2012年8月27日月曜日

2人目の青年は中国へ

グレート西川君が南米ニカラグアへ移住した数年後に名古屋からまた若い青年がカヤック修行にやって来ました。大手ゼネコンを退職して岡山へ生活の場を移してカヤックの修行にやって来たのでした。彼の場合、それまで一度もカヤックに乗ったことはなく、それが自分に合っているのかいないのかさえ分からない段階で、やると決めたプロセスに一抹の不安がワタシの方にはあったが、彼なりの合理的な心の発展段階の中で決めたのだろうとその後の取り組みで理解できたように思うのですが、さて1シーズンの練習成果はどうだったのでしょうか?!

期間はGWから12月初旬まで、ほぼ毎週土日の全てを参加して、カヤックの重要な項目はほぼ全てマスターして頂いたと記憶してしています。ただ最初の3ヶ月くらいは、スロースタートで特別に目立った習得力が表に出ていた訳ではなかったが、夏を過ぎて後半から急速に伸びていったように覚えています。特に寒くなる11月頃からの練習風景を見ると、10年くらいやって来ている常連と遜色ないあるいはそれ以上のある確実性を獲得してきていたようです。

彼は元々中国の建築様式に興味を持っていて中国大陸へ渡る夢を持っていたのですが、その年の年末には日本の大手ゼネコンの現地法人に入社希望の願書を送ると、日本の親会社から連絡が入り、早速日本の本社採用になってしまったというから、凄いと思いませんか?!余計な話ですが、本社採用で現地(中国)へ赴任すると、給与はダブル支給になるからとってもウラマヤシイ話ではありませんか!!

その翌年の4月からは早速中国へ渡り、そしてその3年後(?)には、その国の美人を連れて、新婚旅行を兼ねてワタシの所に立ち寄ってくれたのでありますが、既に中国語はラペラペで、できる人はナニをやってもスゴカロ~の世界で生きているんですね!

日中関係は昔と比べると、随分良くなったのではないかと思うのですが、それでも領土問題など芳しくないこともあって心配ではありますが、紛争などに巻き込まれず健康な生活を送って頂きたいものです。日本に戻ったらまた立ち寄って欲しいと思います。

この次はアラスカへ行った方のお話です。

続く