2008年4月28日月曜日

ある晴れた瀬戸の海

浜辺も海も島も静かなある春の日曜日のパドリング。空は晴れて雨は降る気配は微塵もないが、時折吹く風はひんやりして気持ちが良い。しかし場合によっては寒い。そして時折海水に浸かる手はその冷たさが伝わって来る。そしてしばらく乗っていなかった身体には、まだ少し慣れないモノを感じる。
写真の明るさが全然違うが、上記の写真は既に夕方である。1日の行程を終え、出発点に戻って来たところである。昼間は実は浜辺で暖談をしていて、お茶は飲んだがレンスーは全くしていない。だから終了前に少し冷たい水で身体を清めようというわけだ。ケブラーシオンに乗る前田さんは、しばらくブランクがあってもそのブランクを全く感じさせない。動きがスムースだ。前田さんという名前通り、身体が前に柔らかいん田!海水が冷たいときに何も好きこのんでドボンと浸かる必要は無いが、それで以て都会生活で失われた某かの人間性の一部が取り戻せるなら、それも大いに価値ある行為と思いませんか?
さてさてこのフルカーボンラサ-Xに乗る方を知らない方はいないでしょう!カヤッキングに夏も冬も関係ないと、天気・気温に関係なく乗り続ける田中さんである。真冬の雨の中でも乗らなければならない衝動に駆られるほどの仕事の虫でもある。いや仕事の鬼と言えば宜しいか?仕事をほとんどしていない者が年柄年中仕事をされている方を評するのは難しいし失礼にあたるのでこの辺でやめておくが、とにかくカヤッキングを単なる遊びではなく生活の中の必需行為として活動をされていることをワタクスは高く評価したい。


パドルのシャフト持ったまま上がるロールなので、シャフトロールと言う名前をワタクスが付けました。これは色んな場面で利用できる非常に利用価値のあるロールです。またレスキューロールとしての価値も高いです。またカヤックのレンスー技術を発展させる上でも非常に有効なテクニックです。田中さんの動きを良く見て研究して実際にやってみて下さい。

これもシャフトロールですが、前屈で起き上がるフロントシャフトロールです。フロントシャフトは1種類ではなく、これはリアーから前屈であがるタイプのシャフトロールです。下向き系の動きに興味ある方は、前田さんの動きを参考に色々とレンスーを楽しんで下さい。