてやっても10人集まればいい方かな・・・と感じてしまうワタシが良くないのでしょうか?しかし魅力を感じないのはワタシのせいではないでしょう、きっと。

昨年だったかあるところで弾き語りのライブがあったが、唄った方はセミプロだったでしょうか、しっかり汗をかくほど唄っていました。もうビッショリでした。でもギターの演奏は最悪でした。素人以下で、これでは折角の美声が台無しでした。前座で演奏していた女性の方がはるかにギターは上手でしたから、こういう方はエネルギーの問題ではなく繊細な感覚を養うべきなんでしょうね。まぁワタシのような音痴が言うのもナンですが・・・。

まぁそんな訳で汗をかけばそれで良いというモンではないと思うのですが、歌もギターも上手で良い曲を持っていても売れていないのはエネルギーを爆発させていないからではないかと思うのですが、ミュージシャンを評価するときにそう言う見方をする人はあまりいないかも知れませんね!

実はこんなことを書こうと思っていたのではなく、シーカヤックを業にしている人達のことを批判しようと思って書き始めたのですが、そこに至らずこんな結果になってしまった。音楽をやっている人達は上手い下手は別にして、みんないつも練習を心がけているが、一方シーカヤックを仕事にしている人達の中で一体何人の人達が日々練習をして精進しようとしているだろうか?カヤック雑誌を作ったり書いたりしている連中は特に最悪だ。命がかかっている遊びであるという意識が低すぎはしないだろうか?また遭難した責任は棚に上げておいて如何に救出したかを自慢する輩もいるから、カヤックの世界は嘆かわしいことこの上ない。

この業界のいい加減さとゾンビ首相の「根性」が如何にも表裏一体のように感じられてしまうのはワタシだけなんでしょうかね?!