2011年3月30日水曜日

唄いたいなら唄えば良い!

やっぱりちょっと書いておこう。関東東北大震災で想像を絶する被害が出ている中で、活力を与えるとか何とか格好の良いことをほざいているヤツがいる。歌を唄いたいなら唄えば良い。踊りを踊りたいなら踊れば良い。大酒を食らいたければ食らえば良い。遊びほうけたいなら遊べば良い。しかしそれを人に押しつけるな!とワタシは申し上げたい。

娯楽を提供することを職業にしている方々には、恐らく今度の大震災によって売り上げは相当落ち込んでいるのは間違いないでしょう。売り上げが落ち込み事務所などの家賃の支払いさえ苦しい状況に追い込まれているところもあるでしょう。震災の影響で予定していたイヴェントが次々に中止になると、その日の売り上げは当然無くなる。それが何日にも続けば大きな収入減少になる。

収入減少になって経営が苦しくなるから、「こんな時こそ、歌を唄って元気を・・・」と叫びたい気持ちは分からないではないが、それを第三者に強要するようでは、見え透いた浅はかな心が浮かび上がるだけ。しかし基本的にワタシはまだそんな状況ではないと考える。

家もなくなり車は流されその上職場も消失して、更に身内を亡くした人に一体どんな歌を唄えば活力が与えられるのですかね!「上を向いて歩こう」でも唄えば、そうした人達の元気が出るとでも思っているのでしょうかね?!

この大震災後に予定していたコンサートを中止したアーチストの悪口を言う人がいるのを知ってワタシは愕然としている。一体どんな脳みそを持っているのだろうかと不思議でならない。何やらネット上でもこんな時こそ大いにイヴェントをやるべきだと大声で叫んでいる人もいるようだが、やりたいヤツはやれば良い。但しそれを第三者に押しつけるのはやめろ!と申し上げたい。

新聞でもテレビでもネットでも被災者の惨憺たる状況が伝えられている。ここで一々説明する必要は全くないが、例えば、家も全壊し妻も子供も亡くし茫然自失の中年男性のことを考えながら、一体どんな歌が唄えるのだろうか?!また両親も親戚も亡くなったたったひとりぼっちの小学生のことを考えながら、一体どんな歌が唄えるのだろうか?!食事もロクにできず風呂にも入れず寒い夜を避難所で過ごしている人達を元気づける歌があるのでしょうか?!

腹が減って身体が痒く震えているときに、満腹になり身体がスッキリして暖かくなる歌があるなら朝から晩まで現地へ行って唄えば良い。しかし現地へ行けば、そんなモノよりももっと他に必要なことが山ほどあるはず。それが分からないのは、普通の想像力さえ持ち合わせていないということを物語っているのでは・・・。その普通の想像力さえ働かない想像力で作った歌を被災者が聴いたところで恐らく何の糧にもならないに違いない。

断っておきますが、ここで申し上げたいのは、チャリティコンサートなどについてやれとかやるなとかそういうことを申し上げているのはない。また被災者を元気づけをしたいと利益抜きで考えている方々のことを対象にしている訳でもない。コンサートを中止したアーチストの気持ちを全く無視して、中止したそのことを非難している人がいるので、それはおかしいやろ・・・と申し上げたいだけなのである。毎日、新聞やテレビの情報を見て普通の想像力を持っていれば、そんなことは言えないはずだが、第三者に強要するようでは、想像力の欠如どころではなく人間失格という他はない。

進歩の感じられない半年間

昨年の9月ごろからある意味で予期せぬことに気持ちが傾き始め、半年以上付け焼き刃的にがむしゃらに頑張ってみては来たが、やったほどの進歩は感じられず、歳を取るとこんなモノかと諦めムードが漂い始め、3月に入ってから少しプレッシャーをかけるのをやめてみることにした。もちろんやめるつもりはないが、プレッシャーを取り除くことで何か変化が起きないかと少し期待して、休憩を取ってみることにした。

1ヶ月ほど練習を意識することなく以前のような状態へ戻そうとした訳ではないですが、不思議なことに以前の状態にはもう戻れない状態であることにも気づく。ここのところは自分でも気がつかなかった進歩かも知れない。つまり練習を強く意識することなく、練習に入れる状態になれているということは、ある種の進歩に違いない。ただし内容的なモノはほとんど進歩しているとは言えない。

そんなことを考えながらも時々ネット上で好みの曲を見つけては聴いている内に、自分が探していた標的の中に新たな標的を見つけてしまった。難しくなく単純な繰り返しなのだが無駄な音が入らない分散和音を使った独特の世界。明るくもなければ暗くもない。心の襞の1枚1枚に染み込むような郷愁めいた曲。やっとたどり着けたかな・・・それもこれも多分この半年間の悪戦苦闘のお陰かも知れない。

まだ新しい世界への第一歩は始まってはいないが、これまでの保育園でのお遊戯はきっぱり卒業して、少し「らしくなる」方法などを真剣に学んでみたいと思う。これまで学ぶべき数人の方にはお会いしたが、歩むべき方向性と留まるべきステージでのあり方があるいは全然違っていたのかも知れない。いずれにしても心があっての活動がベースにあるべきで、それを忘れたエンターテイナーはもはや爪楊枝ほどの価値さえ見いだせない。

ある意味でカヤックを始めた頃によく似ていて、カヤックの何かを求め始めた時にアッチコッチのプロ業者のところへ顔を出しては、その道の求道者とも言うべき人を捜し求めたが、まぁとてもご立派な方ばかりで、とてもワタシのような素人などはお相手して頂けなかったのであります。一番感動をしたのは、今でも覚えているのですが、「鮫に噛まれたら痛いよ!」って教えてくれたプロもいましたし、野田知佑氏の本を一杯出して来て「この人に憧れているんですよ!」って、延々2時間も話を聞かされたりした記憶もまだ新しい。一番凄かったのは、船を売るときは「この艇は瀬戸内海のどこでも乗れます!」と言っておきながら、買った後で具体的な航海ポイントを尋ねると「そこは危ないからダメ!」って、どこを尋ねてもその同じ答えが戻って来た。笑えないジョークですよね。

音の世界の話に戻すが、明らかに底辺領域だからだと思うのですが、どこへ行っても似たり寄ったりで、全体的に靄がかかったような印象を強く受けてしまうのは、ワタシの感性に問題があるのかとついつい思ってしまうのだが、きっとそういう霞の中での浮遊に慣れてしまうと、吹き溜まりにいることすら気がつかずにいられるのかも知れないね。

そろそろカヤックシーズンの幕開けですが、こうしたワタシの趣味の世界も少し模様替えをしてステージを変え、新たな挑戦をしながら、カヤッキングの世界を少し違ったニュアンスで広めたいと思う。まぁ何が言いたいのかはよく分かりませんが、とにかく暖かくなったら頑張りますと言うことです。
趣味だろうと仕事だろうと一番大切なのは仲間とその心なのではないか・・・?!

2011年3月29日火曜日

震災と原発事故

今回の地震と津波で自然のエネルギーの凄まじさを世界中の人々が感じているのは間違いないでしょう。多くの建物が壊され、また多くの人々の命を奪われ被災者の多くは路頭に迷っていることは想像に難くない。

この地震で人間の作った原子力発電所が大変な事態に陥っている。自然の猛威は過ぎ去るまでに多くの時間を要しないが、原発事故は未だ収束を見ていない。事故が起きてしまってからの扱いができないのに作ってしまったとしかワタシには思えない。

そこに住んでいて被災をして家を失い家族を失い友を失った人々の思いを我々はどのように推察をすれば良いのだろうか?更にそれに追い打ちをかけるように放射能によって生活圏からも追い出された人も決して少なくない。

ワタシは一刻も早く原発事故が収束することを祈るばかりだが、しかし収束してからも放射能汚染を考えると、次から次へと難問が待ちかまえていて、前途は多難であることは間違いない。原発事故の影響を受けた方々は東電や政府から余りある補償を受けられることを期待するが、その責任を国民につけ回すのだけはやめて欲しいものだ。

ワタシの知人や親戚関係でこの地震で被災した人はいませんが、毎日気になって新聞やニュースを見ている。原発が収束し放射能が除去され道路や家や工場が再現され被災者が自分のふるさとへ帰れる日は果たしていつのことになるのだろうかと気になっている人は沢山いるでしょう。

任侠の世界で生きる人達でさえ救援物資をトラックに積んで被災地に駆けつけたというニュース記事もあった。それほど今回の地震の被害は酷かったと言うことでしょう。

この地震で被害に遭った方々に対する気持ちを思い、多くのプロスポーツが開催を中止ないしは延期したり、音楽の世界ではコンサートを中止したり延期するケースも沢山あるようだ。しかし世の中には色々な人がいるモノで、開催を中止したり延期したからと言ってそれが被災者の方々に何のプラスにもならないと考え、そうすることをナンセンスと感じたり、批判する方がまさかいるとは思いませんでしたが、実はそう言う方もいるということを知って少なからず驚いている。

中止や延期をした方々の中には、ひょっとしたらその方々の友人や親戚や恋人や恩師が被災しているかも知れない。あるいはその方の実家が被災をしているかも知れない。自分の友人がひょっとしたら死んでいるかも知れないと思うときに、ゴルフをしたり歌を唄って楽しむことができるだろうか?いや今回の地震の被害を考えるときに、知り合いがいるとかいないとかの次元の問題では全くないと思うのですが、皆さんは如何お考えですか?

ワタシは今回の地震の影響は日本だけでなく世界に大きな影響を与えると考える。人類史上最も注目すべき事故も含まれていて、政治・経済・社会などに多岐に渡り影響が出て来るでしょう。電気ひとつとっても社会制度との関連で考えなくてはならない時期に来ていて、こういう時にマックスウェーバーならどう考えただろうかと考えずにはいられない。

この岡山は今のところ表面上大きな影響は出ていないようだが、これから様々な分野でまず悪いことの方が沢山出て来るでしょう。建築資材などは既に手に入らなくなって来ているような話も聞きます。ガソリンや灯油の価格もこれからまだまだ上昇して来るでしょう。

しかしこの震災が自分に関係なく関東東北エリアのみの問題と考え、テレビや新聞の震災情報にウンザリしている方々は、自分達が被災者になった時には、恐らく野良犬や野良猫にも相手にされないのではないかと・・・。

2011年3月24日木曜日

怪しいスーパー

ワタシの事務所から歩いて10分くらいのところに「怪しいスーパー」ができつつある。何か大きな建物が建築中ではありましたが、建築の内容を知らせる看板も何も出ていないので何ができているのかさっぱり分からなかった。ただアパートでないことだけは確かだった。

たまたま今日その横を通りがかったのだが、既に店の看板ができていて「ティオ」となっている。おや点がまだ付いてないぞ。そうか「ディオ」ができるのか・・・そう思って良く良く見ると、「ディオ」ではなく「ティオ」なのだ。店の感じも全然雰囲気が「ディオ」とは違っているが、これは経営者の感覚を疑ってしまう。

多くの人が「ディオ」と勘違いをして来てくれることを期待して似たような名前を付けたのかも知れないが、なんともお粗末なネイミングだ。こんな姑息なことをするよりも安くて良心的で美味しい物を沢山供給すれば、自然と多くの人がやって来てくれるはずだが、何だか最初から躓いている感じだ。

1年もしない内に潰れるんではないだろうかね?!

2011年3月21日月曜日

土日祝 受付可

先ほどテレビのニュースを見ていたら、県庁での物資受付は「毎日」やっています・・・と報道されているのを聞いて、HPを見たらやはり「毎日」になっていました。きっと誰かが激怒して訂正させたのかも知れませんね!最初から「毎日」ってやらなきゃ~やる気ないって思われても仕方がないでしょう!

ところで各放送局のニュースを見ていて思うのは、最も肝心な内容のニュースを流して頂きたいと言うことです。現場の取材はもちろん大変だとは思いますが、救助された方が病院でお粥を食べたとかゆで卵を食べたとかそういう内容は今は全く必要はないと思うのです。それよりも、道路・水道・食料・原発事故・燃料・放射能漏れのレベル・その他などの状況を逐次報道して欲しいものです。

話はちょっと変わりますが、いつもロクでもないイヴェントをやっているシーカヤックの輩がこの大震災を利用して売名行為を画策しているようですが、呉々も現地での救助活動に迷惑をかけるようなことはやめて頂きたいと考えます。いつかの不細工な話ですが原発反対運動しているシーカヤッカーが反対運動中に沈脱をして、原発推進派に救助された経緯があります。ロクに操作もできない輩が全く知らない海へ出てまたしても沈脱をして救助隊に助けられるなどという恥ずかしくも迷惑極まりない活動は絶対にやめて頂きたいと思います。

一方で泉谷しげる氏は自虐的に「一日一偽善、売名行為の為にやって来ました。」と毒舌を履きながらギターと歌で救援活動をされていますが、ワタシはこちらにエールを送りたいと思います。そして応援もしたいと思いますが、ある程度復興に道筋がついたらワタシも微力ながら災害復興活動に従事したいと思っています。極力地元の迷惑にならないようにね!

シュラフ受付拒否

先日岡山県庁の震災救援物資の受け付け担当者に電話をしました。そしてシュラフを持ち込みたいのですがと連絡をすると、毛布とブルーシートとティッシュと紙おむつその他以外は受付できませんと断られました。無駄とは思いつつ、シュラフの暖かさをその担当者にお話しましたが、「貴重なご意見をありがとうございました。」と木で鼻をくくったような返事が戻って来ただけでした。

何だかあまり話をしたくないような担当者の声の感じに、さぞ応対の大変さがあるのだろうとワタシなりに推察をしましたが、それでもとても寂しいモノを感じました。県庁のHPには、救援物資は土日祝は受付できませんとも書いてありました。地震で被災した方々には土日祝などもう無関係なことが分かっていれば、そんな文言はとても書けないとワタシは思うのですが、さすが天下の公務員なんですね!と思いました。

しかし今日のテレビのニュースを見ていたら、神戸の運送業者が送るトラックの中の救援物資の中には、シュラフが沢山積み込まれていました。恐らく神戸の震災の時に非常に役に立ったのだと思われます。

岡山県の公共工事か国の公共工事か分かりませんが、アチコチで見かける超無駄無意味工事のお金があれば、どれだけのシュラフを買うことができるのだろうか?この大震災を機に無駄な公共工事は一刻も早くやめて頂き震災復興に充当して欲しいモンです。

最も心配される原発事故は比較的小康状態が続いている(?)ようですし、電源も取りあえずは繋がったようです。ポンプと冷却装置が上手く作動してくれることを祈るばかりです。

些細な話ですが、レトルトのライスパックについて・・・。

1週間ほどの前のテレビニュースでの内容ですが、電気が使えないので電子レンジが使えない、だからレトルトのライスパックは被災地に届けないで欲しいと言うような放送がありました。電子レンジがなくても薪でお湯が沸かすことができれば、パックからライスを取り出して簡単にお粥などができますので、非常に便利な非常食になりますが、馬鹿みたいな話ですね!

まぁそんなことよりも、原発事故が早く収束して、復興の道筋が見えて来たら、また何か協力できることを考えたいと思います。

2011年3月17日木曜日

東北関東大震災

この度は大地震と津波によって被災のされた多くの皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
まだ多くの方々が行方不明で捜索が続く中、燃料や食料が避難場所まで届かず非常に厳しい状況が続いているようですが、何も協力できないのが残念です。テレビなどで、広い体育館に収容された方々の寝具を見ると布団は少なく毛布を2枚重ねにして寝ているようです。ストーブの数も足らず、凍える夜を過ごしておられるのを想像すると、せめて厳冬期用のシュラフを供給できないものかと考えています。

厳冬期用でなくても夏用の薄いシュラフでも2枚重ねにしてその上に毛布などを掛けると、毛布だけに比べると数段暖かくなります。何とかしてあげたいものですが、一般人が直接物資を送ると現地での混乱が一層酷くなるだけとのこと、然るべきルートを通じて支援していきたいと思います。シュラフの暖かさを知っておられる方は意外に少ないかも知れませんが、本格的にアウトドア活動をされている方なら良くご存知と思います。

昨日まで体調がイマイチで何もすることができずただ指を加えてテレビやネットの情報を見詰めるだけでしたが、明日から報道機関や公的機関などにも連絡を取って少し活動めいたことをしようと思います。長年アウトドア活動ばかりやってきて頭の中は空っぽで他に思いつくことがありません。取りあえずは何もしないよりはマシかと思います。

テレビの報道を見ていると、暖を取る方法は石油ストーブくらいしか思いついていない感じですが、全国の多くの有志から沢山のシュラフが被災地へ送られることを切に願います。ワタシ自身も送る方法が分かり次第準備して然るべきルートに持って行きたいと思います。

食料や衣類などは全国から届いているようですので、大丈夫とは思います。また燃料も明日以降は充分な量が届けられるようですから、日増しに支援物資が被災者の皆様のもとへ届けられるようになることを期待しています。

しかし今一番気になるのは「原発事故」ですね!担当者の話を聞いていても大丈夫なのか大丈夫でないのか全然分からない。それぞれの説明では・・・マイクロシーベルトは先ほどよりは下がりました。人体に影響が出るほどではないので大丈夫です。そういう説明とは裏腹に、「原発」から避難する半径は日増しに増大しています。

微量ながら関東まで放射能が到達して、東京から大阪へ避難する外国の大使館も出ているようです。政府の説明を聞いていると、「大丈夫だけど外に出るな」と言うことらしいが、それならそのエリアは大丈夫じゃないと言うことではないのかとワタシは思うのですが、ある新聞には「原発」から数百km以上のエリアへ避難した方が良いのではとの記事もあります。

言いたいことは山ほどありますが、今は一刻も早く「原発」が危険でない状態へ復帰することを望むばかりです。復興の道筋がついたら、シュラフ以外にも微力ながらワタシなりに何らかの貢献をしたいと考えております。

2011年3月5日土曜日

呆れてモノが言えない!

昨日も書いたので、今日はもっと楽しい話題にしたかったのだが、なんと皆さん聞いて下さい、この話を・・・。

今朝、事務所から歩いて出かけようとするとすぐ近くの道路が工事中で、道路のアスファルトを全部剥がしていた。実は数週間前から下水道の工事の為に、道路の必要な部分だけを切り取り、そこの土を掘り出して、下水道管らしきモノを埋設していたのだが、大凡の工事が終了した後に、掘り返した部分を再び埋めて、切り取った部分の面積だけ新しいアスファルトを乗せて、これで一応工事は終了したものと思われた。

道路はデコボコで見た目は悪いが、しばらくはこれでも特に通行に問題ない。しかし、驚いたことについ先日、切り取りをした部分に新しいアスファルトを入れて「修理」したばかりの道路全体のアスファルトを、今朝はすべて剥がして入るのである。これまでにも無駄な工事は数限りなく見て来たが、こんなヒドイのは初めてだ。

最後に全部剥がすのであれば、最初から全部剥がしてからやれば、アスファルトを切り抜いたり、する必要もないはずだ。切り抜いた所へ新しいアスファルトを入れて固めて数日後に、全部剥がすなどとても考えられない工事である。今岡山市の財政は相当の赤字で苦しんで入るはずだが、下水工事の予算は有り余って入るのだろうか?仮に有り余っていても、普通の脳みそで考えても、こんなことはしないでしょう!

例えば、家の壁が台風で一部が破損して、その部分を一旦修理しておいて、できあがった頃に全部壁を取り壊して修理するのと同じではないか?!

こんな公共工事をやられたんじゃ税金はいくら搾り取られても足りなくなるのは当たり前だ。以前にもまだ全然傷んでない新しそうなアスファルトを剥がして工事をしているのを何度も見たことがあるが、恐らくは全国至る所で同じようなことがされているのではないか。

最近のいわゆる公共工事の現場を見るたびに思うのは、ひとつの行程をできるだけ効率よくしかも経費をできるだけかけないで良いモノを・・・そういう姿勢は全く感じられないのである。丁寧にやるためにやっているのではなく、できるだけひとつの工事から「売り上げ」を計上しようとしているとしかワタシの目には映らない。これでもかこれでもかと念入りにやっている姿は、最近の高層マンションのソレとは全く正反対だ。

最近の工法を見ていると、どでかいマンションなどは念入りにやっていてもホンの数ヶ月で完成してしまうが、学校などの敷地内でやっている色々な工事を見ていると、なるべく丁寧になるべく時間と人員を使い、そしてできるだけゆっくりとやっているようにワタシの目には映る。こういう公共工事では数分あるいは数秒で恐ろしい金額の費用が算出されるのだろうが、普通の人々は汗水垂らして1ヶ月働いてもなかなか30万円はもらえない。そしてそこから4~5万円は当たり前のようにさっ引かれる。おおざっぱな言い方で申し訳ないが、その貴重な数万円は僅か数秒で、消えていくこの世の不条理を、大新聞やテレビが鋭くえぐらなくてはならんのじゃないだろうか!

しかし大新聞は特に読売など堂々と大増税を訴えている。きっと糸を辿ればこうした公共事業の恩恵を受けられるに違いない。悲しいかな我々庶民の抵抗は、そうした下らない新聞を購入しない読まないということができるだけである。

2011年3月4日金曜日

大手新聞とネット情報

以前は、レストランやコーヒーショップに入った時には、必ずすべての新聞に目を通すようにしていた。読売・朝日・毎日・日経・山陽・スポーツ紙と片っ端から目を通していたが、いつ頃からか大手新聞にはほとんど目を通さなくなった。日経とスポーツ紙はザァ~ッと見て、面白そうな記事があれば読む。活字が嫌いになった訳でも、文章を読むことが嫌になった訳でもないが、どうも本当のニュースを流していないような気がする。そしてそのどうでも良いニュースが何故か、どの新聞にも同じような内容で出ているのは解せない。

特に最近ヒドイと感じるのは、広告紙面がやたらとあること。そしてマンネリ化したどうでも良い記事ばかり。政治の分野では、世論調査~%というのが、どうも胡散臭い感じがする。例えば、小沢一郎は議員辞職すべきか?の質問に対して~%の有権者がやめるべきと答えているとか、そうした手法で世論を誘導しようとしているのがよく分かる。彼のどこがどう間違ってどう良くないのかは全く論じる必要のない世論調査の中味は真実なのだろうか?仮に真実だとしても、世論がそう感じていることが、真実の基準にはならない。

新聞はそもそも真実を見つけ、それを世間に知らしめるのが使命だと思うが、昨今の新聞の態度は、NHKなどもそうだと思うが、世論を基準にして物事の判断を国民に求めようとしているのは、マスコミの態度としては堕落以外のナニモノでもない。もちろん、世論調査も必要な時もあるし、それなりの意義はあるだろうが、裁判で白黒が決まっていないモノを世論調査の結果で、世論を誘導しようとする傾向は、新聞やテレビの思考が停止した状態のような気がしてならない。

今日も読売新聞を読んでいて吐き気がしてきた。これが大新聞の記者が書いた記事なのかと疑うほども幼稚な内容である。ある政治家と秘書の「共謀」が裁判によって明らかにされるとかされないとかの内容なのだが、自分達がこれまで間違った内容の報道をしてきたことに対しては一語の反省もなく、また不正な取り調べについての内容も一切ない。そもそも共謀かどうかは、全く分からない時点で、既に共謀が前提であるかのような論理展開をしているのには、ワタシは少なからず驚くばかりである。

そしてこの読売新聞は率先して消費税増税を説いているのだが、また他の新聞もそれに習っているのかどうか分からないが、利権がらみで美味しい汁が吸えるのだろうと思うが、この現実の社会をちゃんと見ている人は、全くその必要性を考えている人はいないはずだ。新聞の論調はあまりにも稚拙で、今財源が不足していて社会保障に必要な財源が確保できないから増税だと言っているのだが、確保できないんじゃなくて、確保する気がないだけじゃないのか!大新聞の本当の役目は国民の財産である税金の多くが一体全体どこに投入されているのかをキチンと書くべきだ。

とにかくナントカ補助金、エコカー減税、エコポイント、特殊法人、意味不明な公共工事、など他にもやらなくても良い財政支出が一杯あるでしょう!民主党は政権を獲る前は、どれだけ大きな声で、特殊法人を解体すると言っていたか覚えている人は多いでしょう!今やそう言う声はどこからも聞こえて来ない。

おっといけない。こんな税金のことなど書くつもりはなかったのだが・・・、しかしこれ以上税金が上昇したら、低所得者はもう生きていけないでしょう!約束を守らない今の民主党執行部の仲良し倶楽部の面々の1年後の姿がどんな形になっているか、ワタシはしっかり見させて頂くぞ!この裏切り野郎ども!

そして本題に戻ろう。低所得の国民を苦しめる側に回っている大新聞は、真実を伝える、あるいは伝えようとするインターネットの情報に飲まれて、近い将来ほとんどの人が読まなくなるでしょう。既に欧米では、そうなって来ていますからね。足で稼いだ生きた記事もなければ、社会の真実を追究しようとする真摯な態度のない大新聞。そして紙面を半分以上が広告記事に覆われていて、誰が広告を読むのにお金まで払うかって、馬鹿にするなとワタシは言いたい。

2011年3月2日水曜日

平常心

根本的な問題が解決できた訳ではありませんが、「バイパス手術」が成功して、現状復帰できましたが、まぁ偶にはこういうことも必要なんでしょうね!昨日はロクに食事もせずにPC画面と睨めっこが16時間も続きました。お陰で今日は身体が軽い。そしてダラリとした精神状態に少しく活力が入った感じで、普通に仕事をしていることが楽しいなんて珍しい平常心です。

1月2月は遊びも仕事もその区別なく過ぎてしまいましたが、3月は「去る」ほどに早く過ぎて行きますので、仕事に重点を置いて頑張りたいと思います。ワタシは遊びを仕事にしているせいか、ワタシ自身が個人的な遊びに熱中すると、どう~~~も気持ちが良くないのですね!どこかで神経をすり減らして誰かの為に働くという部分をしっかり持っていないと、遊んでいても充足感が得られない。1月2月は、楽しいことをしながらも「楽しい」と感じられない状態が続きました。

楽しい遊びはその裏に厳しい仕事がなくては得られない・・・そんなことを考えながら、3月はひとつ気合いを入れて仕事をした後で「遊びたい」ものです。

2011年3月1日火曜日

サーバー障害

只今練試櫂HPの表紙が表示されません。サーバーに障害が発生したものと思われます。表紙ページ以外はみることができますが、何故か表紙のみ閲覧できません。またHPの更新もできない状態になっています。しばらくお待ち下さい。