
カヤックを持っている誰もが上手くなりたいと考えていると思います。セルフレスキューはできても転覆の恐怖から解放されてなくいつもビクビクしながら漕いでいた過去の自分の姿は今でも良く覚えています。しかしキチッと教えてくれるくれる人は周りに1人もいないので、1人でレンスーするしかなかったのです。

カヤックのレンスーにはそれを楽しむ環境が大切です。色々な環境が大切です。レンスー場所や楽しい仲間が必要です。またカヤックやパドルも大変重要です。上がりにくいカヤックや使いにくいパドルでは、すぐに疲れてしまいます。また何も準備しなくていきなりのレンスーでは、それはただの練習に終わってしまいます。いくら練習をしても疲れるだけで面白くない長続きがしないのは、それがレンスーではなく「練習」だからなのです。

拠点レンスー会の海には、香川支部長に良く似たイエロープカプカマンが浮いていました。特徴は、至って温厚ですが、香川弁と岡山弁が得意のようです。しかしまだ岡山弁は発展途上でアクセントがもう少しというところです。特に岡山弁現在進行形の部分、つまり「~している」を岡山弁では「~しょーる」と言うのですが、ここがまだ自然に出てきていません。香川弁では「漕いでいる」を「こんぎょる」と岡山弁では「こぎょーる」になりますが、チョット似ていますね!牟礼町の支部長は、カヤックが好きでぇ~、いつもプカプカプ~カ~。
ロール教室の大半が、実はロール指導を全くやっていないことを皆さんはご存知でしょうか?ロールを教えて下さいって、「スクール」へ行ったら、「ロールはこうしてやるんです」ってチョイと話して、「それじゃフォローしますからやりましょう」ってすぐに始める訳ですね。確かにこれで上がれる人もいないことは無いでしょう。我々の世代はレンスー方法を無視して、闇雲に何年もかけて習得して来ました。しかし、スクールと名の付くところが、そんなんでお金を取ってはならないとワタスは考えます。
このところ公私に渡って多忙な原君の久々の登場でした。元々身体が柔らかい上に、毎日欠かさずストレッチをやっている(?)ので、カヤック出撃回数が少なくなってもその技術力はほとんど落ちない。彼がマジで1年間レンスーに励んだら、どんな凄いことになるのだろうかと時々想像をしてみるのだが、多分彼の返答は「1年中遊べても1年中はカヤックやりません!」って返ってきそうです。
最近滅多に顔を出せないので、写真を連続で2枚掲載しておきます。仕事や家族から離れての久々のキャンプは、極楽だったことでしょう!次回はその超柔らかい身体を活かして、また新技術を獲得していきましょう!



ノーライトデザイン社のケブラーラサです。形状的にはそれほどアピールはしていませんが、普通にして凄いカヤックです。とにかく安定が良くて軽くて取り回しが良いのでスクールにも使えて、しかもロールがもの凄くやりやすいのです。元々はハンドロール養成カヤックとして設計された(そげんこと誰もしらんやろ)のですが、なんとなんと乗ってみるとスクールにもツアーにも使えるオールマイティなカヤックだったのです。
無人島拠点レンスー会はあっという間に終了しました。お盆を過ぎて8月後半はいきなり涼しくなりました。レンスーをしている人は鳥肌が立つほど震えていることもありました。がこれから益々カヤックには素敵な時期に入ります。いよいよシーカヤックツアーには最適の時期になります。これから9月10月は毎年恒例のツアーを実施してあちこちへ出かけます。そして出かけた場所で、もちろんレンスーもやりましょう。ナイトウォークもやりましょう。野外音楽会もやりましょう!そして楽しい仲間を増やして、素敵なレンスー環境を創造していきましょう!有り難うございました。
