2013年11月17日日曜日

また新しい時代へ

今シーズンもほぼ終了しました。ご参加の皆様ありがとうございました。

もう季節はどう考えても夏は終わり深い秋に落ち込み刻一刻と冬に近づいています。かと思えば時折春日和の気持よい1日もやって来ながら確実に時間は冬へ近づいています。時計の針は故障をしても逆に戻ることはありません。

今年もシーズンが終ると同時に、また新たな時代の到来を予感しています。そして新しい時代がやって来ると古い時代の古い皮膚は何もしなくても自然にどこかへ消えて行くように・・・それがこの時期の紅葉の意味するところではないかと勝手に解釈してはみるものの世の中の移り変わりには一抹の寂寥も感じないわけにはいきません。

まぁ何をどのように考えようと、この地球上のあらゆる変化を止める力はワタシクシには備わってなくその流れに沿ってカヤックを操作してゆくだけの存在でしかないのかも知れません。

しかし操作して行く方向性だけは自分である程度決めることができるのかも知れません。そして同じ方向に向かう人あれば違う方向へ向かう人もあるでしょう。すれ違う人もいるでしょう。しばらく一緒に旅をして途中で分かれ、またどこかで出会うかも知れません。所詮は同じ場所に到達することが分かっていながら敢えて途中の通路に拘りを持つ人もいるでしょう。

そう、人は何を勉強して何をどのように遊ぼうともその人の自由であり、選ぶ人も選ばれる人もどちらも色々な選択の自由ボタンを所持しているのですから、カレーを食べようが中華を食べようが他からとやかく言われる筋合いは全くないのですね!分かりきったことではありますが、時にカレーを食べた後で中華を食べれば良かったと後悔する程度のその時の選択行動は、誰にだってあることです。

でも中には生命の方向性さえ変化させるような出来事を至って簡単に執り行う冷酷な性格の持ち主もいるかも知れません。それほど世の中は、いやそれ以上に世の中は冷酷だからこそその人は冷酷になろうとしているのかも知れません。いつも暖かい気持を持って誰かと接していたいと思っているから冷酷になろうとしているのかも知れないが、そう考える時に必要な行動選択枝は複数は存在しないからチョッと辛いのですね!

人の住んでいない島へ行きキャンプをしたり、極寒の雪の中で戯れたり、荒れた海の中をカヤックで突き進むのは暖かい気持を取り戻す為と言うキャッチフレーズをアピールしたいのだが、その前にもっともっと馬鹿馬鹿しい自分と地球上で最もくだらない人類の為にできる限り役に立たない何かを模索したいのであります。

そういう意味では、カヤックも登山もスキーも人間の役に立ち過ぎですから、そういうものも全部捨てて今日一日は最もくだらないことに全力を尽くしたいと思うのであります。