2011年1月19日水曜日

ナイタースキーレポ


1/15(土)は、早朝から出て終日スキーの予定でしたが、諸事情でナイタースキーをすることになりました。かなりの人出でリフト待ちも相当あると覚悟を決めて行きましたが、このところの大寒波でゲレンデは猛烈に冷え込み、氷点下10度~12度程度だったのではと推測します。スキー場のずっと下の方の集落の外気温が氷点下8度だったので、それくらいの気温だったのではないかと思います。

今回が2011年度の初スキーでしたが、これほどの極寒を経験したのは初めてのような気がします。厳冬期の冬山でも猛烈に吹雪くスキー場でも手や足の指が痺れるほど冷えた経験はなく、手袋を外してカメラを持つ時間が非常に制限されました。どんなに寒くてもしばらく身体を動かしているとすぐに身体がポカポカ状態になるのに、全くならないのですね!

しか~し寒がりの他のお二方はその極寒もナノの園真理子でガンガン滑っているから、ワタシも手足の指が痺れながら頑張ったのでありますが、1時間もするとレストハウスへ避難しました。しか~し、中はほとんど暖房をしておらず暖かくなく、自動お茶出し器も故障していたのでコーヒーを飲むも身体は全然温まらず、振り向くとお隣の方も「ここは暖房してないのかぇ~?!」って震えていました。

これも最近の不景気の影響でスキー人口も減少して来てスキー場の収入が相当に落ち込んで来ているのでしょうね。でもこんな寒いときに暖房までケチったら来る客も来なくなるだろうとワタシは思うのですが・・・。

30分ほど休憩をしても手足の痺れは取れず、スキー板を履いたまま斜面を登って行き、少し身体を暖めてから再び滑り始めて、途中でもうリタイアーを決めてから少し体温が戻り始めて結局はリフト終了時まで滑ってしまいました。寒いと身体に堪えますが、悪いことばかりではなく雪質はサイコーでした。


今回の初スキーは、これまでに低山トレッキングで良く歩いたせいかよく分かりませんが、最初の1本から1年間のブランクをほとんど感じませんでした。普通なら最初の10本くらいがどうにもこうにも足の神経がスキー板に馴染まず滑りにくいのですが、今回はそれが全くなく結構スムースに入れ珍しいこともあるもんだと思いましたが、新しい感覚を掴むというようなところまではいきませんでした。


ちょっとスキーとは全然関係ないのですが、スキー場へ行く途中で、何の工事か分かりませんが河川の大工事現場を通過して行きました。驚くほど広範囲の工事でした。大洪水が起きる可能性のある河川でもないように思うし、河川をいじくり回す工事の意図が読めません。工事をすると喜ぶのはその工事に関連する企業だけじゃないですかね!具体的にどれだけのお金がかかるのかは分かりませんが、最低でも数十億の金がかかるでしょう。ワタシには全く意味不明の工事としか思えません。公共事業が少なくなったとテレビや新聞は言っているようですが、至る所でこのような意味不明の工事を見かけます。これじゃ~いくら税金があっても足りなくなるのは当たり前じゃないのかね!

そして少し考えてみました。何故意味不明の河川工事が多いのかと言えば、一般市民から土地の買収をしなくて良いからではないか?!それに苦情を言われたら、水害に備えてとか何とか言い訳がし易いからじゃ~ないのかとワタシは思うのですが、何だかもの凄く国民を馬鹿にしたような話じゃないですか?!今は民主党は消費税を10%にしようとしているが、社会保障などには間違っても使わないでしょうね!恐らく消費税はどれだけ上昇しても財政は均衡化しないでしょうし、庶民が助かるような施策は間違ってもやらないでしょうね!そして若者はみんな働く意欲を喪失して日本はニートばかりに・・・一方河川には豪華絢爛な橋が架かり、河川敷は百間川のように公園・野球場・ラグビー場・ラジコンカー場・ゲートボール場・ランニングコースなどができ、何も考えない庶民は毎週土日はそこへ繰り出すのでしょうか。

スキーと関係ない話ですが、スキーに行く途中で見つけた中味のない「公共工事」につい怒りを覚えてしまいました。今の日本は、国民を完全に裏切った政党に、自民党を裏切って「立ち上がり」一旦政党を作ったもののそれをやめた増税老人が加わり、それを新聞やテレビが後押しをする形で、崖を転がり落ちているような気がしてなりません。こんな日本をナンとかしなきゃ~と思うのではありますが、一体どうすりゃ~いいのですかね?!やっぱり日本もFACE BOOKですか?

せめて次週はスキー場で転がり落ちないようにしなきゃ~ね!

文責:野塾練試櫂 鈴木