2011年2月24日木曜日

音の違い

昨年の9月からずっとリズムの取り方を意識しながら拓郎の曲ばかりを聴いている。しかしいざ自分がやろうとすると必ずどこかで狂ってしまうし、一定のリズムが刻めない。強弱もすぐにばらけてどうしようもない。どうしようもないが、自分で意識し続けることで、以前よりは若干改善されたのかも知れないが、それを検証してくれる人は誰もいない。

しかし先日、半分(?)プロを目指している人のある楽器の演奏を聴いていてビックリしたのは、とても上手な・・・の全く反対であることに気づいてしまいました。上手く説明はできないが、曲の雰囲気が変わるときに、完全に強弱の位置がずれていて、「相当練習しているなぁ~」・・・の全く正反対の印象を受けた自分の音感に少しは期待が持てる・・・とこんな場合に喜んで良い訳がないが、こんな方もいるんだと実に実に驚いた。

まぁそんなことはともかくもリズムにばかり気を取られていて、ギターの弦の音にあまり意識が来てなくて、しかし自分の弦の音と拓郎の弾いている弦の音が全く違うことに最近気がついた。おっと、そりゃ~あたりまえだろうと仰るかも知れませんが、そうじゃなくて、上手下手の音の違いじゃなくて、鳴り響く弦の音が全く違うんですね!それもギターの種類から来る音の違いではなく、弦そのものの音の違いが明確にあると思い始めたのはつい先日で、実に半年もかかってるんですね!

ワタシはエキストラライトを使っていて、指にやさしく弾きやすいのですが、ピックでストロークするときに音がショボイ感じがしてアップの時に少し引っかかる感じがずっとつきまとっていて、どう聞いても拓郎のギターの太い生音とは異なる。そこでもう古くなったエキストラライトをはずして今日初めてミディアム弦を張ってみた。

最初の10分は慣れない感じでしたが、30分ほど弾いてから気がついたことは良い意味で驚きでした。弦はマーチンの一番安物ですが、ピックの引っかかりが全然なく、そしてストロークが非常にやりやすく無意味な音(説明できない)がなくなり、音が広く太くなった。それに加えて、カーターファミリーが非常にやりやすいのには驚いた。

もう半年もストローク系の練習しかやってなくて、そろそろリード系の練習も・・・とは考えているのだが、これはなかなか気持ちが落ち着かないとできない。かといってストローク系の練習は少し食傷気味で進歩も感じられないようになっていたが、これで少しはリズムが改善されるかも知れないなんて自分に期待をしてみるぞ!カヤックと一緒でやっぱり道具の選定は重要なんですね!

お~、そう言えば、味噌も腐るほどの下手くその歌だけど、みんな聞いてくれ、いや聴いてくれ、あの下手さはどこからやって来たのか?光の国から来るかしら?いえいえそうではありません。ワタシの声のkeyが、一般の人のそれと全然違うということが最近やっと分かってきたんよね。相当にずれていて、一般の方のkeyで唄うと全然声が出ないのですが、カポを使ったり、コードを変えたりして自分の声のkeyに合わせて唄うと、それほどの音痴でもないことに(????)・・・・まぁ気がついたということにしておこう。

まぁ色々ご託を並べているほどには何も上達はしておりませんが、それでも「練習基準」が増えていくと徐々に楽しさも増して来ますね。