2012年12月30日日曜日

シーカヤックとギターの価格

昔は高いお金を出しても必ずしも性能の良いシーカヤックは少なかった。ひょっとしたらなかったのかも知れない。カヤックをするようになってもうかれこれ30年近くなるが、価格面から見てある面白いことに気づく。少し大雑把な言い方で申し訳ありませんが、価格が新艇で20万円を切るようなシーカヤックは、ワタシの目からは総合的に評価が低くお勧めできるモノは殆どないと言っても良い。

そうかと言って50万円も100万円もするような豪華カーボン艇も、材質だけは褒めないわけにはいかないが性能が値段と釣り合っていないものしか見たことがない。材質がいくら良くてもデッキ形状やボトム形状、その他に経験に基づいた工夫が施されていなければ、その金額に実質的価値を見出すことはできない。

不思議なことに30万円前後~40万円前後の価格帯のシーカヤックの中に、優れたモノがいくつか見られる。もちろんこの金額を出せば必ず優れモノが手に入る訳ではないので、経験も知識もない方がよいカヤックを選ぶのは至難のワザかも知れない。また良いカヤックを手に入れてもそれを操作する能力がなければ、宝の持ち腐れになる可能性もある。

しかし、性能の良いカヤックを手に入れたら練習好きの方にはメリットが一杯あるに違いない。軽くて速くて安定が良くて復元能力も高い性能ならば、乗り手の意欲を増幅させてくれるはず。

ところでギターも似たようなことが言えるのではないかと・・・。まだ超初心者で何も知らないのに近いビギナーであるにも関らず偉そうなことを書きますが、定価ベースで見ていくとやはり30万円から40万年クラスのギターの中から選ぶのが、いやもちろんビンテージで100万円200万円するモノもシーカヤックと違って凄い魅力を感じるが、我々レベルの初心者には一番適しているように「想像」する。

ギターの場合、我々初心者でも持って触ってみるとすぐに感触が伝わって来て、良いのは持ちやすく弾きやすく指に負担を感じさせない。100万円出したからと言って必ずしもそうした総合的な性能を持っているとは言えないので、また非常に良い音が出るとしても物凄く弾き難いモノもあるようだから、こういう金額はある種音楽以外の観点からの価値(骨董品的価値)も含まれているのかも知れない。

最近は安くて良い形のギターが一杯楽器店に並んでいるのを見ますが、ひょっとしたら20万円以下で凄い良いのがあるのかも知れないが、まだワタシはお目にかかったことがない。今ワタシが持っているK-YAIRIのG1-Fは定価は確か10万円弱ですが、サイズやネックや握り感はベストだが、音が伸びないし奥行きがない。もっと弾きこめば良くなるのかも知れないが・・・。

また別の方のD-18のビンテージ(24万円くらい?)を弾かせてもらったことがあるが、これは音は非常に良かったのだが、ネック感がワタシ的には不合格だった。ギターを抱いたときのフィット感と玄を鳴らした時の心地よい響きの両面で納得いくモノを見つけようとするときに、感覚的ですが、やはり30万円~40万円クラスになるような気がする。

ところで、いくら練習をしてもなかなか「進歩」を感じさせてもらえないもどかしさに落込むことしばしばなのだが、少しでも成長しようと思うと、やはり練習は欠かせない。そしてこの練習を楽しくさせてくれるのは、本人のやる気もさることながらギターの扱いやすさと音の響きの心地良さが重要だと思う。ヘタクソなりに演奏にのめり込むことができるか否かは偏にギターの品質にかかっていると思う。

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マーチン00028 定価42万円

今使っているD-28はボディが大きく肩をやられているので「発表会」の直前にしか使っておらず、ちょっともったいないが、これはこれで持っておきたい。今度の00028はまだ手元には来てないが、このサイズなら長時間練習をしても肩に負担が来ないはず。最近分かってきたことは音の世界に慣れてくるのに、音痴なワタシの場合は2~3時間はプレプラックティスが必要で、ドレッドノートだとその時点で疲れが出てしまう。

新しいギターで新しい手がかりをいくつか増やしたいものだ。

2012年12月29日土曜日

マーチン00028



前々から少し小さめのギターが欲しいと思っていたのですが、昨日ふと目に留まったこのギターはマーチン社の製品。今持っているD-28はボディが大きく長時間練習をしていると肩が痛くなり、それが慢性化していて、何とかしなきゃ・・・と。マーチン以外の製品を考えていたのだが、ネット上の情報を見ているとネガティブな評価は殆どなく、気持ちがこちらに傾いてしまった。

中古の00028を探していたら、15万円とか25万円くらいで一杯出て来て喜んでいたら、桁をひとつ間違えていて殆どが150万円とか安くても50万円前後にビックリ。一方新品はそれに比べて非常に安く30万円前後である。因みに上記00028はほぼ新品の格安品。ロクに仕事をしていませんから高いのはとても無理。

これでギターが全部で7本目。困ったもんだみん。モーリス・ヤイリ・ヤマハ・バンブーイン・マーチンバックパッカー・マーチンD-28・マーチン00028。7本目でやっと気持ちが収まるような気がする。シーカヤックも7本目くらいからやっとまともな条件を備えているのに到達したのだが、ここで収まりがつかなければ、もう止めた方が良いということになるでしょう。

今もっている中で持った感じはヤイリが一番良いのだが、D-28の音と比べると、いや比べなくても長時間練習には耐えない感じで、奥行きがない。しかしD-28はドレッドノートなのでボディが大きく右肩に大きな負担がかかる。もちろん弾き方にも問題があるのでしょうが・・・。

まぁこんな内容の話じゃこのブログの表題を変更しなくてはなりませんが、新しいギターを手に持って少しずつ元気を回復していきたいもんです。

年末年始はワタシは原則として仕事というか事務所の片付けに専念ですね!

2012年12月28日金曜日

今日で一区切り

何事もやる気が起きない年齢になって来て物事が思うように運べなくなって来ている中で、ここ1~2ヶ月はそこそこ身体が動いてくれて、倉庫の片付けなども少し進展しました。が気がつくともう今年も終わりになってしまい時間の流れのはやさを痛感しております。やり残したことが山積してますので、体調や体力も少しずつ回復しつつあるので、1月2月は寒くてもやりきらなくてはならないと、今のところは張り切っています。3月末までには、一区切りを付けたいと思ってはいますが、どうなることでしょう?!

区切りといえば、もうひとつここで区切りをつける事にしました。人は後ろには戻れない時間の中で記憶だけを頼りに多少なりとも過ぎた時間の流れを整理して、過去から未来へ繋いで行く努力をして行かなくてはなりません。しかし過去から何等の応答もなければ過去を未来へ紡いで行く方法はありません。過去を紡ぐにはどんな方法があるのだろうかと考えながら少し程度の作業をしてみたのですが、それもワタシナリの精一杯の努力ではありましたが、それも虚しく本日に於いて残念ではありますが、もう過去へは引き返さない決断をしてしまいました。

まぁしかしワタシの決め事などは、実はどうでもよい事であって、重要なのは本人がどのように自己分析をしてどう考えどう行動するかではないかと思うのです。どこまで考えを突き進めて行くかはあくまで本人次第で第三者がどうこう言う筋合いではないことくらいはワタシにも分かっておりますので、まぁ頑張ってくださいというしか他に方法はありません。

物事を深く考え本質を見極めようとすると孤立してしまうのがどうやら日本人の特性のようですから、アッもちろんワタシも日本人ですが、本質近くまで来ると目を瞑ってしまい、曖昧な結論を導き出してしまい、周囲も自分もその辺りで混ざり合って、中途半端で先へ進めない時代を形成する一翼を担うことになるのでしょうね、きっと。

だからね、ワタシは温かい愛情を持って最大限人に嫌われる努力をしなくてはならないと思ってこうして書いている訳です。人から好かれることは素晴らしいことだと思っていますが、理解する能力の充分ある人に、物凄く嫌われる努力の方がホッともっと重要ではないかと思うのであります。ワタシは記憶力が悪いので、すぐに忘れてしまうでしょうが、その方が終末を迎える直前までナニかを考える材料の提供になっていれば思うのであります。ある意味優しい話でしょう。

だけどもいつも与えられた現実を自分のひとつの枠組みと考え、そこから出て行くストラグルーをしない人ならば、ワタシが昔に戻ろうが決断をしようが実はどうでも良いことと思うのであります。だとしたらワタシのこれまでの思考の疲れは一体なんだったんだ?ってことになりますが、まぁ人生とはこんな不毛なもんなんだね!



2012年12月16日日曜日

山の遭難事故

最近近くの山に良く行くようになりましたが、沢山の人が低山を楽しんでいるように感じます。そして若い人も結構増えたのではないかと思いますが、山ガール姿のレディもしばしば見かけます。中には雑誌からそのまま飛び出して来た様なピッカピカの姿の方もおられます。

また両手にストックを2本持って登っておられる方も良く見かけますが、所謂ノルディックウォークとか言う形だと思うのですが、雑誌などの影響なんでしょうかね?!言いたいことは色々とありますが、歩くということは非常にいいことだと思うので、形はどうあれ安全に楽しんで頂きたいと思います。

しかし、山岳人口が増加するにつれ遭難事故も多発しているようです。先日の寒波のときも何人かの登山者が亡くなられていますが、助かった方のお話を聞いていると、その日の天気しか見ていなくて、その次の日に寒波が来て大雪になるのは「想定外」だったということでしたが、これではこの次の寒波でまた何人かが遭難するのは目に見えているような気がします。

下記新聞記事がネット上に載っていましたので掲載します。産経新聞というのがどうも腑に落ちないのですが、政治記事ではないので恐らく捏造はしていないでしょう!非常に参考になる内容だと思いますので、ご覧下さい。最後に「日本を代表する・・・」の表現は、あの「日本を代表するシーカヤッカー」をついつい連想して、ガックリ来てしまいますが、こういう表現はお話をされている方の価値を大きく下げてしまいますので、やめて頂きたいですね!

空前の登山ブーム、遭難事故も…山岳ガイドに聞く傾向と対策

産経新聞 12月15日(土)10時1分配信
空前の登山ブーム、遭難事故も…山岳ガイドに聞く傾向と対策
拡大写真
山岳ガイド・太田昭彦さん(瀧誠四郎撮影)(写真:産経新聞)
 空前の登山ブームである。山ガール、家族連れ、そして中高年…。大学の山岳部や社会人の山岳会に限られていた山登りを多くの人が楽しんでいる。しかし、疲労、転滑落、落雷、道迷いなど遭難事故も多い。まずは山岳ガイドによるツアー登山で知識と技術を身に付けてから山と親しみたい。(文・木村良一)

【フォト】ついに“山ガール”のエスコートに成功 同伴ハイクの行く末は?

 ■知識と技術を身に付けてほしい

 --山岳ガイドは何をするのですか

 太田 10人、20人というツアー登山の参加者を連れて歩きながら山行全体の管理をします。具体的には「足場が悪いから気を付けてください」「落石に注意して」「10分間休憩をとります」「稜線(りょうせん)に出ると風が強いのでここで防寒具を着ましょう」といった指示を出す。山岳ガイドがリーダーとして同行すると、遭難事故がグンと減ります。

 --それはなぜですか

 太田 登山は経験がものをいうからです。山登りの経験豊富なリーダーが付いていると、事故の起きる確率が大きく下がる。

 --最近の遭難事故の傾向を教えてください

 太田 東京の奥多摩の昨年の事故統計を見ると、道迷いや疲労が目立つ。地図や方位磁石を携行していないから道に迷う。あるいは持っていても地図を読めなかったり、磁石が使えなかったりする。明らかに知識がなく、経験不足です。

 --文部科学省によれば、ハイキングも含めた年間の登山人口は1千万人を超え、まさに登山ブームです

 太田 いまは大衆登山の時代。以前は若い人が山岳会に入ってチャレンジしていた。山は魅力的だということで、20年ほど前からは多くの人々が登山を始め出した。ここ数年はさらに山登りを趣味にする層が広がった。老若男女が山を楽しんでいる。ただそうなってくると、問題も起きる。

 --問題?

 太田 観光やレジャーの延長で山に登ってしまう。2000メートル、3000メートル級の山までその感覚で入ってきてしまう。

 --たとえば

 太田 午後から登り始めて途中で暗くなってしまう。とくに冬は日没が早い。低山でもヘッドランプを持っていないと下山できない。それで「助けて」と救助の要請を出す。以前だったら山岳会や山岳部に入って経験のある先輩から登山の知識や技術を学んだ。だけどいまはいきなり個人でスッと入ってしまう。せいぜい山岳雑誌や登山の入門書を読む程度で、にわか登山者が多い。それでも天候などの条件が良いと登って無事に下りられる。愕然(がくぜん)とさせられたこともあります。

 --それはどんなことですか

 太田 北アルプスの奥穂高岳(3190メートル)の山小屋で知り合った若い女性2人に「奥穂の前はどこに登ったの」と聞いたら「東京の高尾山(599メートル)。雑誌で見た奥穂高岳の景色がとてもきれいだったから高尾山の次にここに登った」と言うんです。低山に1回登っただけで3000メートル級の山に来てしまう。段階を経ずに憧れの山にすぐ登ってしまう。自分の力量と山との関係が、まるで分かってない。

 --どうすればいいのでしょうか

 太田 いまさらそういう人たちに「山岳会に入って登山を基礎から学びなさい」といっても無理。そこまでの覚悟で山を登っているわけではないのだから。そこで山岳ガイドによるツアー登山が必要になってくるのです。

 --日本山岳ガイド協会というのがあります

 太田 会長が自民党前総裁の谷垣禎一さん。登山の指導者を育成することなどが目的で、これまでに約1千人がガイド資格を取っています。自分はガイド資格を与える検定員(試験官)をしている。協会はガイド資格を国家資格にするよう活動しています。

 【プロフィル】太田昭彦(おおた・あきひこ) 日本を代表する山岳ガイド。昭和36年7月26日生まれの51歳。登山教室「歩きにすと倶楽部」を主宰する。高校時代から登山に夢中になり、平成7年から8年間、登山家の岩崎元郎氏の「無名山塾」で講師を務める。ヒマラヤなど海外登山の経験も豊富。

2012年12月14日金曜日

期日前投票

昨日、某市役所へ衆議院選挙の投票に行って来た。必要以上に大きく豪華な庁舎に行くたびに胸騒ぎがしてしょうがない。金がない予算がないと言いながらこの規模や瀟洒さに疑問を抱くのはワタシだけなのか?!

車を駐車して投票所の入り口に近づくと、投票案内の係員が4~5人たむろしている。まず瞬間的に思ったのは「こいつら仕事をしていない」と・・・。入館して階段を上がった所にまたひとり案内人が立っていた。この人はワタシに書類を渡して、何故期日前投票なのかを記載するように指示してきた。ただそれだけのことをするひとりだった。

それから投票室に案内され、入り口の別の人がこちらへどうぞとまた別の受付の人のところへ案内され、つまりワタシにとって既に3人目の人から、小選挙区の投票用紙を準備してもらい、更にその用紙はそのお隣の人に渡り、その人からワタシの手にやっと渡り、それに書き込みをして、投票箱に投函した。

それから最初の人達とは反対側に座っている人から比例投票の用紙を貰い、それに書き込み、比例の投票箱に投函して終了だが、既にワタシの体中に摂氏1000度以上にも達する怒りが込みあげてきていた。

この投票室の中には全部で9人もいたのだが、入り口の案内、中の案内や職員を合計すると15人もの人が殆ど何もしないで立っているか座っているだけのようにワタシには思えた。ひとりでも充分の仕事を15人で・・・。

選挙にはお金がかかると言われているが、こんな無駄金を使っているんじゃ意味ないし、いくらお金があっても財布の中はすぐに空っぽになるのは当たり前でしょ!無駄な庁舎に無駄な人件費、おまけに魚が腐ったような目つきでこちらをジロジロ見るのは止めろ!と言いたい。

汗水垂らして稼いだ庶民の貴重なお金を、何もしないで椅子に座っているだけで吸い取るような役所はない方がありがたい。恐らくこういう情景はこのお役所だけではなく全国至るところで見られる現象だと思うが、いつまでもこんな馬鹿げたことをやっていたら本当に日本は沈没するに違いない。

願わくばワタシの一票が意味ある投票になればと淡い期待をしているのだが、審判はあと数日で下される。どうぞ皆様、大手新聞やマスゴミの世論調査や論評に惑わされることなく、利権政治家や国民を裏切る政党を排除するべく投票して頂きたいと思う。

2012年12月12日水曜日

方向性の違い・・・?

今日はふと突然に「言葉の使い方」について書きたいと思ったのです。まぁどうでもよいことのようでもありますが・・・。

「方向性の違い」ということについて・・・

例えば・・・・ですね、仲の良い2人のカヤック仲間がいたとしましょう。青年Aと青年B。
二人ともどちらも練習熱心ですが、A君はどちらかというとツーリング派で、B君は遠くに出かけるよりも近場で練習をするのが大好きなタイプ。

最初はいつも一緒に漕いでいたのだが、いつしか二人はお互いの「方向性の違い」に気づいてきました。A君はいつも遠くまで漕いで行きたいし、B君は近くの島でお茶でも飲みながらパドリングテクニックを習得したい。

ある日二人は話し合って別々に行動する日と一緒に行動する日を決めてカヤッキングを楽しむことにしたのです。二人のカヤッキングの「方向性に違い」はあるが、あるときは二人で一緒にロングツアーもやり、そして別の日には島でキャンプをしながら、一緒に練習を楽しむということもあるが、基本的に二人の方向性は違っていて、それをお互いがしっかり理解していれば、仲たがいをすることもないわけですね。

しかしですよ、しかし、別の青年Cと青年Dの場合は、これは方向性の違いというものでは決してありません。まぁ説明するまでもないことですが、C君は普通のカヤッカーで普通にカヤッキングを楽しんでいる人ですが、D君は危険な港湾からカヤックを出し入れしたり、敢えて強風波浪に立ち向かって行ったり、ビールを飲みながらツアーをするタイプの人間で、そのことが問題になり二人の間にひびが入ってしまいました。C君はD君に改めるようにアドバイスしたのですが、D君は聞く耳を持たなかったのです。こういうのは決して方向性の違いとは言わないはずですね!

またカヤック倶楽部などを運営していると、ちょっとだけカヤックが漕げる様になるとリーダーの指示に従わず無謀な行動をするようなタイプの方もいるようです。リーダーからの指示を殆ど無視して、全く段階も踏まずいきなり危険な海峡横断を試みるようなまねをして倶楽部会員を剥奪されたような方は、これは「方向性の違い」によるものでは決してないことを今からでもしっかりと認識するべきです。やってはいけないことをやって倶楽部会員の資格を失ったのであって、「方向性の違い」などでは決してないのです。

多分これでもまだ解らない人もいるかも知れませんので、もうひとつ例を挙げておきますが、海にも川にも行きますと謳っているカヤック倶楽部入ったが川にばかり行って海には殆ど行かないので、別の海の倶楽部に入ったといったようなときは当然「方向性の違い」ってことで良いと思うのですが、根本的な問題としては、やはり反省する能力の欠如ということかも知れません。

まぁそんなことはどうでもよかトンシャンなのですが、問題はワタシ自身の方向性でしょうねぇ!特別悩んでいるわけではあ~りませんが、やりたいことが多すぎて、おまけに体力がなさ過ぎて方向性がグラついているのでありますが、困ったもんです。カヤックはそろそろ閉店にしようと思っているのに、どこかでまだ頑張ろうとしているし、一方ではとてもできもしそうにないことを夢見て日夜努力しているし、良くなったと思う頃に欠陥を自覚させられるし、まぁこれでも反省と修正の連続なんですね!って、意味不明の記事でした。

2012年11月29日木曜日

熱心なカヤック研修者

これまで3名のカヤック研修者のお話をしましたが、他にも沢山の方が遠くからそして近くからやって来られました。その全員を御紹介する訳にはいきませんが、大学を卒業して就職もせずに京都からやって来た青年もいました。多分もう現在はオジサンになっているとは思いますが、彼は岡山へ移住してアルバイトしながら2年間修行を続けました。平日は毎日アルバイトで土日やその他の連休はすべてカヤックに精魂を注いでくれました。

2012年11月24日土曜日

そろそろ更新を・・・

このところブログもHPも殆ど更新をしておりません。いつも御訪問をして頂いておられる方々には大変申し訳なく思います。暑い夏には全く身体が動かず無気力の極みでありましたが、涼しくなって色々と作業もやりやすくなって来て、只今雑用に追われている始末で御座います。何か新しい業務とか仕事とか企画とかそうした類にまでは全然至ってはいないのですが、とにかく溜まりに溜まった雑用に立ち向かおうとして、やっと気分が乗り始めたところで御座います。

皆さん、御存知のようにだいたいブログやHPが頻繁に更新されているときというのは、一生懸命に仕事をしていないときで、今回のように長い間、動きが停滞しているのは、ワタクシが本来の目的に向かって活動をしているときと御理解して頂けたらと思うのであります。とは言うもののいくら何でもこのままじゃ~少し拙いかなとも思っておりますので、週明けくらいから少し更新しなくては・・・と思っております。

ところでもう何年も前から撤去しようと思っていた倉庫の中の荷物の整理を今少しずつ進めているのですが、カヤックオフシーズンに入ると何故かそこから目を逸らしてきていました。やろうと思っている内にオフが終了してしまい、春が来て夏が来る・・・そんなことの繰り返しでしたが、余程片付けや整理ができない人物ということなんでしょうが、不思議なことに今毎日その作業が続いているので、何とかこの気持ちが年末まで続いて欲しいと思うところであります。

そして今朝も朝食後に倉庫作業を・・・と思っているところに「石井社長」から呼び出しの電話が入り、15分ほどの用事があるからすぐさま本社へ出頭せよとの御命令に、急遽駆けつけたのでありますが、その際に「最近、HPやブログの更新を怠っている」との御指摘も受けたのであります。まぁそんな訳で、来週くらいから少し更新回数を増やすというか元に戻すというか、暇つぶし書き込みをしていきたいと思っております。それにしても長い15分でしたが、苦労して見つけたニューウェアーが届くのが楽しみですね!サイズがピッタリ合うと良いのですが・・・。

全く関係ない話ですが、今日の夕方ごろ交通量の多い道路脇に車を停めて民主党の議員がマイクを持って街頭演説していました。「本を書きました」とか「他党の批判はやめましょう」とか「国会にいます。岡山にいます。」とか意味不明なポスターでお馴染みの間抜け議員ですが、それにしてもなんでこんな場所で演説するの?と突っ込みを入れたい気分でしたね!因みにだぁ~れも聞いている人はいませんでした。当たり前でしょう!そしてこの議員の親玉先生は高松で街頭演説をしたらしいのですが、「辞めろ!帰れ!馬鹿野郎!」の嵐だったそうで、これも当たり前の結果でしょう!どこの政党でも議員でも一般の方でもシーカヤッカーでも、嘘をついたらそれ相応の結果が待ち受けていると、ワタクシは思うのであります。

もうひとつ言わせて頂ければ、乱立する少数議員政党の活動を見ていると、本当に醜いですね!解散が決まるとすぐに離党する奴。人気政党に擦り寄りたい奴。何でもええから議席を取りたい奴。国会議員なんかやってられるかと言って知事になって何百億円も無駄な出費をして失敗を重ねやってられねえって言ってはたまた国会議員になろうとする奴。減税を旗印にしているのに、増税容認のタレント政党に擦り寄る情けない奴。まだ選挙も終ってないのに首相になったつもりの経済音痴のいい加減な奴。

今回の衆議院選挙ほど重要な選挙はないと思うのですが、皆様是非とも嘘つき政治家や私利私欲に走る政治家、そして毒饅頭を一杯食らっている政治家には投票しないようにお願いをしたいものです。

2012年10月26日金曜日

公認指導者とか安全協会とか・・・?

先ほど手元が狂って変な所をクリックしてしまい、その結果、カヤックの公認校だとかナンタラ安全協会だとかのリンク集が出て来てしまった。全く興味がないものを見なきゃよいものをついついクリックしてしまい今非常に後悔している。見てはならないものを沢山見てしまった。あってはならないものを見てしまった。情けないし考えられないものを見てしまった。

日本で最も信頼がおける団体らしいのだ。一体ナニの信頼が厚いのかは定かではないが、まさかカヤックの指導やガイドではないと思うだが・・・。何しろカヤッキングに必要なスプレースカートをしないで講習やツアーをやっている写真が続々と出てくる。カヤッキングのエリアが遠くだろうが近かろうがスカートは必須だが、誰かに公認されたら不要だとでも思っているのだろうか?

公認する側もされる側も実は安全の中味とか講習の方法論については、ほとんど試行錯誤されていないようだ。「思考錯誤」は充分されているようで、お料理の分野では相当に信頼が厚く、プロのレストラン顔負けの方もおられるみたいで、さぞかし目出度いことだが、人の命を何と心得るのか、甚だ疑問に思う。

面白いのは(全く不愉快でもあるが・・・だったら読まなきゃよいが・・・そうですね!)、公認指導者先生の「御ブログ」などを拝見すると、カヤックのツアーや講習のことなど殆ど書いてない。お料理の写真やら貝拾いやら凡そカヤッキングとは関係ない。まぁ無理に書く必要もないが、まもともにカヤックに向かって思考を巡らせる気配くらいはあっても良さそうだが、いつの時代でもどんな分野でもこの「公認」と言う言葉ほど怪しくも虚しい響きのあるものはない。

これからカヤックをやりたいと考えている皆さん、くれぐれも「公認」とか「安全」の言葉に惑わされないように中味を良く吟味してスクール選びをして頂きたいと思う。また本当にチャンと教えてくれるのか?教えることができるのか?失礼なほど尋ねまくってもいいと思う。

ワタシの過去の記憶が間違っていなければ、ビールを飲みながら、スカートもしないで、数名のお客を連れて、キャンプ地も前以て調べておらず、ウロウロしながらガイドをしていたようなええ加減な連中が、もし「お前等を試験して合格したら公認してやるぞ」って言われたら、皆さんはどのように思いますかね?!

ワタシならこう言います。「てめぇ~、海をなめとんか?!」って・・・。

追記:ワタシのばやいはロール練習で相当に海水をなめましたが・・・。



2012年9月5日水曜日

3人目の研修生は・・・

3人目のカヤック研修生は神奈川からやって来た若い女性でした。4年ほど前の話ですが、もうそろそろワタシのスクール運営も潮時かと思い、辞めようかとも考えていた時に、彼女から「インスト養成コース」を受講したい旨のメールが入ってきました。

その動機はニュージーランドでのカヤック体験が高揚してシーズンを通じて学びたいとのことでしたが、ワタシには俄かには信じがたく思え、取り敢えず電話をして詳細を尋ねることにしました。すると「通常の観光系のスクールに行ってほぼ毎回同じことの繰り返しのカヤッキングはやりたくないので、・・・」と言う答えが返ってきました。

ただそうは言うものの来てみたらとんでもないオッサンが教えているかも知れないので、正規の受講に入る前に一度島でキャンプを体験してもらうことになり、11月の連休に1泊2日でワタシのスクールの雰囲気を味わってもらうことになりました。そしてこの2日間は、ワタシは特別難しいことは教えませんでしたが、彼女は島の大きな入り江の中を朝から晩までずっと漕ぎ続けていました。この時にワタシは「これなら大丈夫」と思い、その翌年の4月から研修はスタートしました。

最初に教えるエスキモーロールもすぐに覚え、凄い奴が来たもんだとは分かっていましたが、実際はその想像を遥かに超えていたのは、皆さん御存知の通りです。カヤックの研修はその年の11月末頃までで、細かい技術はさておいて、通常は10年くらいかかる技術を殆ど習得しただけではなく、ツアーも相当こなしてくれました。備讃瀬戸エリアの主な島々は大体回りました。

ほぼ毎週末はキャンプで、いつも沢山の野菜を料理したり、ツアーの時は出発前にお弁当を作っていたのが印象的でした。とにかくよく食べよく動いていましたが、石井君とは違い泳ぐのも大好きで真夏の暑いときには、「鈴木さん、私が付いて行ってあげるからあのブイの所まで泳いで行きましょう!」って言われ、いつの間にか研修する側とされる側が逆転をしていました。

そして12月にはワタシの事務所周辺の低山トレッキング、1月~3月は兵庫県や鳥取までスキーやスノーキャンプを楽しみ、5月には岡山から離れ、北海道へ。

そして北海道の夏と冬を満喫して2年近くを過ごし神奈川へ戻って来て、そろそろ年貢の納め時かなと思いきやこの8月から今度はアラスカへ移住だそうです。凄いとしか言いようがありませんが、2年滞在でまた日本に戻ってくるそうなんですが、ワタシの推測では4年はいるに違いないと推測しています。ひょっとしたら永住かな・・・。

馬鹿げた日本の政治を見ていると、ワタシもどこか外国へ逃げ出したい気分です。

続く

2012年8月27日月曜日

2人目の青年は中国へ

グレート西川君が南米ニカラグアへ移住した数年後に名古屋からまた若い青年がカヤック修行にやって来ました。大手ゼネコンを退職して岡山へ生活の場を移してカヤックの修行にやって来たのでした。彼の場合、それまで一度もカヤックに乗ったことはなく、それが自分に合っているのかいないのかさえ分からない段階で、やると決めたプロセスに一抹の不安がワタシの方にはあったが、彼なりの合理的な心の発展段階の中で決めたのだろうとその後の取り組みで理解できたように思うのですが、さて1シーズンの練習成果はどうだったのでしょうか?!

期間はGWから12月初旬まで、ほぼ毎週土日の全てを参加して、カヤックの重要な項目はほぼ全てマスターして頂いたと記憶してしています。ただ最初の3ヶ月くらいは、スロースタートで特別に目立った習得力が表に出ていた訳ではなかったが、夏を過ぎて後半から急速に伸びていったように覚えています。特に寒くなる11月頃からの練習風景を見ると、10年くらいやって来ている常連と遜色ないあるいはそれ以上のある確実性を獲得してきていたようです。

彼は元々中国の建築様式に興味を持っていて中国大陸へ渡る夢を持っていたのですが、その年の年末には日本の大手ゼネコンの現地法人に入社希望の願書を送ると、日本の親会社から連絡が入り、早速日本の本社採用になってしまったというから、凄いと思いませんか?!余計な話ですが、本社採用で現地(中国)へ赴任すると、給与はダブル支給になるからとってもウラマヤシイ話ではありませんか!!

その翌年の4月からは早速中国へ渡り、そしてその3年後(?)には、その国の美人を連れて、新婚旅行を兼ねてワタシの所に立ち寄ってくれたのでありますが、既に中国語はラペラペで、できる人はナニをやってもスゴカロ~の世界で生きているんですね!

日中関係は昔と比べると、随分良くなったのではないかと思うのですが、それでも領土問題など芳しくないこともあって心配ではありますが、紛争などに巻き込まれず健康な生活を送って頂きたいものです。日本に戻ったらまた立ち寄って欲しいと思います。

この次はアラスカへ行った方のお話です。

続く

2012年8月21日火曜日

ワンシーズンでカヤックテクをマスター

ワタシのカヤッキングの1シーズンは4月に始まり11月末頃までが通常でした。最近少し期間が短くはなって来ていますが、フルに活動しても8ヶ月程度。この1年にも満たない期間で、毎週土日の参加でワタシの指導する主要な技術を殆どマスターした人達が3人ほどいます。

もちろん他にも短期参加で恐ろしく習得力のある方もおられました。1週間のキャンプ合宿で、4~5種類のロールをマスターしてしまった方もいますが、こうした方々がもし1シーズンも連続で練習をしたらどうなるのか、考えるだけでもワクワクしますが、さてその3人の方に話を戻しましょう!

最初の青年は恐ろしく体力のある身体の柔らかくて運動神経の良い背の高い方でした。昼食後には鉄アレイを持ってランニングをしていることなど聞いて、凄い奴がいるもんだと感心していたら、どこから転んでも起き上がるようになるまでにそれほどの時間を必要としませんでした。また距離を漕がせたらどこまでも漕げるし、やることなすことがパワフルでした。

仕事の方は、県北で、花や植物の苗を栽培販売をしていたのだが、それが順調に起動に乗り出した頃に、急に南米のニカラグアへ移住をしてしまいました。もうどなたのことかお分かりと思いますが、彼は3~4年でどうやら現地での事業の基盤を作り上げて上手くやっているようです。詳しくは分かりませんが、そこの現地でしか栽培できない花や植物の苗を栽培して、世界的な流通経路を確立したいとか言ってましたが、成功して欲しいもんです。

続く

2012年8月16日木曜日

国民を裏切るのは政治家の本質か?

そもそも自民党や公明党のやるふざけた政治に嫌気がさし全くもって期待が持てないから国民は民主党に期待をして政権を取らせたのだが、蓋を開けると、国民の期待を完全に裏切って、自民公明と手を結んで消費増税法案を成立させてしまった。

約束したことは殆ど実現せず、全く正反対の増税に進んだのは、皆さん御存知の通り。

こうした自民・公明・民主に何かを期待するのは無理と考える人は多く、今や大阪の橋本率いる維新の会は大人気だが、ワタシはどうもここも非常に怪しい何かを感じている。彼が昔不倫をしたとかどうとかそんなことは全く関係なく、どうやらここも人材不足のような気がしてならない。

最近の色々な情報を収集していると、なんと安倍元総理なんぞと手を組もうとしているらしい。総理を辞めてから立派なことを仰っているようだが、勘弁して欲しい。この日本の経済や社会をガタガタにしたのは、自民党や公明党ですからね!公明党などは「日本再建」とか何とかええ格好なことを言っているが、ナニを抜かしているのか?馬鹿もん!とワタシは言いたい。

それに東国原のような自分さえ良ければそれで良いという全く政治哲学を持たない口先だけの方がなんと維新塾の講師をされているというから、期待のしようがない。

ところで最近は自民党や民主党の国会議員が、沈没寸前の自分の党を抜け出して大阪維新の会へ横滑りしようとしていることに注目して頂きたい。こういう連中が一番危険だと思う。

人々は新しい政治を期待して維新の会に投票をしても、いざ政権を取っても、やっていることは自民党や民主党のやっていた利権政治と全く同じだったら、こんなに悲しいことはない。

話は少し逸れるが、岡山に「江田五月」と言う民主党の政治家がいる。昔は街頭に立って消費税導入や増税に反対をしていたのに、政権を取るや否や増税大賛成になってしまった。コイツの名前は正しくは「江田嘘月」ではないだろうか?そう言えばいい歳こいてキャバクラ通いもされているようだから、もっと正確に言えば「客場蔵嘘月」(きゃばくら うそつき)と言うのは如何でしょうか?

東大法学部を卒業され弁護士にまでなられて、老いらくは嘘で塗られ嘘で固められた言動の数々は日本の歴史に残る嘘つき政治家100選の1人として後世に語り継がれていくことでしょう!

2012年8月12日日曜日

許されない増税!

消費税増税の間違い 1

2012年7月26日木曜日

アコースティックな心の響き

まぁあまり興味のある方はいないと思いますが、「ギター関係」のブログです。
http://kokorohibiki.jugem.jp/?PHPSESSID=acbff3584088898f565d9f84a244aaa9

もう随分以前に作ったのですが、あまりにも辛い事態が続き活動実感が得られなかったのですが、このところ少し糸口が見えて来ましたので、少しずつ記事を書いていこうと・・・今は思っています。

カヤックの世界も非常に狭いなぁ~と思っていますが、ギター関係(アコギ)も同様、非常に狭く悪い噂が立たないように気をつけなくてはなりません。(笑!)まぁいずれそうなるでしょうけれどね!

現在ギターの練習はほぼ毎日2~3時間、多いときで5時間くらいやってますが、時々スタジオを借りることもありです。しかしなかなか上手くはなりません。

LIVE活動は毎月第3水曜日(午後7時~)に倉敷音楽舘で、また毎週水曜日(午後8時~)にブルーブルース(岡山)で修行中です。興味ある方や一緒に活動を希望される方は一度御連絡を下さい。


2012年7月17日火曜日

お上手な方の動画ラシイです!

http://www.youtube.com/watch?v=2Mzld2ma0ps&feature=related

相当に練習不足じゃないかと・・・まぁ余計なお世話かぁ・・・?

問題点は腰の使い方がマダ不十分。左手の持ち方があるいは位置が良くない。

カヤックにも問題ありかな・・・?

どうしてその程度なのかと長い間の疑問でしたが、この動画で完全に謎が解けました。

カヤックのレベルから推測していたパドリングレベルはまぁ思ったよりは少しマシではありました

が、しかしこれでは・・・なんとも。

これが世界の模範レベルとは考えようもないが、皆さんお高いカヤックを購入するのは、良く御検

討されてからと・・・これまた余計なお世話ではありますが・・・。

2012年7月6日金曜日

成長戦略とは・・・?

政治家お得意の「成長戦略」 それができればノーベル賞もの

 政治家と新聞がよく使う「成長戦略」という言葉。いつごろから使われるようになったか定かでないが、民主党政権になってから大流行だ。だが「こうすれば必ず経済が成長する」なんていう戦略があるのだろうか、と東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏は指摘する。以下は長谷川氏の解説だ。
 * * *
 増税が確実になってきたと思ったら、民主党政権は補正予算の編成を言い始めた。増税実施の前になんとか景気をよくしたい。それで財政出動でテコ入れしようという話である。
「前原誠司政調会長は24日のフジテレビ番組で、今秋に景気対策を盛り込んだ2012年度補正予算案を編成する方針を表明した。消費増税の第1段階である14年4月の8%への引き上げを念頭に置いた措置で『バラマキではなく成長戦略に資する補正を組んで(景気の)巡航速度を高める』と語った」(日本経済新聞・6月25日付)

 私はなにがなんでも公共事業の追加に反対ではない。必要な事業はたしかにある。ここで指摘したいのは成長戦略のほうだ。「セイチョウセンリャク」という言葉がいつごろから使われるようになったか定かでないが、民主党政権になってから大流行だ。だが「こうすれば必ず経済が成長する」なんていう戦略があるのだろうか。

 答えはない。経済成長をどうやって実現するか。これは経済学と経済政策の一大テーマであり、もし答えを発見すればノーベル賞が100個もらえるくらいの話である。正しい成長戦略が分からないのは、たとえばアフリカをみればあきらかだ。アフリカには鉱物はじめ天然資源が豊富にあるのに、この200年間、成長が事実上ストップしたも同然の国がたくさんある。

 同じように長く経済が停滞していた東アジアは20世紀半ばから離陸し、目を見張る成長を遂げた。貿易を活発にしたとか民主化が進んだとか、いろいろ理由は指摘されている。それが成長の源泉なら、そのままアフリカに適用すればよさそうなものだが、なかなかうまくいかない。

 日本の場合、成長戦略を作っているのは政党ではなく霞が関である。とりわけ経済産業省だ。菅直人政権でも成長戦略を作ったが、中身をみたら、自民党時代の政策とほとんど変わらなかった。同じ経産省が作っているのだから当然である。

 では経産省の戦略が正しいかといえば、もっともらしい部分もあるが根本が間違っている。とくに「ターゲティング政策」と呼ばれる特定産業育成策に走ったときはそうだ。政府が「この産業は有望だから補助金や税の減免で育成を」なんて言っても、そもそも政府になにが有望産業かを見極める能力がない。「日本の役人は優秀だから分かるのでは」というのは、まったくの勘違いである。

 官僚が政治家に成長戦略を売り込むのは、役所の予算と天下り先を増やすのが真の目的である。「最近はここが儲かっているらしい」と知ると、官僚はすぐ業界団体作りに動く。OBを専務理事に送り込むためだ。

 そうやって日本は業界団体と天下りの専務理事だらけになった。政治家や新聞が「成長戦略」を声高に宣伝し始めたら、裏で官僚とグルになっているとみて間違いない。
※週刊ポスト2012年7月13日号

2012年6月28日木曜日

無駄な時間

先日例によってファミレスで食事をしていたら、相当昔の知り合いに出会った。決して友人ではなくできれば時間を共にしたくはない「お客さん」で、頻りに何かを話しかけてきた。カヤックを作りたいとか、乗りたいとか、アウトドアをやりたいとか・・・。

それでしばらく時間が経過して分かったことは、この人はカヤックには殆ど興味がなく乗るつもりもないということ。ただ暇な時間を誰かと過ごしたいということ。しばらくして一緒にいるのが苦痛になり、すぐに店を抜け出した。

いつも思うのはこういう人たちはひょっとしたら心の時間がストップしたままのような気がする。今追いかけている課題が心の中に、あるいは頭の中にあれば、用事もない人を引き止めてその人の時間を無駄にするようなことはしないはずだが、なんとも情けない。

少し好意的な見方をすれば、誰かと会って話をする内に生きがいのひとつでも発見したいと考えているのかも知れないが、あれから10年以上も経過していて、お変わりがないようでしたから、まぁ無理かも知れませんが・・・。

しかしこういうとてつもなく無駄に感じる時間を過ごした後には、良いこともあるようで、岡山も捨てた街ではなさそうだ。カヤックや山登りやスキー以外に週一回自分が楽しめる空間を探していたのだが、いやもう完全に諦めていたのだが、フトシタことで楽しい空間が見つかってしまった。アウトドアじゃないので詳細は書かないが、問題は楽しすぎる毎日に身体と脳味噌がついて来てくれるかどうか、それが心配だ。

どんなに良い環境が見つかったところで自分が入魂して取り組まなくては全く無意味だが、そういう意味ではなかなかキツイ人生になりそうで辛いのでありますが、何もしなくても歳だけは確実に取って老いぼれになっていくので、そこは戦いあるのみなのかな・・・?!

戦っていくプロセスで大事なのは、アプローチの入り口を見つけることだが、カヤックは約7年、スキーは未だイマイチだがウン十年、山は2年ほどかかったでしょうか?!大凡の方がこのアプローチに失敗をして敗退してしまうんだと思うのですが、まるで雲を掴むような感じですから、一般の方々がその入り口を発見するのは恐らく至難のワザではないかと・・・。

ワタシが誰かとお会いして楽しいなぁ~と思える人は、このアプローチに大いに関係がある。アプローチの入り口を探している人、それから既に入り口から奥深く入ってしまっている人など。5~6年程度の経験で偉そうなことをノタマウ方々は、実はまだその入り口にも到達していないことに気がついていない。

どの種目でもそうだと思うのですが、アプローチに気がついてない人達は、自分よりもちょっとヘタクソだと思う相手が見つかると急にお偉い先生になったりするようだが、多分ひとりになって練習をしているときにつくづく自分が納得できない状況にあるのを感じてないのかも知れないね!

話は元に戻すと、良い環境優れた空間へ入ると、不思議にこの「お偉い先生」が一人もいない。中途半端な所では不思議とこの種の人達が何人かいて常に自分の生徒を探しているから、バラバラ感のある環境に入っていくときは非常に警戒しなくてはならない。そして気がつくと何故か自分がそいつに説教されてたりして・・・こういう経験は御免だね!

まぁいずれにしてもアプローチの入り口が見つかるまでは闇雲に練習を続けていくしかないのかも知れない。回りからナント言われようとも・・・ね!

2012年6月25日月曜日

野田落選デモ!

記事脱原発

首相の地元で“野田落選デモ” 「再稼働は許さないノダ」

2012年06月24日 19:57
JR総武線の先頭車両は、脱原発勢力にOccupyされた。=24日、写真:田中撮影=JR総武線の先頭車両は、脱原発勢力にOccupyされた。=24日、写真:田中撮影=

 「野田(首相)の地元で落選運動を誰か展開してほしい」―去る12日に亡くなった日隅一雄氏(弁護士・ジャーナリスト)の最期のツイートだった。原発事故を引き起こした東電の責任を死ぬ間際まで追及し続けてきた日隅氏は、再稼働を許す政治家を落選させない限り原発は停まらないと考えていたのだろう。
 氏の遺志を継ぐ「脱原発、野田退陣要求デモ」がきょう、首相の地元の千葉県船橋市で行われた。高円寺の脱原発パレードを主催する「脱原発杉並」をはじめ「脱原発中野も」「原発やめろデモ!!!」「脱原発船橋(仮)」が呼びかけた。
 東京からの遠征部隊の多くは、JR総武線12時43分、三鷹発津田沼行きの列車に示し合わせて乗り込んだ。先頭車両は脱原発カラーの黄色いシャツを着た参加者で一杯になり、「再稼働反対」のプラカードが列車の揺れに踊った。
 「この1年3か月間、不安でならなかった。子供の将来のためにも再稼働は絶対阻止しなければならない。署名を集めて厚労省や文科省に行ったが、デモが最も効果的。きょうは敵陣に乗り込む気分」。吉祥寺から乗った母親は頬を上気させながら話した。
 母親は西船橋駅の改札をくぐるやトラメガを取り出した。「再稼働反対」「野田はやめろ」……集会場の西船近隣公園までの道のりを仲間の女性たちとシュプレヒコールをあげながら歩いた。
 野田首相に対する地元有権者の反発は、東京以上のものがあった。「国民の声を無視する野田首相は早く辞めてほしい。船橋市民として恥ずかしい」。野田氏の事務所がある船橋市薬円台に住む主婦(30代)は声を振り絞った。
 脱原発運動に取り組む女性(40代)は怒りも露わに語る。「駅立ちしていた頃は市民と非常に近い政治家だと思っていた。首相に就任した時に“脱原発依存”と言ったのを信じていたのに裏切られた。(09年の総選挙で)野田さんに入れた一票を返してほしい」。
「野田落選デモ」は日隅一雄氏の“遺言”で実現した。=西船近隣公園。写真:田中撮影=「野田落選デモ」は日隅一雄氏の“遺言”で実現した。=西船近隣公園。写真:田中撮影=
 2,200人の参加者(主催者発表)たちは「野田さんも落選すればただの豚」「原発再稼働はダメなノダ!」などと書いたプラカードを掲げながら船橋市の住宅地や商店街をパレードした。
 首相の選挙区で落選運動が起きること自体異例だ。消費税、TPP、原発再稼働。野田政権は国民の神経を逆なでする政策ばかりを進めてきた。国家観があるとも思えない。応分の報いがあるのが選挙だ。
 首相経験者が落選することにでもなれば前代未聞である。野田氏(千葉4区)はじめ、仙谷政調会長代理(徳島1区)と枝野経産相(埼玉5区)の選挙区に刺客候補を送り込む計画が今、密かに進行中だ。

2012年6月22日金曜日

八百長政治

~植草氏のブログより~

主権者である国民の多数は、「シロアリ退治なき消費増税を許さない」と確約した政党に投票したのだ。だから、「シロアリ退治なき消費増税を許さない」政権が誕生した。

ところが、この政権内部でクーデターが起きた。「シロアリ退治なき消費増税を許さない」と街頭で叫んでいた人間が、突然、「シロアリ退治なき消費増税を断行する」と言い始めた。

選挙で大敗した自民党と公明党。彼らは、もともと「シロアリ退治なき消費増税を断行する」と宣言していた。クーデターを挙行した賊軍と敗走した野党が結託して、いま「シロアリ退治なき消費増税」を推進している。

これを「八百長政治」と呼ばずして、何と表現できようか。

この八百長政治を賞賛するコメンテーターは八百長評論家のそしりを免れない。後藤謙次氏の登場回数が増えているが、血税を使った野田佳彦氏による会食接待の頻度と密接な関わりがあると見るのが常識的な判断だ。

首相動静の会食接待リストの固有名詞をしっかりチェックする必要がある。原因は、民主党が「民主党」と「非民主党」の混合物だったことだ。真の「民主党」議員は、いまも「シロアリ退治なき消費増税」を許さないとの約束を維持している。

「非民主党」議員は、「シロアリ退治なき消費増税」に賛成する。メディアは、「シロアリ退治なき消費増税を許さない」真の民主党議員の行動を「造反」と表現しているが、大きな間違いだ。

「非民主党」議員の「シロアリ退治なき消費増税を断行する」行為が「造反」なのであって、当初の主張を維持する行為は正当である。

密室談合野合政治で日本の民主主義が破壊されている。これを是正するには、次の総選挙で、「シロアリ増税」派を打ち破ることだ。全員落選を目指さねばならないのは、「シロアリ増税に賛成する造反民主党議員」だ。

この目的を実現するため、「落選運動」を展開する。この週末に、議員は地元に帰る。

主権者国民は、議員事務所に電話を入れて、「野田シロアリ増税」に賛成するなら、「落選運動」を全面的に展開することを申し入れなければならない。

「主権者国民運動」が実施した民主党衆議院議員290名への公開質問は、「落選運動」を実施する「通告書」の意味を持つ。最終的な判定材料は、6月26日の投票行動だ。「野田シロアリ増税」に賛成した民主党議員を「ペテン師議員」としてリスト化し、「落選運動」の最重点対象とする。

一人の当選も許さない意気込みで、主権者国民が力を注がねばならない。


2009年8月総選挙で民主党が300議席を超す大量当選を実現したのは、民主党が「シロアリ退治なき消費増税を許さない」方針を明示したからである。



ペテン師民主議員と自民、公明を合わせると、衆議院議員の大半を占めてしまうが、詐欺師議員は本来、議員の資格を有さぬ者たちだ。



主権者国民に後ろ足で砂をかけるようなことをして、この人々は、恥ずかしいとも思わないのだろう。

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財政再建は大事だが、その前に官僚利権を切らねば、野田佳彦氏が街頭演説で述べたように、血税がまたシロアリに吸い取られることになるだけだ。

官僚機構が増税に血眼になるのは、官僚利権に回る税財源の枯渇を防ぐためなのだ。国民のための増税ではなく、官僚利権を温存するための増税なのだ。本当は、国民の判断を仰いでから立法作業を行うべきものである。

ところが、野田佳彦氏が暴走して、先に立法作業を行っている。だから、今回は順序が逆になる。法律が成立してから、主権者国民の判断を仰ぐ。主権者国民が否定すれば、立法作業は無駄になる。だから、先に主権者国民の判断を仰ぐべきなのだ。

しかし、立法作業が無駄になることは、消費増税を主権者が認めることの根拠にはならない。主権者国民が正当に判断すればよい。それだけだ。

日々是確認 野田・岡田「天下り決死隊」による三大演説動画を今日もご確認賜りたい。


野田佳彦氏2009年7月14日演説


http://www.youtube.com/watch?v=-3wVwe8a_8c&feature=player_embedded


野田佳彦氏2009年8月15日演説
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo


岡田克也氏2009年8月11日演説
http://nicoviewer.net/sm13731857

 

 

 


 

詐欺師政治家

日本を代表する詐欺政治家の演説をどうぞ!

http://nicoviewer.net/sm13731857

どういう風な生活をしたら、このような腐った脳みそになるのでしょうか?

頭の中は蛆や虱が一杯詰まっているのではないか?
消費増税法案のA級戦犯 安住淳財務相に地元・石巻で渦巻く悪評「ちびっこギャング」(1)

安住淳財務相の出身地は宮城県石巻市。非情な震災被害に見舞われた地域だ。あれから1年3カ月、遅々として進まないご自身の地元の復旧復興をよそに、軽々しく命を懸けた野田佳彦首相の太刀持ちとして、消費増税に突き進んでいる。
今国会の会期末は残りわずか。図らずも増税断行の大臣を生み出した1票を投じてしまった地元の有権者は、今何を思っているのだろうか−−。

「復興はまだまだこれからなのに、時期が悪い。被災地感情としては、それはないだろうという感じです」
安住氏の選挙区・石巻の地元紙、石巻日日新聞の武内宏之常務取締役はこう話す。このタイミングで消費増税の先導役が被災地出身なのは皮肉な話で、消費税アップは確実に景気回復に水を差し、復興回復を遅らせるからだ。
実際、街の中を少し歩けば「復興はこれから」という武内氏の言うことがよくわかる。さすがに中心地にがれきはほとんどないが、JR石巻駅前の立町商店街は平日の昼間なのに、ほとんどの店でシャッターが閉まっている。被災する前からシャッター街になりつつあったらしいが、震災が拍車をかけたのは間違いない。
この商店街にあるサルコヤ楽器店、井上晃雄社長は「石巻を訪れた方は駅前の商店街を見て復興の様子を判断されるでしょうから、早く何とかしなければいけないのですが…」と語った。

安住氏に対する批判のうねりは、目に見えた形で確実に起きている昨年11月に行われた宮城県議選がその始まりだ。石巻・女川選挙区には7人が立候補し、5人が当選枠。民主党現職2人が出て、安住氏も全面支援したが1人は落選、1人は最下位当選だった。その最下位当選の候補も、日付が変わってからやっと当選が出る有り様。全国紙の政治部デスクが選挙結果をこう解説する。
「投票率50%を割る低投票率でしたが、民主党が2議席、自民党が6議席それぞれ減らしました。一方、共産党と無所属が2議席ずつ増やし、増税なき復興と原発廃止を訴えたみんなの党が、初めて2議席を獲得しました。次期衆院選は増税反対、原発廃止を訴えた政党が有利であることは確かでしょう」

民主党と一緒になって消費増税しようとしている自民党も議席を減らしているのだから、やはり宮城県民は「増税ノー」を突きつけていると考えるべきだろう。安住氏の出身校である県立石巻高校の後輩はこう話す。
「母校の先輩から財務大臣という重要閣僚が出たということで、率直にうれしかったし、大いに期待しました。しかし、地元の復興をほったらかしにして消費増税だなんて、バカじゃないのかと言いたい。応援したのを後悔しています」
震災で失業し、現在は建設資材の会社でアルバイトをしている阿部さん(仮名・37歳)もこう言う。
「これまでは民主党を支持し、地域で投票を呼びかけるなど、安住さんの当選のためにがんばりました。でも、今は裏切られたような思いでいっぱいです。これから正社員の仕事が見つかるかわかりませんが、今の状態で消費税を上げると言われたら、正直キツい…」

消費税が上がるとどうなるのか。みんなの党・江田憲司幹事長は本誌2月23日号のインタビューで次のように語っている。
「私は(自民党)橋本政権のときに総理大臣秘書官として消費税を3%から5%に引き上げた当事者です。確かに上げた直後の'97年は53.9兆円の税収がありましたが、その後はずっとデフレで景気が悪く、1回たりともこの53.9兆円を超したことがありません。経済がゼロ成長のときに増税したら景気がさらに悪化して、法人税収も所得税収も落ちて、消費税分なんてチャラになってしまう…」

要はデフレから脱却して経済成長させるのが先という主張だ。こんな歴史の真実がわからないというのは、野田総理も安住氏も完全に財務省のマインドコントロールにかかっているということだろう。
15年以上にわたり、民主党国会議員数名の秘書を務めてきた現役の女性秘書は、安住氏についてこう話す。
野田さんも安住さんも野党時代に増税論者だという話を聞いたことがありません。安住さんに関して言えば、もともと軽口をたたいて失敗するタイプ。だから、今は財務省のペーパーに乗って、とにかく失敗しないよう安全運転しているように見えます。それでも、いつかボロを出すんじゃないかと思いますが(笑)」

指摘の通り、6月5日の消費増税関連法案の審議で、震災被災地の住宅再建に対する増税の影響に対し「たとえ対策をやったとしても消費増税は反対なんですよね」と、かる~い答弁をして失笑を買っていた。
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そうです!今や詐欺師集団の民主党を信じている庶民はいません!み~んな裏切られたと思っているのです。しかしそれでも嬉しそうに増税に突き進むあなた方は相当の予算配分を受けたんでしょうね!次期選挙で落選しても、一生安泰の穢れたマネーを貰ったんでしょうね、きっと。待ったなしの増税の使い道は実はそういう所へ落ちていくのでしょうね!
今の自民党と民主党の動きを見ていると、狐と狸の騙しあいをしているようにも見える。やっと見つけた美味しい食べ物(増税)をどちらが頂くか?しかしこれほど堂々とシッポを出したまま人を騙そうとする愚かな狐も狸もいないでしょう!今回の騒動でどれだけあぶく銭を手にしたのかは知らないが、彼らが自分達の愚かな行為に気だついた時は(多分気づかないだろうけどね)、狐や狸にも相手にされない野垂れ死にの世界にいることでしょう!
我々庶民を愚弄するのもいい加減にしろ!とワタシは言いたい。ついでだが、NHKも読売新聞もその他の殆どのマスゴミも庶民の敵に違いないと最近では多くの人々が気づき始めている。

2012年6月13日水曜日

分かりにくい携帯の料金体系

昔よりも割引制度が増えているのに、支払いの合計は増えているのはどういうことなんだろうか?しかもワタシの場合は昔よりも使う頻度はかなり減少している。ソフトバンク同士だと通話無料にひかれてauから引越しして来たが、全然安くなっていない。むしろ高くなっているのは、どういうことか?

auに戻るつもりもないしソフトバンクもやめたいのでウイルコムにしようと色々と調べると、どうも評判がよくないし、これまた料金が難しい。あれやこれやすると割引になるらしいが、説明を聞いているうちに非常に気持ちが萎えてくるんですね!

こんなことをするよりも最初から普通に安くしておくと、もっと多くの人が利用するだろうに・・・とワタシは思うのだが、複雑にしてナニかを騙すつもりがあるような気がしてならない。

まぁ日本の国を動かす政府のお偉い方々もみ~んな詐欺師のような面々だから、携帯電話の会社が庶民を騙しても不思議ではないが、ひとつくらいまともなところはないのだろうかねぇ?!

auにコケにされe-mobileに騙され、ソフトバンクに誤魔化され、NTTには固定電話の権利を勝手に水に流され、弱者は泣き寝入りするしかないのかね?!

2012年6月12日火曜日

やっと少し時間が取れるように・・・

このところ色々と忙しくブログで御託を並べる時間も気力もありませんでした。まぁその方がいいのかも知れませんが、しかし偶には御託も並べてみたいものです。

ところで以前から気になっていた携帯電話の使用料金の内訳が昨日やっと判明しました。もっと早く調べれば良かったのですが・・・。予想している料金よりもいつも3000円~4000円ほど高いのでオカシイと思っていたのですが、その中味はネット使用料金でした。使い放題で4200円くらいなのですが、使わなければ基本料金の980円(くらい)で、使用量に応じて支払うシステムですからそんなに料金がかかるとは思っておらず、中味を知ってビックリでした。

ワタシは携帯ではネットをほとんど利用せず、天気予報を月に数回見る程度でした。その数回が曲者でそれだけで利用料金が3000円ほどかかっていたのでした。全く使用量に応じてではなかったのですが、このやり方は昔のダイアルQ2と良く似ていると思いましたね!携帯電話にしてもネット通信業者(e-mobile)にしても全くロクなところがありませんね!

まぁそんな訳で昨日は、通信業者を訪問して解約をしたり新しい所を色々と探していました。これから気をつけなくてはならないことは、料金設定が安いところは、それをどこかでカバーしているいるはずで、その為の罠に引っかからないことでしょう。

2012年6月4日月曜日

ライトウッドパドルについて

「キャブラック廃止」

つい先日のことですが、ワタシが時々製作していているライトウッドパドルのキャブラックのことで、ある情報が届きました。そして大変驚いております。これは販売を目的にして製作しているものではなくメンバーの方に使ってもらう目的で製作をしているのですが、時にその制作方法もお知らせしており、メンバーの何人かは自作をしておられる方もいます。

しかしメンバーの方がキャブラックと同じタイプのモノを作っても、決して「キャブラック」を作ったなどと言われる方は一人もいません。何故ならキャブラックと言うのはワタシが製作したモノをそう呼んでいるのであって、他の方が同じモノを製作してもそれはキャブラックではないことを皆さん御存知だからだと思うのです。もちろんメンバーの方であれば、「キャブラックを作った」と言っても何の支障もないしワタシもそれに対して文句を言うつもりは全くありません。

ところがどっこい縁もゆかりもないどこの馬の骨か分からない奴が「キャブラックを作った」と言うことを聞いてワタシはとてもビックラしているのであります。まぁ作り方は簡単だから真似をするのは大いに結構だとしても、せめて名前くらいは少ない脳みそでも考えられるはずだが、どういう神経をしているのかワタシにはさっぱり分からない。このキャブラックという名称を使うにあたって、いかにも野塾練試櫂と懇意にしている風を装いたいのか?それともカヤッカーとして名前を売りたいのか?あるいはそれで商売をしたいとでも思っているのか、ワタシには皆目検討もつかないが、どんなパドルを作ろうともその腐った根性を叩き直さないと海もパドルもカヤックも微笑んではくれんでしょうねぇ~!

それで先ほどプレハブの中に置いてあるワタシのキャブラックを見に行ったら、驚いたことに「腐ってドロドロ」になっていました。そしてパドル達は一同にワタシに向かって言いました。「頼むからもうキャブラックと言う名称を使わないで欲しい!」と。「できれば作るのも止めて欲しい!」と。

なので早速10本のキャブラックを前部叩き折ってバラバラにして先ほど河原で焼き払ってきました。そして早速新しいパドルの製作に取り掛かりました。キャブラックは二度と製作致しません。その名前も二度と使用をしません。新しいパドルの名称はまだ考えていませんが・・・。

2012年5月22日火曜日

そろそろ活動を再開・・・

しばらく冬眠をしていました。いや春眠が正しいのでしょうか?!HPやブログもそろそろ更新をしなくてはなりませんが、もうしばらくお待ち下さい。忙しいときには色々なことが重なるもので、車の車検が間近で明日はこちらの関係でまたバタバタしなくてはなりません。

しばらく文章を書いていないと悪口も書けなくなってしまいますが、大丈夫ワタシの脳みその中は、相当な悪意に満ち満ちていますので、乞うご期待を!

人の悪口を書く前に、自分のGW合宿のレポートを「提出」しないといけませんが、面白い「GW合宿」情報も見つけました。「えぇ~それって合宿なんですかぁ~?」って驚き桃の木の合宿なんですが、おつむの弱いワタシでも笑えてしまいます。やっぱり公認は違いますねぇ~と誰しもが思うことでしょう!

またカヤックショップの偏差値を知るのに面白い基準が見つかりました。それはP-シックスファイヴと命名しておきましょう!残念だが、失格の烙印を押すことになるでしょう、って言ってしまってよいものかどうか・・・ワタシはしかしここで迷えないのです。

そんなことどうでもええからハヨウ~更新せぇ~ってことで、まぁもうちょっとお待ち下さい。

あ~ぁ、それとね、凄い居酒屋を発見したんですわ~そのこともまたいつか書きたいと思ってますぅ~。残念な内容ではありますが・・・。

2012年5月7日月曜日

インチキシーカヤックスクール

ちゃんとしたスクールかどうかの判別方法は・・・

* 実施時期で・・・GWやその他の連休でツアーをしている⇒スクールや講習に興味がない

*合宿内容で・・・合宿をあまりやってない・セルフレスとロールをごちゃ混ぜにしている⇒指導力不足

*レポートで・・・ファミリーや小中学生の姿がやたら目立つ⇒指導体系に疑問

*シットオンや釣り・・・気持ちがシーカヤックから離れている⇒指導意欲喪失

*HPの写真・・・ 認定校・看板・スカートなし・子供⇒インチキ臭い(インチラクター危惧種)

* ロール動画・・・パドルで海底を突いているのに成功したフリ⇒ゴマカシーカヤッカー

*ブログやレポ・・・スクール風景や講習レポがない⇒講習を殆どやっていない

*食事風景・・・浜辺での食事風景は悪くはありませんが⇒やたら料理の写真を載せているのは没

*間抜け旗・・・シーカヤックのスターンに旗を立てている⇒カヤックが風の影響を受けること&ロールがやりにくくなることなどを理解していない⇒指導者失格

*アルコール・・・ランチタイムにビールなどのアルコールを勧める⇒危機管理意識が全くない⇒カヤックに乗る資格なし

*フェリーや港湾を利用・・・ツーリング経験やツアー指導技術の欠如⇒安易なツアー⇒超危険ツアーに繋がる

*危険時期ツアー・・・11月から3月までの大気不安定時期にロングツアー⇒カヤッキングの指導体系を持たない

*その他

その他にも一杯見分ける方法がありますよ!

2012年4月27日金曜日

技術の繋がりを理解する

カヤッキングに必要な技術は沢山あることは、誰でもご存知のことと思います。最近では、そうした沢山ある技術をひとつひとつ習得していこうとする人が増えてきたように思います。良い傾向だと思います。しかし、もちろん、そうでない方々も結構いるかも知れません。春も夏も秋も冬も、常にツアーしか念頭にない方々もいるでしょう。そして1年中ツアーばかりやっていると、ツアー技術が向上するかと言えば、そうではないように思える部分があるように思います。

2012年4月25日水曜日

認定試験をしてやるぞ!

実は、その潮流講習の大先生よりも更に時間的に遡るが、こいつ等のお仲間のペェ~ペェ~の、つまりやっとロールのロの字を覚えたばかりでツアー経験もさほど無さそうな若造君からも、全く同じような内容の封書を有難く頂戴したことがあった。封書の中味はつまり「わしらぁ~ロールができるようになったんだから、お前等を試験しちゃるけぇ~、受けんかい?!」ってな印象をワタスは強く持った。

ワタスとしては、ついこの前始めたばかりの若造が何かお勘違いをされておられるんじゃなかろうかと、いやいや、なめとんやないやろかねぇ~って思った次第で、チョイと質問をば、かましたりましたんですワ!非常に物凄く滅茶苦茶ムカついたんで、大抵こんなときのワタスのメールはボッケェ~なごうなるんですわ。すんません。性格悪いですからね!皆さん、御存知のように。

その質問メールは多分朝から晩まで時間をかけて書いたんちゃうかな?ワタスは自分のこと結構客観的に観察できますさかいに、それほど大したパドリング技術を持っている訳やないことくらい自覚してますけど、その若造の何百倍も色々な経験を積んでおますからね、世の中なめたらあきまへんでとお知らせするつもりで、親切でっしゃろ~、御質問させて頂いたんですわ。ほんま、色々と。

つまり、アンタにナニができて何が教えられるの?ってね。そしてカヤックどれだけ乗ってますのや?ってね。そしてワタスは正直にこんな経験をしてこんな指導してこんなスクールやってますけんど、ワタスにナニが教えられるの?そしてワタスのナニを試験するの?って、極々あたり前だのクラッカー的な質問をぶつけたのでござんすが、そしたらそのニィちゃん曰く「仲間になって欲しくて連絡しました。」なんて下らないことを返事してきたんですわ!

メチャふざけてるよね!トボケテますよね!

「仲間になってください」って、そんな感じの文面はどこにも見当たりまへんし、仲間になって欲しい人になんで「認定試験」の案内書贈りつけますんかいね?オカシイでしょう!

ところでこの時にワタスは30項目か40項目くらいの恐ろしいほどの質問事項を並べ立ててメールを送ったんですが、このニィちゃん少しは生真面目な所があったかの3日ほどかけて返事を書いていたみたいで、一応その答えを送って来たのではありまするが、全然答えになっていない。・・・はできません。・・・は経験がありません。・・・は指導できません。

だったら「仲間になってください」じゃなくて「お仲間に入れてください」が普通の人間の行儀じゃなかろうか?・・・ができないので教えてください。・・・はどうやったら簡単に教えられるのですか?どうやったら初級スクールから脱却できるのですか?などなど色々と教えてもらいたいのに「試験しちゃる」って言うのはどう考えても失礼とちゃいますかね?!

こう言ってはなんですが、こんなボケ相手にしててもしょうがないので、それ以上は余計なことは言わないで勘弁しといたんだが、まさかこの数年後に二度と再び「認定試験しおちゃる」言うてムカつく案内書が届いたんですわ。ワタシャ~もうビックラドッキラシャックラでございました。まさかあの偉大なる潮流講習の第一人者の大先生から「お前を試験しちゃる」って案内書が来るとは夢にも思ってなかったザンスから、気の長いワタスも終にブちぎれてしまったのでアリンス。

ワタスの目の前で全く潮流を読めず受講者はバラバラになって息も絶え絶えのパドリングでやっとこさ浜に辿り着く様を展開してくれたインチキ人者の大先生に、「ワタスを試験するってどういうこと?」で直接尋ねたんですわ!そしたら言うに事欠いて「仲間になって頂きたい」とお応えになられたんですわ。普通はここでは怒らないんでしょうが、ワタスはもうすっかり切れまくっておりましたんで、えらい剣幕で捲くし立てたんですが、人としてワタス間違っているのでしょうか?!

何故こんなにワタスがお怒りになっておられるのか、皆さんお分かりですか?かつてワタクシはスクールを開業したときに実は「仲間に入れてください」って、こいつ等の本家本元にカヤックの購入を申し込んだのですがね、いとも簡単に門前払いですわ!お前のところに納入なんかできねぇ~!100年早いってみたいなこと言われたんですが、そんなワタスに「お仲間になってください」って、バッカじゃないの?!

まぁ今更こんなこと書いたって無駄だけど、今思うとこいつらに袖にされたことはワタスにとっては非常に幸運だった。常に自分で考え自分で研究して自分で実践するしかなかったから、色々と貴重な練習方法や指導方法を発見することができたし、楽しいキャンプやツアーや講習会を実践してくることができたわけだからね!もしこいつらとつるんでいたらワタスも飲酒パドリングや強風波浪に立ち向かうバカタレの仲間になっていた訳で、そう考えると世の中は面白い。

しかしこれからスクールをお探しの方はくれぐれも御注意を!看板だけでいい加減なインチキスクールが蔓延してますので、厳選に厳選をして受講してください。

2012年4月23日月曜日

前代未聞の潮流講習

ワタシ達はいつも無人島で練習をして、夕方4時ごろには荷物を撤収して島を後にします。無人島と出航地の間には小さな島が4つあります。そしてその周辺の潮流は複雑に流れています。初めてカヤックでやって来た人は非常に戸惑うでしょう。約6時間ごとに流れる方向が反転する備讃瀬戸の潮流の法則には従っているものの、流れる方法は必ずしも一定の方向ではありません。

概して島の先端部にぶつかった潮流はその島の両側へ分岐して流れていきますが、その分岐の流れる方向をしっかり把握しておかないといつも逆潮に翻弄されることになります。

ある日のこと、カヤックの練習を終えていつもの無人島から帰っていると、5~6人のカヤックのグループと遭遇しました。近くで確認をすると「潮流講習の第一人者の引率するグループ」でした。背後からしばらく観察していると、下げ潮の流れに逆らって進んで行きました。そのコースは、上げ潮のときでも結局逆潮と格闘しなくてはならないコースなので、通常は行きも帰りもそのコースは選択しません。

また途中3つの島が取り囲む僅かなエリアは漁船などの出入りが頻繁にあるので、我々カヤックが調子こいて楽しんでいると叱られかねない場所でもあります。もちろん最悪の場合は、衝突だってあり得るエリアでもある訳です。

そのエリアを通過して進むカヤックグループとは違う最も安全なルートへワタシ達は進路を取って、つまり大回りをして出航地へ戻って行きました。しかしワタシ達はゆっくりパドリングをしても彼らよりも随分早く戻ることができることは分かっていましたので、長細い島の南側を回って帰るそのグループを島の北側から回ったワタシ達はゆっくり観察させて頂きました。

目指す帰還地は同じでしたが、彼らは長細い島の南端から直線的にパドリングをしていました。興味深いのは皆さん、次の点です。潮流講習の大先生は後ろを振り向きもせず上陸ポイントを目指してパドリングしていた点です。引率されているはずのグループはてんでんバラバラで漕いでも漕いで前進していませんでした。さすがに大先生だけは進んでいましたが、後続のグループはほぼほったらかしです。

しかし高見の見物をしていたワタシ達はちょっと心配になって、航路の方まで流されはしないかと心配をして、万が一に備えましたが、てんでんバラバラになりながらも何とか辿り着くことができたので一安心でしたが、その頃には潮流第一人者の先生は既に上陸していましたから、さすがと言うか開いた口が塞がらないと言うか、ホント驚き桃の木鈴木のきぃ~でございました。

もしチャンと潮流の流れを理解して潮流講習をやるのであれば、そして下げ潮時に敢てこのコースを取るならば、細長い島の南端部を回ったらすぐに島の西側の沿岸に沿ってしばらく北へ向かって漕いで行き、ちょうど真西に帰還地の浜が来たときにそこへバウを向けて帰ればほぼ楽勝で帰れるはずなのですが、この潮流講習は大変お粗末でした。

更に笑えないのは、そのグループ全員が何とか上陸した後に、その大先生は潮流パドリングの講釈していたことです。

それからしばらくしてワタシの所に1通の封書が届きました。その封書の中味は「シーカヤック指導者認定講習とか認定試験」の案内書が入っていました。よく見るとどうやら、「お前を指導者として相応しいかどうか試験してやるから受験しなさい」といった感じの内容でした。

では一体誰がこのワタシを試験して下さるのかと興味津々で宛名を見ると、おやこりゃまたビックらドッキリでした。なんとなんと先ほどの潮流講習の第一人者の大先生からではあ~りませんか?!

続く

2012年4月20日金曜日

熱心な指導風景を見て

この備讃瀬戸というエリアは本当にシーカヤッキングをするには有難い所で、岡山側からでも四国側からでも至る場所で出艇できる。しかもその殆どが砂浜だからカヤックのボトムには優しいので、こんな素敵なエリアは他にはそうないと思っている。多分世界一のエリアじゃないだろうか?!まぁこんなことをワタシが書くから、何も知らない阿呆のシーカヤック第一人者がやって来るのかも知れないが、どんなに優れたゲレンデでもそのエリアに適した遊び方をしなけりゃ~折角の優れたエリアも台無しになる。

ま、それはまた別の機会にお話するとして、出艇場所がどこにでもあるのにも拘わらず、何故かワタシが出艇する場所にやって来るカヤック業者が結構いた。自分達が住んでいるすぐ近くにも素晴らしい出艇場所があるのに、わざわざ人がやっているところへ来るのは、如何にも真似好きな日本人らしさが出ているが、あまり褒められたものではない。

そうした真似好きな業者の中に特別熱心な奴がいてワタシ達が出艇準備をしている目の前で猛烈な指導を展開してくれて、それを見ていたワタシやメンバーは痛く感動をしたものだった。まずとても驚いたのは、(1)カヤックに乗る前に砂浜で1時間近くもパドリング講習をしていたこと。(2)カヤックに乗ってから付きっ切りで説明を行っていたこと。 (3)その説明は永遠に続く感じだったこと。

これだけ書いただけでは少し分からないかも知れないが、この業者は「指導=説明」と勘違いしているようだった。確かに熱心な指導ではあったかも知れないが、その指導を受けている方は常に傍であ~でもないこ~でもないと多くの言葉を投げつけられるとたまったもんじゃない。

最初に驚いたのはこの指導の方法というよりも、カヤックの取り扱い方だった。(4)車から降ろしたカヤックをそのままアスファルトの道路の上に置いて並べたこと。なんて雑な取り扱いなんだろうか?と。それに通行の邪魔にもなるが、まるでジェットスキーの連中さながらの行動にワタシは少なからず怒りを覚えた。

それからしばらくしてこの指導熱心なお仲間の潮流講習の第一人者の大先生が受講者を連れてやって来てはその講習のお手本を見せてくれたのだ。

続く~

2012年4月18日水曜日

年間の指導回数について

カヤックのシーズンを4月から11月までと仮定して、年間レベルでの指導回数についてちょっと考えてみた。たいていのところで殆ど毎回が体験ツアーとか体験スクールとかに設定されていて、初めから日程を組んで、「**講習」とかやっているところはあまり見かけません。というかどこもそんなことはやってないのでは・・・?!

そういう前提でパドリング技術講習をやっているとしたら、せいぜい月に1~2回程度じゃないかなと思う。それで計算すると、年間で8回~16回程度ということになる。そして指導内容的にはあまり教える項目を持っていないから、たいていのところでフォワードストロークとレスキューくらいだろうか。ロールはしんどいし教えるのが難しいからほんの時々。と言うことだとすれば、多くて16回の指導回数の中でロール指導は3~4回くらいじゃなかろうか?下手をすればゼロってことも考えられる。

チャンとシーカヤックスクールですと看板を揚げてやってても平均するとだいたいがこんなもんじゃなかろうか?!もしこんな指導回数の経験で最も信頼されるスクールになれるのなら、ワタシはもう世界中にどでかいビルを建てて悠々自適の生活をしているでしょう。吉本新喜劇じゃないんだから笑わしちゃいけない。それと最も信頼されるスクールならば、弁護士先生も必要ないはず。指導力もガイド能力もない上に飲酒パドリングを容認しているから、いつどこで事故に遭うかも知れないと怯えている心が弁護士先生に繋がっているとしたら、そりゃもうスクールの看板を下ろした方がよい。

またシーカヤックスクールって看板を揚げてはいるが、殆ど海で乗ってもいないし海をガイドできないようなところも一杯あるようなので、受講を予定されておられる方は、インストラクターの経験や経歴を失礼なほど聞きまくった方が良いとワタシは思う。中にはこんな酷い奴もいますから、どうぞ御注意を・・・!例えば、レスキュー道具を持たず、コックピット内に缶ビールを満載して、飲みながら島巡りをしている人を知っています。どこぞの「安全」協会のお偉い方と聞いております。

またお客さんを一杯連れて来て、どこか良いキャンプサイトを知りませんか?と人がスクールやっているところへ尋ねにくる立派なガイドさんもいる。お客さんが来て実際に海に出てからキャンプサイトを探すなんて、いい加減すぎないか?!事前にチェックもしないで、視察もしないで、しかも人がやっている近くにノコノコやって来てどこかいいとこないですか、なんて、えらい無責任なツアーとちゃいますか?

ところでどうしてワタクシはこうも執拗にこういうことを書くのか?少し説明しておきましょう!次回に詳細を・・・!

2012年4月13日金曜日

観光系オチャラケスクール

観光系スクールが悪いとは申しませんが、殆ど教えてはいないのに「教えてます」的な態度はやめてちょうだいと言いたい。スケジュール表を見ると、開催日は殆どが「体験スクール」その他になっている。その他は希望コースがあれば、それを教えるということらしいが、それじゃ受講希望者は集まらない。このGWだって、全て体験スクールの予定で埋め尽くされているとしたら、折角の長期連休も有効利用されているとは言い難いし、指導意欲があるスクールとは到底思えない。

こういう長期休暇は、観光目当てでやってくる家族やカップルなんぞを教えている場合じゃなくて、キッチリした指導体勢を整えてやる気ある人達をずっしり構えて待ってなきゃいけない訳だが、スケジュール表に「体験」とか「親子」なんて言葉があれば、やる気満々で練習熱心に燃えようと思っている受講者が来るはずもない。

この観光系の人達の心の中は、もしこうした大型連休で、「パドリング技術講習会」などと銘打って募集を出しても、だぁ~れも来なかったら儲けはゼロだから、それが怖くて結局のところ「初級者体験」とか「親子体験」とかに落ちて行ってしまうんでしょうね?!しかしそれでもやろうという姿勢を見せないから余計に真剣な受講者はやって来ないわけで、その結果いつまで経っても初心者のチャプチャプ教室からは抜け出せなくて指導技術は進歩するどころか10年20年前の未熟なままなんじゃないですかね?!

初心者のチャプチャプも初心者にとっては重要な第一歩だが、そんなことばかりを1000年やってみたところで指導技術体系など生まれるはずもない。もちろんカヤックのこともパドルのことも本質的な性能について見極める力量など生まれてくるはずもない。カヤックやパドルの良き改良は、絶え間ぬ指導過程の中から生まれてくるのであって、下らぬ座学や意味不明な木工職人の反復過程から生まれて来るものではない。(断っておくが座学が下らないと言っているのではない)

ところでスクール判断基準の話ですが、このGWの期間に、「親子・カップル・体験」等の単語を使用してスケジュール表が埋められていたら、そこは間違いなく「観光系」でしょう!指導能力ゼロとは言わないが、限りなく指導経験が薄いと言えるでしょう!恐らく年間を通じても「体験」以外の指導は殆どなされていないのではないか?と思われる。

これで「最も信頼される」スクールと言われてもナニを信頼すれば良いのでしょうかね?カヤックもパドルも指導法もエリア開拓も潮流激流の漕行方法も「絵に描いた餅」を食べるようにはいかない訳で、最後は弁護士先生に全てをお任せするとでも仰るのでしょうかね?!

2012年4月11日水曜日

日本で最も信頼される団体・・・????????????????

しかし面白いですね!中味は全然面白くはないですが・・・。言っていることとやっていることがまるでちぐはぐなことが自分達のHPにそのまんま映し出されていますからね!面白くも悲しいとしか言えない。一番の傑作は安全を謳っているのに、ナンチャラ安全協会に入っているはずなのに、たいていの所でカヤックにスプレースカートを装着していない。おまけに写真にはピースサインをしている餓鬼どもが写っている。もちろん餓鬼どもが悪いわけではない。指導者の質が悪いんだね!

シーカヤックでもリバーカヤックでもスプレースカートを装着するのが大原則でしょう!スプレースカートを装着していなかったら、命に関る問題が発生するという危機感が全くなくて、それでいて、「日本で最も信頼されるスクール」になれるはずはありません。ワタクシ、神に誓って申し上げますが、それは「日本で最も愚かで最悪のスクール」と判定致します。

しかしまた更に面白いことに、もっと良く調べていると、こいつらは弁護士まで引っ張り出してきて言うことに、「事故後の対応にも万全の対策を」などと偉そうなことを書いている。何かこの辺り相当に頭が狂っているような気がする。まるで事故を起こしても大丈夫と言わんばかりの書き方にワタクシは思わず倒れそうになる。

うちのスクールはしっかりしているから事故など起こしません。と言いながら他方では事故を起こしても弁護士がついているから大丈夫ですよって言っているのデスから、どこか矛盾していませんかね?!

でもワタクシもう少し考えてみたんですが、彼らもやっぱりスプレースカート無しでカヤックに乗っているとコックピット内に水が溜まり、転覆してしまい、レスキューも殆ど教えていないから、遭難をしてしまう可能性を日頃から十二分に感じているんでしょうね!きっと。スプレーなんかイチイチ装着していたら金儲けになんかならないから、そんなの関係ネェ~でやりましょう!もし事故ったら弁護士先生に頼めばいいしね!

こうしてワタクシの頭の中では、冒頭の写真の中の餓鬼どものスカート無しピースサインと弁護士先生の存在が見事に一直線に繋がったのでアリンス。

そこで皆さん良いスクールの発見法と言うか消去法としては、1)スカート無し 2)弁護士先生 3)最も信頼・・・この3つのキイワードを見つけたら選択肢から取り除いてもOKだとワタクシは思うのですが・・・。

話は逸れますが、むか~しワタクシがバイト講師をしていた学習塾も広告に「信頼と実績」なんて文字を入れていましたが、無責任なアルバイト学生の集まりにしか過ぎず、遅刻や欠席は日常茶飯事でした。もちろんバイト代の支払いもある時払いでしたから、よくこれで「信頼と実績」なんて言えるなぁ~と・・・。しかしこの時なるほど、こういう文言を堂々と謳うところに限って、信頼も実績もないんだと言うことを学んだ訳ですが・・・。

2012年4月7日土曜日

インチキシーカヤックスクールの象徴

週明けに書きます。乞うご期待です。

新聞とネット上の国民の声

もう随分以前から大手新聞の記事はいかがわしいと感じていました。特に読売新聞などがそうです。最近では朝日も毎日も産経も日経も殆どの新聞が「シロアリ官僚」に尻尾を振っているようです。そして最近ではそうである具体的な根拠となる事実もネット上で暴露されつつあります。またワタシは個人的にはあまり好きではないしどこまで信用ができるのかわかりませんが、大阪市長の橋本君は正々堂々と朝日新聞をぼろ糞に批判をしています。ブログで完璧にこき下ろしていますが、こういうことは普通の市長ならやらないしやれないでしょうが、ここは褒めていいところですね!

一般の人々も政治家やマスゴミ(マスコミじゃない)が言っていることをオカシイと思ったら、正々堂々と意見を主張しなくてはいけないとワタシは思うのです。そういうことをしないから、野田ウンコタレや枝野ウソツキ名人や前原イウダケ番長が偉そうにしているん」じゃなかろうか?!日本国民はおとなしいからあまり批判的なことは口にしないが、こいつらとシロアリ官僚と利権業者は決して許してはならない。

年金は運用失敗だけではなく手数料で食いつぶし、国家予算はひとたび各省庁に配分されると、天下りを確保するための資金として、色々なところへ補助金という形で消えていく。税金を更に確保する為に必ず赤字財政を演出し続ける。決して国民の元へ還元されるような税金の使い方は絶対にされない。

我々の巷の光景をちらりと見ただけでも、恐ろしく無駄な「公共工事」が目に付く。最近は道路工事の凄まじく、どこへ行っても道を掘り返している。そして高速道路工事。また全く無意味な河川敷の工事。そして河川の工事。無意味だと分かっているからこその有識者会議がそれらにお墨付きを与える。このエリアで酷いのは53号線沿いのトンネル工事。岡山国体のスラローム大会が行われた旭川沿いの道路に沿って全く無意味なトンネルが作られている。

また東岡山から旭川沿いにカバヤ食品に抜ける路線に新しい道路を作り始めている。また和気のあまり人が通らないような山道のノリ面を大規模工事をしている。そして先日終ったばかりの旭川荘のすぐ横の堤防の工事も、工事をしたことがばれないようにセメント工事の上に土を被せているからこれなどは相当に悪質です。書けば他にも山ほどあります。こういう工事はしなくてもシロアリ関係者以外は誰も困りません。

ネット上では今の政府やシロアリ官僚を擁護する意見は殆どありません。時に増税礼賛の記事を見かけますが、それらは恐らくシロアリ達が書いたのでしょう!遅かれ早かれ今の紙の新聞は廃れていくでしょう。それがシロアリよりの記事ならばより一層早く消え去るでしょう!しかし霞ヶ関はそう簡単にはなくならないでしょうから、誰かがシロアリ駆除をしながら解体をしていかなくてはなりません。

この次の総選挙で上記、ウンコ首相・嘘つき名人・イウダケ番長・その他詐欺政治家の面々が落選して泣き面を晒すのが早く見たいもんです。

2012年4月5日木曜日

シーカヤックは風に弱い

どんな優れたシーカヤッカーが頑張っても風には勝てない。少し強い風が吹いてくるとカヤックはその影響をまともに受けてしまう。ワタシの経験でいつも強い印象が残っているのは、長さ30cm幅10cmほどのハンドパドルをカヤックのデッキに意図的に横に立ててバンジーコードに差し込んで風の影響を実験したときのこと。

風がそのハンドパドルに当たるとカヤックは見事にその影響を受けて、カヤックが反応を始める。僅かそれくらいの面積でも強い影響を受けるので、スターンに旗などを取り付けてパドリングするなんて事がどれだけ自分で自分の首を絞めているのかがよく分かる。取り付けている人は「視認性を高める」つもりなんだろうが、その為にはカヤックに乗っている人よりも大きな旗を設置しなければ意味がない。

遠くからはそんな旗は見えやしない。旗が見える距離ならば、カヤックも充分見えるからどう考えても取り付けの意味がない。

このスターン旗を見るにつけその意味するところは、「馬鹿カヤッカー」を宣伝しているようなもんで、つける薬がないのかも知れない。

話は変わるが、先日から恐ろしいほどの強風が吹きまくっていますが、大体この時期からGW明けまで例年強い春の風が吹く。しかし今年はその強度が過去に例を見ない。先日堤防に車を停めて小休止をしていたら、ラジオから車も吹き飛ぶ強風に注意と流れて来た。その直後にワタシの車は風で吹き飛ぶほど後部が揺れて度肝を冷やされた。

はてさてナンデ今年はこんなに凄い風が吹くのかな?と思ったら、そう言えばやっぱりあの方がいらしてたんですね!そう知る人ぞ知るあの有名な第一人者のあの方がいらしてたんですね!コイツが来た後は、瀬戸内海の海はいつも大荒れになる。強風に向かって漕ぐなら、この強風に向かって漕いだらどうだろう。

今年の瀬戸内海の海の神々の怒りは物凄い。海と風をなめんじゃねぇぞ、コラァ~って怒っていらっしゃる。空は真っ白の雲と真っ黒の雲が混ざり合って山の峰々を取り巻き、そこへ黒く重く垂れ下がった大きな雲が押し寄せる様はさながら映画を見るような景色だった。

ワタシは是非この第一人者の大先生に日本海の荒れ狂う海で、冒険塾とやらを開催して頂きたいと思うのでアリンス。浜に打ち寄せる波は大凡6~7mほどの小規模のモノで結構楽しいですゼ!ワタシなどは小心者でおまけに「心が狭い人」ですから、怖くて一度しか経験がないですが、カヤックに乗って波間に入ると2階建ての屋根ほどの波の壁に感動したもんです。

大先生は長いカヤック長いパドルがお好きでしょうから、さしずめ12mくらいのシーカヤックに6mくらいのパドル、そしてスターンには大漁旗などを取り付けたらサゾカシお似合いと思いますよ。さすが第一人者と絶賛されると思いますよ!アナタ様のことを猿以下だと思っている方はたくさんいるようですが、日本海の激波に突撃する格好いい素敵な大先生を想像すると昼も寝られないですね!

先が思いやられるシーカヤッカー

今の日本の政治の動きとシーカヤッカーの動きを見ていると、ワタシにはそっくりに見える。どちらも非常に間が抜けている。またぞろあの嘘つき枝野が動き出した。嘘つきはコイツだけではないが、野田も岡田も輿石もみんなみんな嘘つきだが、原発の再稼動の安全基準がどうとかこうとか言っている。そういうことができる状況ではないでしょう!現実に汚染水が海へ漏れ出たりしているときに、こいつ等一体ナニを考えているんだ???それにいつから放射能を自在に操れるようになったんだ???そんなことないでしょう!

一方間抜けのシーカヤッカーはまずカヤックのスターンに何故か旗を装着する。これは一体何の役に立つんだろう?カヤックに乗っている人様のサイズよりも小さいモノを付けても全く意味がない。それに転覆をしたら、カヤックの復元に大きな支障を来たすしロールなどはできなくなるだろう。そして風の影響はもろに受けてパドリングの支障にもなる。これで強風に向かって漕いでいく愚かさは傍目にはとても笑えない。

後者はこいつらがみんな海の藻屑になればそれはそれで結構だが、前者は誰が責任をとるのんだよ、と言いたい。再び原発の事故が起きたときに言う言葉は、想定外でしたとでも言うつもりかい。

日本は周囲を海に囲まれた自然豊かな島国だがそれを汚染列島にしようと、シロアリ官僚と民主党は画策している。一方スターン旗の頓珍漢シーカヤッカーは優れた瀬戸内海のシーカヤックゲレンデを遊園地のお遊戯と勘違いをして、多くの人の大顰蹙をかっている。

こんな小さい島国に沢山の原発を建設してしまった愚かさと沢山の島々を配置してくださった神々の御好意を無視するかのようなフェリー信仰の強い港湾シーカヤッカーの愚かさは全く同じ次元ではないか?!

2012年3月28日水曜日

増税論議

審議打ち切りを了承と書く痛い朝日の大本営ぶり

2012年03月28日 07:16
植草一秀
非民主党が非民主的に消費増税論議を打ち切った。

野田佳彦体制が素性を表した。

野田佳彦氏は必ず、この夏までに退陣に追い込まれることになるだろう。本ブログ・メルマガ予言の的中率は極めて高い。

民主主義政党である条件は、民主的プロセスを踏んで意思決定をすることである。

議論に何時間をかけたのかはまったく関係ない。

議論が出尽くして、なお、決着を付けられないときに、多数決で決定するのが民主主義。

多数決によらずに決定するのが非民主主義である。

TPPも消費税も、いずれも非民主的決定を行った。

今後、党名を民主党とするのは詐称になる。

非民主党が正式名称になる。

朝日新聞が誤報を流している。

「民主、消費増税修正案を承認」

の見出しを付けている。

完全な誤報だ。

素案も大綱も事前審査も、すべて同じ。

多数決採決を行っていない。

なぜ行わないか。

反対多数だからである。

反対多数のことがらを決定するのは民主主義でない。

独裁制である。

閣議決定では国民新党が連立を離脱する。

野田佳彦氏は自民党の賛成で衆議院可決を実現できると考えているが、考えが甘い。衆議院で可決できない。

なぜなら、非民主党のなかの民主党議員は全員反対に回るからだ。

非民主党内の非民主党議員だけが賛成に回る。

自民党も一枚岩でない。

解散総選挙が確約されないのに、消費増税賛成に回る議員は少数だ。

消費増税が可決される唯一の可能性は、「話し合い解散」だけだ。

これなら自民が乗る。

しかし、総選挙後、消費増税反対勢力が衆議院過半数を握る。したがって、消費増税法は凍結される。

増税は白紙に戻される。

解散総選挙になる場合、民主党は二つに割れる。消費増税反対派は、民主党正統、社会民主党、国民新党、新党きづな、新党日本、新党大地、日本共産党、みんなの党、大阪維新の会、自民党上げ潮派による連合軍

消費増税賛成派は、非民主党、旧自民党、公明党

になる。しかし、公明党は流動的。

この対立で考えると、消費増税は白紙に戻される。

民主党は多数の民主党正統とごく少数の非民主党に分裂する。

民主党議員で消費増税に賛成する議員は次の選挙で全員落選する。したがって、多数の民主党議員は民主党正統に雪崩を打つ。

非民主党で消費増税に賛成するのは、次の選挙落選覚悟の現非民主党執行部に限定される。

場合によっては、消費増税法案が否決されて、解散総選挙または、野田内閣総辞職になる可能性もある。

野田首相の辞任が秒読み体制に入った。

野田氏が延命する可能性はゼロであると思われる。

民主主義の世の中で、民主主義を否定したら終わりだ。

そんなこともわからない人物は早く首相を辞任してもらいたい。これが、国民の切実な声だ。

藤井裕久氏は完全に老害の領域に入ってしまった。晩節を汚すとはまさにこのことを言う。

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ありがとうございました。


2012年3月27日火曜日

第一人者と言う言葉の響き

今日インターネットである調べものをしていました。そのときに偶々シーカヤックを漕いでいる写真が数枚出てきました。その中の1枚には、なにやらなが~いパドルにやたら長くて大きなシーカヤック乗っているオッサンが写っていました。コイツだれやろう?と下を見ると「シーカヤックの第一人者」って書かれていました。ドヒャ~またコイツか勘弁してくれと思わず口からそんな言葉が漏れてしまいました。

コイツがもし本当に第一人者ならば、「第一人者」の意味は、元の意味とは大きく異なるに違いない。はてさてどんな一人者なんやろか?1)練習などまっぴら御免の第一人者 2)ロールはしたくない第一人者 3)飲酒パドリングは大いに楽しむべきと考える第一人者 3)大型船舶などが出入りする港湾からシーカヤックを出し入れする第一人者 3)強風波浪に立ち向かい腱鞘炎になる第一人者 4)意味不明のシーカヤック文化論の第一人者 5)シーカヤックや道具やその使い方・遊び方を殆ど知らない第一人者 6)シーカヤックの普及と言いながら瀬戸内海では最も嫌われている第一人者 7)転覆してもセルフレスキューさえできない第一人者 8)etc

まだ他にも一杯色んな事が連想されますが、脳味噌が筋肉でできているとこういう破廉恥なことができるのだろうか?どこでどんな風に第一人者になろうとも勝手だが、瀬戸内海にだけは来て頂きたくないもんです。瀬戸内海を漕ぐのに、馬鹿でかいカヤックやなが~いパドルは全く不要だが、強風で転覆をしたらいけないからそんな時代遅れなのを使っているのだろうかね?!おまけにスターンに旗を立ててこれまた意味不明なんだね!意味不明と言うかナニからナニまでヒッチャカメッチャカなカヤッキングをやってそんでもってそれを雑誌か何かで発表するところがまた恐ろしい。

こんな時期に瀬戸内海に来る暇があるなら、東北に行って震災で困っている人達の為にボランティアでもやったらどうなんだ!そう言えばシーカヤックで救助活動やるとかやらないとか言ってだが、邪魔だから帰れって言われたんじゃないだろうか?こんな大変な時期に瀬戸内海にやって来て強風と格闘するなんで普通の常識では考えられないね!

確かに騒音や排ガスは出してはいないけれども、だからって全てが許されるわけではありません。ジェットスキーの多くの連中は自分達が非常に嫌われていることを知っていながら騒音と排ガスをわざわざ人前に来て吐き散らしているが、本質はこいつらと全く同じじゃないのかな・・・?!悲しいね。

2012年3月23日金曜日

些細なこととは言え・・・

先日あるコンビニに入って肉まんを注文しました。その肉まんは110円と表示されていました。そしてその他にはピザまん・アンまんがそれぞれ110円で表示されていました。がそれらは売り切れでした。

その店の店員からは「すいません、そこにあるのは肉まんではなくて豚まんです」と言う返事が戻って来ました。どう見ても肉まんが110円の列に置いてあるようにしか見えなかったのですが、その置いてあるブツは肉まんではなく豚まんだそうで、まぁそんな事はどっちでもいいやと思い、「じゃそれ下さい。芥子も付けてね!」って言ってレジでお金を払おうとすると「150円です!」って、・・・・・。

オイオイそんな表示はどこにもないじゃないか?!たかが40円ではありますが、なにか意図的な騙まし討ちにあったような気がして無性に腹が立ってきました。お金を払う段階でまさかこれくらいの差では断れまい・・・そんなことを意図しての150円の豚まんだと思うのですが、本来なら表示してなくても即座に「豚まんは150円です」と言うべきではないか?!とワタシは思うのですが、それともそんな些細な金額に目くじらを立てるなということなのでしょうか?!

しかしこういうことをやっているとそのお店の信用はなくなり、詐欺的行為で得た40円の売り上げの何千倍もの損失を被ることは間違いないでしょうね!

考えてみるとこうしたことに似たような手口がホームセンターなどでは良く見かけます。例えば安売りのトイレットペーパーの中に、よく似た別の高価なトイレットペーパーを混ぜておく手口。また安いクロムメッキの釘の陳列の傍に高価なステンレス製の釘を置きそれには値段表を付けないでおく手口。またどんな商品でも構わないが、陳列棚にある高価な商品を置き、その上に似たような安い商品を置いてその値段表を長細くしてその下の高価な商品があたかも安売り商品のように見せかけるのです。

たいていの人が余程気をつけないと間違えるように陳列して値段表示する訳だから、悪質でよね!

たかが40円されど40円、そのコンビニ潰れるのは間近ではないか?!

イメージの話



例えばのお話ですが、これがワタシのギターの練習場所とします。広さ的には3畳ほどでしょうか。防音設備がついているので音は外へ漏れません。PAにドラムにその他諸々一応必要なものは最低限揃っています。最近気がついたのですが、ステージに上がるとど緊張する理由が2つあることが分かりました。
ひとつは高所恐怖症であること。僅か30cmほどの高さですが、これによって緊張度が随分高まるようなのです。高さの2乗に100cmを足した高さから海へ飛び込むほどの恐怖心・・・本当か?!

二つ目は顔の前にマイクがセットされ、ギターマイクがお傍で鎮座された状況で、自分の声とギターの音がスピーカーを通じて自分の耳に戻ってくるときに、全身から力が抜け落ちていくのですね!元々上手くないのが更に駄目になるのを確認をする為に行っているようなもんで、それを何とか克服したいと思っていたのでアリンス。
自分の家でも充分練習できるスペースはあるが、PA設備がなく、ライブハウスの臨場感が全くないのでいくら練習をしてもステージに上がると緊張感にやられてしまうので、では同じような環境で練習をしてみたら少しは緩和されるのではないかと思い、こういう設備を揃えた環境で2日間練習をしてみました。

自宅でやっているときは3時間から5時間くらいは休憩を入れながらだと可能ですが、このミニスタジオに入るともう2時間が限界で体力的にも指先的にもそれ以上は全く不可能な状態になります。意識して練習密度を高めている訳ではありませんが、結果的に高くなっているんだと思います。2時間でヘロヘロです。
毎月第3水曜日に倉敷音楽舘でVAN VAN LIVEがありますが、先日の水曜日も参加して来ました。いつも直前で思うのはナンデもう少し練習しなかったのかと緊張感が高まるのと同時にそういう後悔が始まるのですが、ステージ恐怖症に襲われながらも出たいと思う気持ちがあるのはなんとも不可思議な人間の感情なんですね!
出場者&見学者で20名を超えて場内は所狭しと熱気がムンムンしていましたが、今回は少し緊張した程度でした。上手く歌えたかどうかは別にしてPA設備のBOXでの効果が相当ありました。今回初めて練習をしているときと殆ど同じ感覚で弾けましたので、自分としてはまずまずかなぁ~と・・・。シーカヤックで言うなら激潮部を恐怖心を抱くことなくパドリングできた・・・そんな感じでしょうかね?!これでやっと階段をひとつ上がる事ができたような・・・これからも練習あるのみかな。

2012年3月20日火曜日

偉大なるシーカヤッカー氏の功績や如何に?

何とか塾の話の続きですが、ここで偉大なる日本を代表するらしいシーカヤッカー氏の「功績」についてお話をしておきましょう!何しろ大学の先生にまでなった方ですから、サゾカシ素晴らしい実績があるものと想像できますね!そしてもうシーカヤックの文化については相当の権威をお持ちだと推察する次第でございます。

まずはこの方のシーカヤックに対する洞察の素晴らしさからお話しないといけません。普通はシーカヤックの性能などの評価をするときは、自分で乗って確かめてからやるものだが、誰かが乗って書いた印象をそのまま書き写したりしてその責任の所在は全く不明で、いい加減そのものと言っても言い過ぎではありません。多分自分で乗ってもナニがどうなのかはさっぱり分からないのでしょうね。

これはワタシがカヤックを始めた頃のお話で、ワタシが乗っていたカヤックの評価が書かれていて、随分間違ったことを書いているなと思っていたら、評価の内容は自分で乗ってみたものではないと言う事が後で分かったのでした。

そして最近では、海が荒れる頃に瀬戸内海にやってきては奇妙なツアーを始めたのであります。わざわざ季節風が吹き始める頃にやって来ては、その強風に立ち向かってロングコースを漕ぎ、腱鞘炎になることを実証してみたり意味不明というしか評価のしようがないのです。しかし、瀬戸内海で季節風が吹けば、それは西や北西から強い風が吹いて来る事は誰でも知っていることで、またシーカヤックが風に向かって漕ぐ乗り物ではないことは、経験者でなくても多くの人が知っていることです。それとも季節風に向かって漕ぐことが「冒険」だと思ってやっているのでしょうかね?!

その他にも氏の功績は沢山あります。瀬戸内海での「飲酒パドリングの普及」「宇野港などの大型船舶の出入りする港湾を利用したシーカヤッキングの普及」「スターンに旗竿を付ける」など素晴らしい実績ではないですかね!

まぁどれをとっても危ないことばかりで、「冒険塾」での講義には最適の教材と言えるかも知れません。是非この大先生にやって頂きたい事は、お酒を飲んでベロンベロンになってどれだけ漕げるか瀬戸大橋の下の激流でやって頂きたいもんです。

2012年3月16日金曜日

インチキ試乗会

いつ頃だったでしょうか、もう随分前の話ですが、四国でカヤックマラソン&試乗会がありました。仲間が参加するというので付き添いのような形でワタシもそこへ赴きました。試乗会の方は大して期待もしていなかったのですが、結構面白い船もありました。傑作なのが1艇ありました。九州の南部で製作されたどこかのメーカーの真似をしたカヤックは左右のバランスが悪く、普通に漕いでも円を描いてくれました。

また恐ろしくスピードは出ないのだが、物凄くハンドRがやり易いポリ艇もありました。のでワタシとしては、このときの試乗会はそこそこ楽しめたのでありました。しかしひとつだけ大きく気になる事件がありました。それは有名な某アウトドアショップの試乗会での出来事でした。外国から輸入をした艇がいくつかありましたが、ボトムがまん丸のファンカヤックの一種と思われるのが1艇ありました。

面白そうなのでワタシがそれに乗ってみると恐ろしく不安定でともするとワタシでさえ転覆しそうになるほどのカヤックでした。この船を担当している人に訊くとファミリー向けのカヤックらしいのですが、どう考えてもカヤック未経験者では転覆の可能性は非常に高いと考え、ワタシはその担当者にその船の初期安定の程度を説明をして、経験のない方や浅い方はひっくり返りますよってお話をしたのですが、その担当者は「なに言ってんの?」てな感じでまともに聞いている風はありませんでした。

それからまたワタシ達は別のカヤックに乗って試乗を楽しんでいました。まん丸のファンカヤックを降りてから10分もしない内に、カヤックの経験のない一般の方がグラグラしながらその「お丸」に乗っているではないか!!危ないぞ!って思うや否やドブンザブンでした。沖合い10m程度とは言え足は届かない5月の海です。こうなることは最初から分かっていたことですが、可哀相なのは初めて乗ったその方でした。すぐにレスキューに行き事なきを得ましたが、例の担当者は助けもしなければ謝りもしないオオボケ野郎でした。

ここのショップの全ての社員がみんながみんなこんなオオボケ揃いとは思わないが、これは一社員の責任というより会社の責任でしょう!恐らくこのボケ社員は何も知らず見ても分からず乗っても判断できないのでしょうが、そもそも会社の責任者が艇の性格を全く把握せず、見た目で判断したのか輸入段階でそういうファミリー向けという範疇で受け取り、何も確認作業をしないまま試乗に出してしまったのでしょう。これをインチキと言わずしてなんと言えば良いのでしょうか?

えっ、もしかしてこれも「冒険塾」の一環だとでも言いたいのでしょうか?つまりこの時の試乗会は「冒険試乗会」だったのでしょうかねぇ~?この冒険試乗会でずぶ濡れになった男性は、その後ワタシのところにお礼に来たついでに「死んでもあそこのカヤックや用品は買わない」と相当に怒って話してました。

先日ラジオでここの社長がなにやら偉そうな話をしていて、若いときにヨーロッパアルプスの難易度の高い岸壁を登ったことを自慢していましたが、その内容と店に陳列してある商品とこの冒険試乗会のことを総合して考えると、確かに商売人ではあるが、殆ど活動のソフトを持っておられないんじゃないかと感じてしまいました。そう言えば昔ロール教則ビデオを探していた頃に、このお偉い社長さんがお手本のロールってやつをされていたのですが、「これがCtoCです。これがスィープです。」って区別して説明をしているのですが、どっちも違っていて、CtoCとスィープの混ざり合った中途半端な形のロールになっていて、違うじゃん・・・嘘つけ、この野郎って・・・、ムニャ~むにゃ~でしたね。

こんなことは全く思い出さなくても良いものを、立派な「冒険塾」の掲示板を見て咄嗟に脳裏によぎったのであります。こんな下らぬことを書いてあいすみません。

2012年3月15日木曜日

やっとグーグルに

HPの新しいアドレスに移転をしてから1年数ヶ月が経過するが、このところやっとグーグル検索での反映が好転してきた感がある。これからはもっと中身をもっと精査して反映してくれるらしいが、そういう意味では内容に拘ってそれぞれのファイルを作っていかなくてはいけない。と思う。

今年から指導者対象の講習会を常時開設してやろうと思っているが、誰かが来てくれるのかは定かではない。ただ自分がやってみたいと思うだけなのだが、それはいつものことで商売を考えてのことではない。カヤックが日本に導入されるようになってから今日まで、指導体系が真剣に研究をされてきた経緯は他所では殆ど見られない。

形だけの研修会や検定会はあるにはあるようだが、主催している人達の技量に余程の問題があるのは、巷のスクールの中味を精査するまでもない。アイも変わらず沈脱再乗艇やら陸上でカヤックに乗ってロールやったりととても笑えない状況が続いているようだ。本当に海やカヤックを理解しようと努力を重ねようとしているのかは甚だ疑問である。

カヤックを変えパドルを変え道具を作り新しいカヤッキングスタイルを創造なんてやっていると金儲けにはならないし第一他から嫌われてしまうからね!話は若干逸れるが、先日ある業者から沢山のパンフが送られて来たが、例年ならば僅か数冊でしかないのが、ワタシのような弱小業者のところへ一杯送りつけて来た点を考えると、相当売り上げで苦戦を強いられているのかも知れない。

チャンと教えるスクールが殆どない。ウェアーや付属品やカヤックにも魅力的なものが非常に少ない。これで景気でも良ければ多少カヤック人口も増えるのだろうが、最近の株価の上昇は景気の中味ではなくヘッジファンドの仕業に過ぎない。オッと違う方向へ来てしまった。話を戻そう。

リバーカヤックは基本となるダウンリバーが衰退して、垂直方向への動きに楽しみのポイントが移動してしまったのが大きな原因かも知れない。その動き自体が悪いことは全くないが、誰かが勘違いをしてそれが原点だと思ってしまったところが大きな衰退の原因かも知れない。とワタシは思っている。その矛盾が見事にパンフレットに現れているから、面白いし悲しい。

そしてシーカヤックは無知蒙昧な指導者に恵まれて過ぎていて、これほど陳腐な世界は他に見当たらない。どんなに陳腐かは皆さん御存知の通りです。どこのHPやブログを見てもカヤックとは関係のない記事や写真の多いことには呆れるばかりだ。ワタシがこれまで色々なことを感じた中で一番酷いなと思うのは、ハード面でいつもお世話になってる方に助けてもらいながら、その方を批判する団体に所属してのうのうと暮らしている奴が同じ業者としていることに、日本と言う所には価値判断基準というものがないのだろうか?と思ってしまう。

まぁ色々な怒りや疑問はさておき今年(今年だけ?)は、まじめに水とのコンタクトを高めたい指導者像を追いかけてみたいと思う。言っておきますが、スターンに旗を立ててツアーをやっているような方には用はありませんので、前もって御了承を・・・。

冒険の意味・・・?

冒険にも色々な意味があると思いますが、そう殆ど冒険らしきことをやったことがない方々が教える冒険とは一体どういう内容なんだろうか?とついつい勝手に想像をしてしまいます。いけないですね!それは良くないことですね!駄目ですね!って自戒をしても勝手に頭の中で想像をしてしまうのは、そういう連想をさせてくれる実態があるからではないのでしょうかね?!

どう考えても、この冒険塾の講師の中のお二人のパドリングは初心者以下としか思えないお粗末なパドリングスタイルで、あれでは小豆島さえ一周できないでしょう。まぁパドリングが全てじゃないってことかも知れませんが、強風や激潮部ではまずカヤックの操作は無理じゃないですかね!そう言えば、強風といえば、強風の西風に逆らって漕いで行く事が冒険と考えている「第一人者」の方もおられましたが、心強いことでしょう!もし「冒険」が「危険を冒す」と言う意味ならば、この人達は本当に素晴らしい冒険家なんでしょうね!

例えば、あの有名な作家のあの人は、滑り出しこそ良かったもののいつしか飲酒パドリングの元祖としての本領を発揮なさっていたようだから、ビールを飲みながらのパドリングの危険性を教えてくれるのか、それとも飲みながら沈脱して安楽死の方法を説いてくれるのかも知れない。思うに、一度有名な作家になると何をしても構わないのだろうか?利権官僚を舌鋒鋭く批判をしていた氏の功績もこれによってビールの気泡に帰してしまうのだろうか?!悲しいかなこの人に冒険を語る資格はとっくの昔になくなっているのでは・・・。

それから世界各地を回りテレビにも頻繁に出ていた映りの良いハンサム男は、実はワタシは良くは知らない。昔たまたまテレビを見ていたらタンデムシーカヤックの前部に乗ってベーリング海峡を横断するという映像を見る機会がありました。後部に乗ってパドリングをしている人は、あまり有名ではないが、ワタシの昔の知人の知人でパドリングは非常にしっかりしている。経験も豊富で疑う余地はない。しかし前部のその方は、とてもじゃないがこれまた初心者以下でタンデム前部だろうが、おんぶに抱っこだろうがベーリング海峡の横断は無理。もちろん後ろの方がいくら達者なパドラーであっても無理な話。

その映像は思った通り、出航直後と到着直前のところしかなく、海峡横断の最もそれらしきところの映像は皆無でした。ここのところは伴奏船に曳いてもらったか、それとも乗せてもらって横断したに違いない。テレビ局としたらそんなことはきっとどうでも良いのでしょう。また一般の視聴者がその人のパドリングを見て見抜けるはずもないし、カヤックにそれほど興味があるはずもないからね。だからって、「やらせ」をやっちゃ~いかんとでしょう。冒険の行為の中で最も崇高で意義ある領域を誤魔化すなんて、許せない行為だとワタシは思うのです。

しかし、更に深く考えてみると、この人の冒険とは、「自分が全くやらなかったことをさもやったかのように見せかける」冒険をやってのけたのかも知れません。そういう意味では非常に恥ずかしい冒険だったのでは・・・。これをお金を取って講義するというのもまた凄い冒険なんですね!ホント。

続く

2012年3月14日水曜日

レモンコーヒーはいかが?!

本日は所用で街へ出ました。歩いて1時間ほどです。最近歩いてもやっと疲れなくなりましたが、用事を済ませたあと、いつも行っている喫茶店へ行きましたが、お休みでした。先週火曜日に行ったときにお休みだったから今日は大丈夫と思って行ったら、ナント火曜水曜とお休みしますと貼紙がありました。いつ行ってもお客の少ない店で大丈夫かなと心配してますが、これじゃ益々お客は遠のきますね!

仕方がないので、ネットカフェでも行って雑誌でも読もうと思い、そこから近くのインターネットカフェへ入りました。中に入ると換気が悪くム~とする空気に気後れしながら受付でお金を払おうとしたら、頭の相当悪そうなネェちゃんが「これに記入してください」と仰りました。それは何ですかと尋ねると、カードを作りますと言う。何のカードですか?と尋ねると、割引カードですと答える。じゃ~それを持っていると割引になるのですか?って尋ねると、割引にはなりませんと答える。

この辺りからもうアタシャ殆ど切れそうになる。そこをジッと我慢して、それでは何の割引なんですか?と尋ねると、何回も利用すると割引になると言う。なるほど少し分かって来た。でもこんな空気の悪いところに何度も足を運ぶ気がしないので、そんなカードいりませんとワタシは答える。割引はいいですからお金を払いますとワタシが言うと、そのネェちゃんは、また最初に出した申込書のようなモノにこれに記入してくださいと言う。

ワタシの事務所の近くにあるネットカフェもイチイチ名前を記入しないと最初は入れてくれないので、そういう段取りはある程度はわかってはいたが、そのネェちゃんのあまりにも説明不足というか、要領を得ない態度に、反吐が出そうになり引き返し、今度はドトール珈琲へ。

さすがにここは記入をしなくても入店が可能なのですね!少し小腹が空いたので、バームクーヘンとアイスコーヒーを頼み、ミルクとガムシロは自分で取って所定の席へつきました。喉もカラカラ状態で、席へつくなりミルクを入れるとナニやら透明な液体がコーヒーの中へ落ちて行ったのです。この時初めて気がつきました。それはミルクじゃなくてレモン果汁だったのですね!

仕方がないので、今度はちゃんとミルクを持ってきてガムシロと一緒にコーヒーの中に入れてかき混ぜて飲んでみると、ナントなんとレモンの味が圧倒的に強いのです。しかしいつぞやキャンプ地で飲んだあの酸化した苦いコーヒーと比べるまでもなく飲めないことはなく、書き物をしながら1時間ほどの滞在で綺麗さっぱり飲み干してしまいました。

味としてレモン80%コーヒー20%くらいの感じだったでしょうかね。

因みにドトールコーヒーの店の中は満員一歩手前でしたが、例のアホネェちゃんのネットカフェは広い店内、殆どお客はいませんでした。カードがどうとか割引がどうとか、そんなことよりもリーズナブルな金額を設定して、時間あたりいくらいくらで料金を取れば気楽に入れるのにね!馬鹿だね、ほんと。

それにしても今日は天気もよく歩いていると汗だくになるような暖かい1日でした。もう紛れもなく春がやって来たんですね!

2012年3月13日火曜日

アウトドア用品のないアウトドアショップに・・・

先日ある方と市内のあるアウトドア店へ行きました。ある方は、、多分置いてないとは思うけれど・・・、と行く前から既に諦めたような口ぶりで言ってましたが、一応ワタシもついて行くことにしました。もう何年も使っているスキーウェアーを更新する為に、探しに行ったのですが、案の定ありませんでした。

スキーウェアーと言ってもスキーにしか使えない代物ではなくて冬のアウトドア活動一般に使えるようなモノを探しに行ったのでしたが、ピンと来る品物がありませんでした。あるのは薄いペラペラのウィンドブレーカーのようなものか、レインコートか、街中で着るようなダウンジャケットくらいしかありませんでした。

お店の綺麗さとか作りは「凄いな」と思わせられたのですが、悲しいかな靴もズボンもジャケットもテントもワタシの合格基準からかなり下の方に位置していて、それを再確認するかのように、ノルディックウォークのお人形さんがストックを持って悲しそうに立っていました。元気の良い人がナニが悲しくて街中を2本のストックを持って歩かねばならないのでしょうか?山を歩くときでも身体に故障がなければ、こんなモノは邪魔になるだけ。もしその人がラインホルトメスナーのように単独でチョモランマを目指すならば、ノルディックウォークも役に立つかも知れませんが、その辺を歩くのには全く必要ないでしょう。

そんな思考が一瞬のうちに駆け巡ってそろそろこういう空間から逃げ出したいと思っていたら、ある方が店の壁に貼ってあるポスターを指差したのでした。そのポスターの一番上を見ると、なんと「冒険塾」って言葉が書かれてありました。どこかで聞いた言葉だなと・・・そうか最近流行の維新塾の真似でもしたんかいなぁ・・・~?

で誰が講師なんかなぁ~?って、6~7人の写真と名前が書かれてあって、どっひゃ~オォ~って感動しました。違う意味で感動しました。あんまりこういうことは書かない方がいいんでしょうし、書きたくもないのですが、参加講習費があまりにも馬鹿高いので、全く事情を知らない方々の為にちょっと書いておこうかな・・・と思った次第です。

この先生方のインチキ臭さは群を抜いているとワタシは思うのですが、そしてそれも既に多くの真摯なアウトドアマン達は御存知と思いますが、敢えて少しだけ書いておこうと思います。

1)ここで言う冒険の意味について

2)インチキ試乗会について

3)区別のできないロールについて

4)偉大なる日本を代表するシーカヤッカーの中味について

5)飲酒パドリングの起源について

6)誰でもできるベーリング海峡の横断の方法について

7)いつ申し込んでも開催しないロール教室について

8)そのパドリングでは一人で瀬戸内海も横断できない

9)良くは知らない方も同類じゃないですかね!

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続く

2012年2月21日火曜日

朝日新聞の末路が見えて来た

国民新党がシロアリ退治なき消費増税反対を明言

2012年02月20日 09:30
 朝日新聞社説を論評する。論評にも値しない愚論だが、朝日の落日を示す象徴的文章でもあるから、紹介しておく。昨日付のメルマガ記事で取り扱った。

「ごみ売り新聞」と揶揄される発行部数だけが売り物の新聞が有名だが、朝日新聞も「媚び売り新聞」と改名した方がよいのではないか。
2月19日のNHK日曜討論では、民主党内も与党内もまとめることのできない、野田佳彦内閣の体たらくが改めて鮮明に印象付けられた。

民主党国会議員の約半数が消費増税反対である。消費増税に賛成している議員と反対している議員のどちらに大義と正義があるのかは明白である。

正義と大義があるのは消費増税に反対している民主党議員である。

朝日新聞がどのような社説を掲載したのか。以下に引用する。2月18日付朝刊社説である。
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「一体改革大綱―民主も結論を出す時だ」

「野田内閣が税と社会保障の一体改革の大綱を閣議決定した。消費増税を柱とする法案を、3月中に国会に提出する。その方針に沿って、半歩進んだ。

政府・与党が1月に素案を決めてから40日が過ぎている。野党との事前協議が成り立たないのだから、政府・与党単独での大綱決定は当然だ。

この間の野党、とりわけ自民党には失望させられた。消費増税の必要性を認め、当面10%という引き上げ幅も同じなのに具体的な対案を示さない。

民主党のマニフェスト違反をあげつらい、政権に衆院解散・総選挙を迫るばかりだった。

もはや野田首相は、一日も早く法案を提出し、国会論戦を通じて妥協点を探るしかない。

ところが、こんな現実を前に、民主党内には相変わらずの光景が広がっている。いまだに増税反対論が根強くあるのだ。

現下のデフレ経済のもとでは増税すべきではない、国会議員や公務員の経費削減が先だ、といった意見が渦巻く。

朝日新聞の2月世論調査で、政府の増税案に賛成40%、反対46%、最大の反対理由が「国の経費削減が進んでいない」だったことも、こうした意見と重なる部分がある。

だが、菅政権以来、3年ごしの議論を経て、少なくとも党内の大勢はとうに決しているはずだ。先の党代表選で消費増税を明言した野田首相を選んだのは民主党自身ではないか。

もちろん、政官ともに「身を切る改革」は絶対に必要だ。それと同時並行で、消費増税の作業を進めるべきなのだ。

大綱が増税にあたって約束した改革のうち、国家公務員の給与削減策は、ようやく民主、自民、公明3党が合意した。残る国会議員の定数削減も早急に詰めてほしい。もっと徹底してムダを省き、歳出を削減することも欠かせない。

今後は、民主党内のとりまとめが紛糾したり、野党が内閣不信任案や首相の問責決議案提出をうかがったりする緊迫した局面も想定される。

すでに党内の最大勢力を率いる小沢一郎元代表は最近のインタビューで、法案の閣議決定にも衆院での採決にも反対する考えを明言している。

もし、最後まで増税に反対する勢力がいるのならば、たもとを分かつしかない。首相には、その覚悟を強く求める。

与野党の駆け引きが激化し、国会の混乱は避けられないだろう。そのとき首相に求められるのは、一体改革の必要性を、愚直に国民に訴えることだ。」

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朝日の致命的な欠陥は、朝日の主張が、民主主義の根幹をまったく踏まえていないことだ。

民主主義、言い換えれば国民主権との根幹を踏まえるなら、増税論議の鍵を握るのは野田氏でも財務省でもない。主権者国民だ。

政党は選挙に際して政権公約を明示する。主権者国民は政権公約を吟味して政権政党を選択する。政権を担う政党は、主権者国民との約束、政権公約を守る責務を負う。これが、「マニフェスト選挙」でもある。

選挙に際して、民主党がどのような公約を示したのかが何よりも重要である。

このことは、野田佳彦氏が分かり易く述べている。

「マニフェストにはルールがある。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらない。それがルールだ。」

「書いてあったことは何にもやらないで、書いてないことは平気でやる。
それは、マニフェストを語る資格はないと思っていただきたい。」

この発言を行った者が、書いてあったことはやらないで、書いてないことを平気でやることは許されない。

朝日は
「菅政権以来、3年ごしの議論を経て、少なくとも党内の大勢はとうに決しているはずだ」
と主張するが、見当違いも甚だしい。

民主党内で正論を述べる者は消費増税に反対しており、その数は党内の約半数に達する。消費増税に賛成しているのは、民主党内の詐欺師グループである。その主張に正当性はなく、世論の支持も得ていない。
民主党が示していた方針を分かり易く表現したのが野田佳彦氏である。

民主党は総選挙に際して消費増税に反対した。その理由として掲げられた言葉は、「増税の前にやるべきことがある」だった。

民主党は、

「シロアリを退治し、天下り法人を根絶し、天下りを根絶する。 ここから始めなければ消費税を上げるのはおかしい。」
と主張したのだ。

その後、このシロアリ退治はまったく進んでいない。むしろ、シロアリ保護策を打ち出している。

だから、この状況下で消費増税に進むことは完全な間違いである。

朝日媚び売り新聞はさらに、

「先の党代表選で消費増税を明言した野田首相を選んだのは民主党自身ではないか。」

と言うが、民主党が誰を代表に選ぼうとも、民主党が主権者国民に対して責任を負うことに変わりはない。野田氏が国民との約束を守るのなら問題はないが、代表に選ばれたからといって国民との約束を一方的に破る理由になるわけがない。

野田氏が主権者国民との約束を改めようとするなら、総選挙で国民の信を問うという手続きを踏むことが不可欠だ。面倒ではあってもこの手続きを省略することは民主主義の破壊そのものであることを認識するべきである。

自民党の谷垣総裁が野田政権の消費増税を認めないのは、この意味で日本政治の良心を示している。谷垣氏まで批判する朝日新聞はほとんど脳死状態だ。

2月13日に国民新党の行動に警戒感を示したが、国民新党が税制改革大綱の閣議決定を容認したことについて説明した。

国民新党の消費増税反対姿勢は不変である。メディアが消費増税を推進するために、誤報を意図的に流布した疑いが濃い。

橋下新党も消費増税反対の姿勢を示すだろう。

次の総選挙最大の争点は消費税になる。

正統性のない消費増税は必ず主権者国民から却下される。不正義の行動を示す立候補者は、厳しく断罪されることになる。

民主党正統に属する議員は消費増税に反対する。

 主権者国民との契約を一方的に破棄して消費増税に突き進む者は、民主党を離党するべきだ。消費増税反対が正統であり、消費増税賛成が非正統である。
 
非正統の民主党議員は次期総選挙で軒並み落選することになる。

2012年2月13日月曜日

パドル木工教室

昨日2/12日曜日は、仕上げのパドル教室でした。パドルを作り始めた頃は、カンナの使い方も知らない自分がまさかパドル製作教室など開くとは夢にも思っていませんでしたが、楽しいですね!

僅か数千円の材料で、5~6万円以上のカーボンパドルを超えるパドル作りができていると自分では思っていましたが、それを身体で感じで頂ける方と一緒に製作に取り組んでいると我を忘れてしまい、アウトドアの楽しみとはまた別の喜びを感じますね!

昨年夏ごろから体調不良で休んでばかりいると更に調子が悪くなり、これではイカンと感じて、歩いたり作業をする時間を大幅に増やし、このところ体調も随分改善されてきました。歩いていたり、何かの作業をしていると何かがいい感じなので、少しずつ良くなっているようですが、年齢的には色々と考えるところがあります。

パドル製作も単なるそれではなく継承すべき方々に、それぞれの味わいを取り入れて製作方法を将来へ残して頂きたいと思ってやっております。

最初にワタシが思いついたのは、1本モノのパドルはできそうになかったので、何か違う方法でウッドのパドルができないか色々と考えていました。そしてある日外国のHPに2万円くらいで販売しているウッドのパドルを見つけました。

それはワタシでも作れそうなサンドイッチ構造のウッドパドルでした。最初は作る意識はなく買うつもりで探していたのですが、その2万円ほどのパドルは無骨でナント重量が1.2kgほどありました。これではあまり意味がないと思いつつ5年くらいホームセンターへ通い、ウッドの材料を探していました。

そしてある日突然ふっとコレダと思いつき、早速そこにあった材料を買い込み数日で作り上げたのでしたが、それは今から思うととても奇妙なパドルでした。しかしその奇妙さが全ての鍵を握っていたのでした。一本モノパドルを遥かに超える秘訣が隠されていたのでした。

それとそこに置いてあったブレード材といい、シャフト材といい適度なしなりを産むための丁度のサイズだったのは偶然だったのか幸運だったのか・・・?「求めよさらば開かれん!」なんかそんなキリストの言葉があったような気もするのですが、ある意味で奇跡だったかも知れません。

あれから何年経ったでしょうか?教えたり教えられたりしながら、製作方法は少しずつ進化して来ました。使う道具・材料・接着剤・塗装剤・その他と今回もまたひとつ教えて頂くことがありました。小さなカンナが凄い威力を持っているなんて全然気がつかなかったのですが、こういう発見こそが重要ですね!

昨日はパドル3本が対象になりましたが、その内2本しか作業できませんでした。2本しか・・・いやいや2本もやることができました。完成間際の1本は塗装までいきました。凄いセメダインの臭いのする硬化剤無しのウレタンでしたが、木目が綺麗に出て来るサラサラの液体を初めて試してみました。

2本目はシャフトの削りだしとブレード成形へ進み最終的には、サンディングも終了して、後は塗装のみと言うレベルまで到達できたので、合格な1日だったのではないでしょうか!

今回はガラスクロスを使わない製作でしたが、次回はそれも含めてやれたら幸いです。次回の予定はT氏の曲がったシャフトが真っ直ぐになった時点で都合を見て実施したいと思います。

2012年2月10日金曜日

それぞれのランチと遭難

シーカヤックだけでなくスキーでもトレッキングでもどこかでランチを食べると思いますが、そしてそれはどこでどのように食べようと本人のご勝手ではあると承知していますが、ワタシなりに少し考えてみました。レストランで食べようが丘の上で食べようが浜辺で食べようがランチには変わりないし、胃袋に入り排出されればひとつの行程を終るだけのこと・・・なのでしょうかね?!そこのところがワタシはどういうわけかそうじゃないような気がするのです。

レストランや食堂で食べる。コンビニ弁当を食べる。手作り弁当を持参する。材料を持って行ってそこで自炊をする。などなどランチの形は色々あるけれど、できるだけ自立したランチとは・・・?

今毎週末行っているスキー場には、レストランや食堂があるが、最近では駐車場に戻って来て、お湯を沸かしてカップ麺等を食べている家族連れを良く見かけます。ランチ代の節約にもなりますし、何よりも子供達が外で活動する面白さを実感する場面でもあろうかと思うのです。みんながみんなレストランで食べるからそこで高くてまずいランチを無理やり食べる必要はないと思うのです。まぁ最近では量も増えて美味しくなって来ているようですが・・・。

昔あるスキー場で高校の時の同級生に会った時に、そいつはスキー場にガスコンロを持って来てランチなんか作る奴の気が知れない・・・などとほざいていましたが、なんとそいつは今や小学校の校長先生をやっているらしい。多分お金持ちになったんでしょうね?!それと同時に何かを置き忘れてしまったんでしょうね!スキーをして帰ってくる行程の中にはそれ以外の多くの内容が含まれているはずですが、彼はスキーへ行くときはスキーしかやってないんでしょうね、きっと。野外活動の一環なんて言葉はあまりに陳腐で使いたくはないが、何かに纏わる体験の中で人は成長して行くんではないかと思うのですが、数学は数学だけを、英語は英語だけを勉強すればよいのでしょうかね???

トレッキングの場合は、普通山中にレストランや食堂はないから、日帰りの場合は弁当時持参が一般的でしょう。もし山頂展望台に美味しい料理が食べられるレストハウスなどがあれば、行ってみたい衝動に駆られるかも知れませんが、そういう山登りを心がけている人をワタシは一人も知りません。山歩きに出かけるときは、日帰りならばデイバッグを背中に背負い、その中にお茶・クッキー・ランチ・珈琲・コンロ・タオル・ティッシュなどを入れて出かけます。少し歩き慣れてくるとある程度背中や肩に重量負担を強いたほど歩きの効果がありますから、レストラン&食堂利用はモッテノホカだと思うのです。そして極論ではありますが、日帰りで遭難なんて普通は考えられませんが、山中で転んで骨折でもして歩けなくなり、携帯は電波が届かないような場所で一夜を明かすようなそんな目に遭った時に、デイバッグの中に水や食料やガスコンロがあったらどれだけ心強いことでしょう。

レストランや食堂を目当てのトレッキングなどをやっていると、それ自体は決して悪いことではないにしても、それが行動の価値を高めることには繋がらないと思うのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか?!

前にも書きましたが、シーカヤックについては普通前後に大きな荷物室がありますので、相当の量の荷物を積むことができますので、インスタントでインチキ臭いカヤックライフを求める方はともかく、これからカヤッキングに真剣に取り組みそれを通じて色々なことを吸収していきたいとお考えの方は、カヤック以外の装備もキッチリ揃え、充実したアウトドアライフを楽しんで頂きたいと思うのであります。あの日本を代表するインチキシーカヤッカーの第一人者の大先生でさえ、さすがに食堂やレストランは利用していないようです。

そもそもシーカヤッキングは「自立した遊び」だとワタシは思っていますが、食堂やレストラン利用は都合の良い他力本願の面は逃れられないと思うのです。利用するのは自由だが、「遊びの自立」と言う面で言えば、これは非常に良くないことで、そういう精神的領域を持つということは、いざという状況に直面した時に、誰かに助けてもらわなければ遭難する可能性をいつも持ちながら、いつも甘い誘惑に負けているのかも知れません。まぁそこまで考えてカヤックに乗っている人は非常に少ないかも知れませんが、それはあのインチキシーカヤッカー以下の評価だと分かれば、・・・そう言えば、あの動画も相当インチキだったような・・・????

そう言えば最近「甘い誘惑」に恵まれすぎているワタシでした。沈。