2011年9月30日金曜日

明日からもう10月

明日からもう10月に入ります。ワタシのスクール最後の月になりますが、休まないように頑張りたいと思います。まぁスクールを閉店するとは言え、元々あまり教えていませんから、特に心配するようなことは何もないのでは・・・と勝手なことを思っています。

実際ワタシが教えるのは最初のロールの時くらいで後は、ほとんど「教えている」とか「指導する」といった感じではありませんよね!自慢そうに書いてますが、ハイ自慢をしておりますが、ロングロールの時だけ一生懸命教えて、それから後は、ちょっと説明をしているだけで、お茶を飲んで話をしているほうが多いですよね!

インストの中には「指導すること」は「説明すること」だと勘違いして、受講者の傍で延々説明し続ける人もいるようですが、そんなのはお互いに大変ですよね!特に受講者はたまったもんじゃないです。

習いに来ている方は、説明を聞きに来ているのではなく、どのようにしたらそれができるようになるかを習いに来ていることに気が付いているイントラの方は、恐らく説明などそれほどしないでしょうね。

まぁそれはともかくとしてこの10月は、カヤッキングの重要な骨格を整理してコンパクトにまとめて伝えられたらいいかな・・・と考えています。スピードを競ったり、距離を漕ぐのも楽しいかも知れませんが、いずれそれはできなくなります。同じ場所へ何度行っても飽きない「技術」と言えるものがあるかどうかは分かりませんが、あっちこっち行かなくてもカヤッキングが楽しめるようになる為の何かを伝えられたら良いかな・・・と考えています。

またその他にも少し考えていますが、まだ具体性に欠けますので、徐々に展開していきましょうかね!

2011年9月29日木曜日

キャブラックの秘密

本日ニューパドルがほぼ完成した。ニューキャブラックで重量は650g。何が違うのか?ブレードがこれまでと違うのです。普通の板を使って作っているのですが、重さは650gに仕上がっている。これと従来の特殊ブレードを使用した700gのキャブラックを手に持って比較したら、何故かこの700gの方が軽く感じるのです。

不思議ですね!多分ブレードが新しいキャブラックの方が重いからだと思うのですが、果たして漕ぎアジはどんなものでしょうかね?!ファファ~とした柔らかさを持つ旧キャブラックの方が恐らく断トツ良いかも知れませんね!まぁこの土曜日に判明するでしょう。

2011年9月28日水曜日

理解できない何か?!

これはカヤックとは全く関係ないことなんですが、新しい何かをするときに、時に理解不能な感覚に陥ることが良くあります。それは2種類あって、楽しいなぁ~と予想されることと、何か良くないことが予想される場合とあって、実は楽しい方はまず外れてしまいます。しかし何か不吉な予感を感じているときは大抵的中します。

まぁ別にワタシに予知能力があるなどとふざけたことを書くつもりは全くないのですが、そういうことって皆さんはありませんかぁ~?悪い方に転がることはあってもなかなか良い方に転がることはないのですが、では何故良くない予感が当たるのでしょうか?

先日カヤックを片付けるときに、近道をしようとちょっとした岩場を登っていました。足を滑らすかなぁ~って、物凄いその可能性を感じていたのに、一歩を踏み出し、すってんころりんとやってしまいました。そのときに、我ながら予知能力が凄いなと・・・痛かったなぁ・・・。でもカヤックは無傷でした。

また無人島などで夏にキャンプをするときに、朝からどうも胸騒ぎがすると思ったら、昼前にレジャーボートの軍団に浜を占領されたり、あまり考えたことがないのに突然遠くに出かけて車が故障したらどうしようかと思っていると、実際に故障してしまったりと、こんなことが良くあります。

今思い出したのですが、3年前に岡山大学の近くを車で走っていた時に、後ろから車が近づいてきたのですが、妙に衝突されるような気配を感じていました。物凄く接近して来たのですが、一旦大きく離れたので安心して前だけを見ていたら、突然大きな衝撃音がして、ワタシの車が走り出したのです。最初は何がなんだか訳が分からなかったのですが、追突でした。

最近も内容が全然違うのですが、何となく空気の馴染まない空間に足を踏み入れ、いつも違和感を覚えてしまうのについフラフラと足を踏み入れ意図せずして嫌な体験をすることが良くあります。この違和感が曲者で理屈抜きでワタシの感覚に入り込んで来て、何らかの信号を送ってくれているようなのですが、これからは理屈抜きでこの違和感をひとつの指針にしないといけないかも知れない。そんなのはワタシの性に全く合わないのですが、現実に理解できた時は、時すでに遅しなんですから、厄介ですね!

昔の人が「君子危うきに近寄らず」って言ってたのは、このことなんだろうか?と勝手に自分を君子に仕立ててますが、そう言えばワタシの生活もそろそろ「危うき」状況かな?

ひとつ明確なことは、何かをしようとするときに「億劫な部分」が意識されるときは、そこには「危うき」何かが存在する・・・と考えても良いのではないか?!過去を振り返ると、「億劫」を無視して行動したときに、ある意味大事件が起きている。

まぁ意味不明な内容ですいませんでした。こういう非論理の世界のことはあまり考えたくもないのですが、このところあまりにもそこに首尾一貫性が感じられるので、ついつい書いてしまいました。できれば科学的に解明したいものですね!

2011年9月26日月曜日

楽地島合宿ツアー

天気とメンバーに恵まれ大変楽しい合宿ツアーになりました。行きはちょっとアクシデントがありましたが、全日程好天に恵まれ、秋のキャンプ合宿を楽しむことができました。心配したワタシの体力も全く問題ありませんでした。気になったのは、朝晩が相当に寒かったことでしょうか。こんなに寒い秋合宿は記憶がありません。

くそ暑い夏と比べたら最高のコンディションではありますが、水に濡れたら震えが来ますので、これからの時期はウェアリングの準備に気を使って頂きたいと思います。

2011年9月3日土曜日

長いこと考えていたこと

ほとんど無意識の状態で自分がやりたいなぁ~と考えていたことがある。もちろんカヤックや登山やスキーとは違う。それらを楽しみながら、漠然とやりたいと考えていたことがある。それを説明するためにここで書いている訳ではないので、その中身は省略するが、不思議なことにそのことを長い間考えていると、不意に突然向こうからやって来る。

途中で嫌な思いをして止めたくなってもそれは許されず、そこからはもはや逃げることはできない。次から次へと新たな優れた環境がワタシを追いかけて来る。ワタシは何もしていないのに、知らず知らずの内に、素敵な人が一杯ワタシの目の前に現れる。もちろん素敵に値しない方々も時には遭遇するが、それはすれ違うだけのこと。

求め続けていれば、こちらがそこへ到達する前に、向こうからやって来ることがあるような気がしてならない。しかし、その途中でこっちから向こう側へ行ってしまう要素があるとすれば、それも避けられないプロセスなのかも知れない。向こう側へ行ってしまう要素があるから、こっちの側へやって来ることができるなんて言っても意味不明だが、最近良くそんなことを考える。

しかしまた求め続けることを止めると、きっと求めていないものや人がいっぱい転がり込んでくるんだろうな。

8月は暑さでほとんど脳死状態で雑念すら起きないヘバリが来ていましたが、このところ少し復活して来て、その求めるものをもうひとつ追加しようかと考えている。はっきり言って体力と気力がかなり厳しいが、来年からはまた新たなチャレンジを考えている。もちろん考えているだけで、実行する予算も場所もない。だからひたすら考え思い向こうからやって来るのを待つしかない。

そう言えば、カヤックも登山も自分なりに経験値だけは増やすことはできたが、納得いかないのがスキーだ。シーズンが短いのがネックだが、本当の問題は先ほどの「求める度合い」がやはりかなり低下しているのではないか。昔は時間さえあれば1ヶ月間乗り続ける欲求があったが、最近は週一回も行けば満足だから、これじゃ駄目だね!

明日は早く台風が去ってくれることを祈る!

2011年9月1日木曜日

多種類のロールを習得しよう!

前回の続きですが、ロールが1種類できれば、全くできないよりはかなり精神的にも余裕が出てくるはずだが、ワタシならば、あるいは向上心あふれる方であるならば、もう少し覚えようではないか・・・と欲が出て来るのが普通ではないかと思う。人にカヤックを指導している方なら、尚更そういう意識が高まってくるはずと思うのだが、1種類でいいと仰るシーカヤックの指導者は水とのコンタクトを高めることには、ほとんど興味がないのかも知れない。

まぁそれはともかく、例えばショートRが右側1種類しかできない場合は、仮にそれがかなり確実にできるとしても、万が一それを失敗したらやっぱり沈脱ですよね!そしたらあの面倒くさいセルフレスキューをしなくてはならない訳で、まぁそれが大好きな方ならともかく、普通我々はそういう状況を避けたいと思う。だったらどうすれば良いか?

万が一、ショートRを失敗したらそれを補完するロールをもうひとつ習得すればよい。そのショートRよりも簡単なロールを習得すればよい。それが具体的に何であるかは、ここでは申しませんが、ショートRは結構難しいロールなので、それよりも簡単なロールをもうひとつ覚えておくとロールの確実性はより一層高まるはずだ。

普通はもっとも簡単なロールから指導をするが、あまりロールを教えたくないスクールでは一番難しいロールから指導をしているようで、このショートRをいきなり教えているところが未だに結構あるようだ。だから指導する側もされる側も1種類を覚えるとヘロヘロになるのかも知れないが、看板に負けないほどの中身を持っていたいならば、ロール指導の方法もまだまだ研究の余地があるようだ。

またロールはレスキューの為というよりももっと積極的な意味を持っていることも、指導者はしっかりと理解すべきだとワタシは思う。ロール技術を4~5種類覚えると、今まで見えていなかった水とのコンタクトの取り方や、あるいは練習方法が色々と考え出せるようになる。また中間ポジショニングの技術習得への道も見えて来るし、練習そのものが非常に楽しくなって来る。そうでなくてはとても練習が楽しく長続きはしないのではないか・・・?

今ワタシはロールのことしか書いていないが、これをひとつの軸にしていけば、ロール以外の練習が非常にやりやすく楽しくなり、その結果は水とのコンタクトが非常に高まってくるはずだ。ロールは1種類でいいと言う方は、海での楽しみ方の可能性を根底から考え直すべきではないだろか?!