2011年2月28日月曜日

アコギ倶楽部
















クレセントムーンのちょっと小振りなアコースティックギターです。もちろんワタシのギターではありません。昨日久しぶりに「魅せて」頂きました。ボディがマーチンほど大きくないので、抱きやすくそして弾きやすく、良い音色です。ブルース・ブルーグラス・カントリー系(確か)の曲の演奏用に製作されたアコギだそうですが、この次に買うとしたらこういうのが欲しいですね。そしてお金があれば、ギブソンもギルドもそれぞれ1本ずつあれば良いですね!まぁ実際買うのは難しいですが、言うのは自由で只ですから・・・。

昨日は、「無味乾燥」なギター曲について話しながら近くの山に登りました。つい先日、ちょっと話をしましたが、この無味乾燥なあるいは無意味な(そこまで言うかぁ~?)ギター曲を演奏しているのは誰でしょう?って宿題を出しておきましたが、「その人はOOO・O-OO-でしょう!」って正解を頂きました。まぁ人畜無害だから、ワタシはどうでも良いと思いつつも、暇に任せて(暇じゃないけれど・・・)こんな事を書いてはいますが、ある有名なギタリストも無味乾燥野郎に激怒して自身のブログで激白していたとのことなど、昨日は色々教えて頂きました。

ブルースやブルーグラスの良さが分からない日本人は一杯いると思いますが、インストロメンタルのギター演奏をしている方が、その良さに気がつかず曲作りをしているとしたら、ちょっといやかなり残念ではありますね!まぁカヤックを持っていても乗らないで見ているだけで楽しい方も沢山いるようですから、人それぞれということでしょうか?!


さて本題に入りますが、「アコギ倶楽部」を作ろうかと思っております。細かいことはまだ何も考えておりません。ワタシ自身の目的は、今は全然できませんが、ブルースやブルーグラスを中心に日本のフォークソングなどもやりたいと思っています。まぁ時に演歌でも歌謡曲でもOKですが、とにかくアコースティックギターを演奏する仲間を集めたいな・・・と考えているところです。

アコギだけでなくバンジョーやウッドベース、フラットマンドリン、フィドル、その他もあって良いかなと思っています。もちろんハーモニカもありですね。しかし練習時間や場所が問題ですが、将来的にはカヤックのショップとギターハウスを確保したいと考えております。とまぁ書くのは簡単ですが、実際に実現までには相当の紆余曲折があるでしょうね!それと「お前欲張りすぎてないかぁ~?!」って、神様にお叱りを受けるかも知れません。カヤックにスキーに登山に音痴のクセに音楽もやるのかいって、はいすいません、身の程知らずとはワタシのことでございます。

2011年2月25日金曜日

求めているモノは・・・

1月2月は自分のやりたいことを一杯してきて、他の方々から見れば「羨ましい」と思われて仕方がないほど楽しんで来たはずだが、心のどこかに隙間風が吹いていて、ちっとも満足感も充実感も得られないまま2ヶ月間が過ぎてしまいました。何を贅沢なことを・・・そう仰る方もいるでしょう、しかし頑張っても充実感が得られないなんて、これまであまり経験がないし、その理由を随分探し回っていました。それがやっと昨日分かったのであります。

自分がやりたいと思ってやっていることでも、その中に何かの成り行きで自分がそれほどやりたくもないことをやっている場合が時にあると思うのですが、まさにそれでした。いつも心が揺れ動いて安定しないのは何故か?とずっと考え続けるほどのこともないのですが、いつの間にか事の成り行きで、ワタシは自分のそれほどやりたくないことまで一生懸命やり続けていたわけですから、ある意味どうかしていましたが、その部分を切り離すことで今日はまた新たな座標軸を見つける事ができました。

しかしまた数ヶ月もすれば、それが現実にそぐわなくなるときが来るはずですが、その時はまた新しい座標軸を見つけなくてはなりません。それまでは、今の軸で楽しみを広げていくしかありませんが、今度は少しモノにしたいものです。

カヤックでもスキーでもそうですが、ワタシにはやはりナンでもありってのは、全く性に合わないみたいで、ポイントを絞ってやらないと、いつか反吐を吐くような嫌な思いをすることになるような気がして、心の中でいつもさざ波が立っているような感じになるのですね!でも一般的はそうじゃなくて大抵の人がナンでもありで、あれもOK、これもOKなんですね。そう言う気持ちになれるのはある意味で羨ましいですが、一方では進歩&発展から遠ざかるようで、なかなか納得がいかない自分を発見しますが、そんな自分を満足させるのは、自分でも大変だな・・・と思う今日この頃です。

春の嵐

先日から気温が上昇して春の香りが漂って来ていますが、今日は夕方から方向の定まらない風が吹き始めました。冬の間にあまり気温が下がらなかった時には、あまりこんな風は吹かないと思うのですが、今冬は猛烈に寒かったから、これからGW頃までは何回か、こういう暴れる風が吹くのではないかと思います。もう少し暖かくなって週末にカヤックにお出かけの方は、この種の風には特に気を付けて下さい。

午前中はそうでもなかったのに午後から急に吹き荒れてカヤッキングには大敵です。10年以上も前に、GWの頃ですが、この風に襲われてあるグループが押し流され、リーダーとメンバー1人が亡くなると言う痛ましい事故もありました。今年は要注意の年ですから、皆さん十二分に気を付けてカヤッキングを楽しんで下さい。

さてそろそろワタシも他の趣味に気を取られて本業を忘れてしまってはいけませんから、そろそろ4月以降の準備に入らないといけません。まずは心構えから全面的に入れ替えて、カヤックモードへと転換を図っていかなくてはなりません。まずはプレハブの整理をしてパドル製作の準備に・・・そう何事も準備、また準備・・・ですね。

今年は何となくではありますが、新しいメンバーが増えそうですから、キャブラックやリーフなど何本か新しく作っておかなくてはなりません。しばらくはパドルのパの字も考えていなかったので、すっかり作り方を忘れてしまったような感じですが、製作感を取り戻すべく、来週くらいから材料を揃えてパーツ作りから始めましょうかね!

2011年2月24日木曜日

音の違い

昨年の9月からずっとリズムの取り方を意識しながら拓郎の曲ばかりを聴いている。しかしいざ自分がやろうとすると必ずどこかで狂ってしまうし、一定のリズムが刻めない。強弱もすぐにばらけてどうしようもない。どうしようもないが、自分で意識し続けることで、以前よりは若干改善されたのかも知れないが、それを検証してくれる人は誰もいない。

しかし先日、半分(?)プロを目指している人のある楽器の演奏を聴いていてビックリしたのは、とても上手な・・・の全く反対であることに気づいてしまいました。上手く説明はできないが、曲の雰囲気が変わるときに、完全に強弱の位置がずれていて、「相当練習しているなぁ~」・・・の全く正反対の印象を受けた自分の音感に少しは期待が持てる・・・とこんな場合に喜んで良い訳がないが、こんな方もいるんだと実に実に驚いた。

まぁそんなことはともかくもリズムにばかり気を取られていて、ギターの弦の音にあまり意識が来てなくて、しかし自分の弦の音と拓郎の弾いている弦の音が全く違うことに最近気がついた。おっと、そりゃ~あたりまえだろうと仰るかも知れませんが、そうじゃなくて、上手下手の音の違いじゃなくて、鳴り響く弦の音が全く違うんですね!それもギターの種類から来る音の違いではなく、弦そのものの音の違いが明確にあると思い始めたのはつい先日で、実に半年もかかってるんですね!

ワタシはエキストラライトを使っていて、指にやさしく弾きやすいのですが、ピックでストロークするときに音がショボイ感じがしてアップの時に少し引っかかる感じがずっとつきまとっていて、どう聞いても拓郎のギターの太い生音とは異なる。そこでもう古くなったエキストラライトをはずして今日初めてミディアム弦を張ってみた。

最初の10分は慣れない感じでしたが、30分ほど弾いてから気がついたことは良い意味で驚きでした。弦はマーチンの一番安物ですが、ピックの引っかかりが全然なく、そしてストロークが非常にやりやすく無意味な音(説明できない)がなくなり、音が広く太くなった。それに加えて、カーターファミリーが非常にやりやすいのには驚いた。

もう半年もストローク系の練習しかやってなくて、そろそろリード系の練習も・・・とは考えているのだが、これはなかなか気持ちが落ち着かないとできない。かといってストローク系の練習は少し食傷気味で進歩も感じられないようになっていたが、これで少しはリズムが改善されるかも知れないなんて自分に期待をしてみるぞ!カヤックと一緒でやっぱり道具の選定は重要なんですね!

お~、そう言えば、味噌も腐るほどの下手くその歌だけど、みんな聞いてくれ、いや聴いてくれ、あの下手さはどこからやって来たのか?光の国から来るかしら?いえいえそうではありません。ワタシの声のkeyが、一般の人のそれと全然違うということが最近やっと分かってきたんよね。相当にずれていて、一般の方のkeyで唄うと全然声が出ないのですが、カポを使ったり、コードを変えたりして自分の声のkeyに合わせて唄うと、それほどの音痴でもないことに(????)・・・・まぁ気がついたということにしておこう。

まぁ色々ご託を並べているほどには何も上達はしておりませんが、それでも「練習基準」が増えていくと徐々に楽しさも増して来ますね。

2011年2月23日水曜日

練習基準について

ワタシがカヤックを始めた頃は、もう全く「練習基準」を持っていませんでしたから、練習そのものを楽しむと言うことはなかなかできませんでした。練習をしようしようと思いつつ、ついついどこかへ出かけて行き、気がつくと1日が終わっていました。今度こそ練習をしようと思いつつ、その今度がやってくるとまたどこかへ漕ぎ出して練習をするような状況ではあまりなかったように思います。

がしかし、それでもセルフレスキューは際限なくやりましたね。ヘトヘトになるまでやった記憶がありますが、それは海に対する底知れぬ恐怖心からでした。確実にできるようになってもそれでも沖合に出ると、転覆の恐怖から解放されることはありませんでした。漕いでいるときはいつも、転覆したら「お前、セルフレスキューできるかぁ~?」って、自問するばかりでした。

練習をしなくてはならないと思い始めてから何年が経過してからでしょうか、少しずつ練習をするようになり、そして雲を掴むような気持ちでロールの練習なども始めました。そして練習が楽しくなるまでには相当な年月を要したように思います。練習は楽しくないから自ずと楽しみが食べることへ流れて行くのでしょうか?その辺のところは良くは分かりませんが、「練習基準」を獲得できていないから練習が楽しくないことだけは確かだと考えられます。

そしてその「練習基準」が獲得できないのは、ゼロ出発からだと獲得に5年も7年もかかってしまうからだと思われます。練習課題・順序・方法・手段・場所・時間・準備・イメトレ・その他の組み立てがある程度分かるようになるまでには、「闇雲」から出発した場合は、本当になかなか大変です。それと本や雑誌などを頼りに練習を始めても、その本や雑誌を書いている人達の「ご指導」の中にもほとんど「練習基準」らしきモノが見あたりません。ヒドイのになると書いてあること自体がデタラメだったりして、それを信じて練習をやってたら、益々楽しさから遠ざかる結果になるような気もします。

ワタシのカヤックの指導法はこの「練習基準」を獲得していくプロセスで生まれてきたもので、本からでもビデオからでも人から教えられたモノでもありません。これからカヤックを本格的にやっていこうと考えておられる方は、最初は闇雲の世界ですが、やっていく内に手がかりになるモノがひとつずつ得られるはずです。それらを集めていくと、「練習基準」が姿を現して来るはずです。

これから暖かくなってもうすぐに春がやって来ます。4月からはカヤック再開ですが、今年も練習の楽しさ&面白さを追求して行きたいと思うのであります。

因みに昨年の9月から少しずつ練習をしている楽器がありますが、最近やっと練習が少し楽しくなって来ました。ただあまり練習し過ぎるとこんなことをしていて良いのだろうかと若干罪悪感につきまとわれますが、どうせ最後は死ぬんだから今楽しまなきゃ~って強引な理屈でその感情を抑え込み、その世界の「練習基準」をひとつでも多く獲得していきたいもんですな!

これも闇雲からスタートして、今いくつの基準を見つけたのでしょうか?1)選曲 2)書き出し 3)声のkey 4)カポ 5)リズム 6)時間 7)変調 8)潜在化 9)緊張と弛緩 10)その他 で一番肝心な内容が一杯欠けてはいるのですが、一番やりたいことの入り口が見つかりそうで、まだ到達できていません。あと少しでしょうか、そこまで行けば本来の練習世界へ入れるかも知れません。

こんなことを書くつもりではなく、もっと他のことを書こうと思っていたのですが、根底の部分のことを考えていたら、結局そこだけを書いてしまいました。また別の機会にそのことは書きましょう!沈。

2011年2月13日日曜日

ギター雑感色感

先日は知人の紹介でいつもとは違うLHへ行きました。10人以上入ると狭くなるようなチッチャな室内でしたが、とても感じの良い愛想の良いワタシよりチョット年配のマスターが迎え入れてくれました。例によってほぼ一番入りでしたが、ワタシよりはギターケースに視線が鋭く食い込んで、見せて下さい・・・と。ワタシにはよく分かりませんが、D-28を持っているだけである程度以上の人と思われてしまうのがチョット辛いのですが、まぁそれはともかく、早くそのギターに見合った演奏ができるように・・・なんて夢見てはいるのですが、ナカナカですね。


知人には4~5人程度の少ない参加なので気楽ですよ・・・的な感じで誘われたのですが、夜の8時を回った辺りからまぁ続々と人が入って来て超満員状態に。演奏者が17人くらいいて1人3曲ですから、終わったのが深夜の12時過ぎで、ワタシはもうお腹がペコペコでした。しかしところ変われば品変わるで、いつも行っているところとは雰囲気が違っていました。ここにはここの独特の雰囲気があって非常に良かったですが、特に演奏しているときは皆さん静かに聴き入っていて、その点は基本的な部分で納得ができましたね。もちろんいつも行っているところも非常に良いのですが、演奏中に結構私語が飛び交いザワザワしている時があるのは、ワタシには解せないと言うか、落ち着きませんね!


色々な人の演奏、ほとんどが生ギターでしたが、他にピアノ+歌が3ステージありました。エレキはいませんでした。全部で約50曲、時間にして4時間前後。聴き疲れました。因みにワタシは周りのパワーに圧倒されて、小心者であることを発揮して演奏はパスしました。そんなことはどうでも良く、とにかく良い勉強になりましたね!


その1)基本的にピアノ(鍵盤)+歌の組み合わせは、とにかくいつも早く終われば良いと思って聴いているので、つまりあまりその形は好きじゃ~ないわけですね。上手かろうが下手くそだろうが、そんなんはどうでも良い・・・とこれまでずっとそう思って来ていたのですが、この日一番の好印象は2組だけで、どちらもピアノ+歌の組み合わせ。ソロと男女のペアで、どちらも非常にグッドでした。もう1人のピアノソロも上手なんですが、全然受け付けられない。ここがワタシにも良くは分からない。上手さでは全然変わらないと思うのですが、曲がどうにもこうにもただ流れているだけでナンのインパクトもない。ここでワタシは唄うと言うことの意味を少し考えるようになったんだから自分でも凄いということにしておこう。


その2)ギター奏者については、ちょっと厳しい評価しかできないですが、、先日あるギタリストの話をしましたが、無味乾燥の傾向がなんか凄く強く感じたのはワタシの気のせいであって欲しいですね。歌は基本的に多くの人がワタシから見れば概ね上手だと思いますが、ギターはやっぱり難しいのでしょうね、なかなか指が上手く動いてくれませんが、日々精進するしかありませんね。思ったのは、自分の唄いたい歌が自分に合っているかどうかということと、何かを訴える力があるかどうかではないかと思うのですが、恋愛モノで「君と一緒に時間を過ごせたら素敵だ・・・」みたいな歌を何度も聴かされても、「そんなことわしゃ~しらんよ!」って気持ちになるんですね。ひとりもワタシの気持ちがグラリと来る方はいなかったのですが、いやいやそれでも素晴らしかったとも思うのは、やはりシーカヤッキングの世界との差を感じているからナンでしょうか?!練習をして発表を繰り返すその行為・活動に非常に意義を感じるのですが、日本のカヤックの世界ではまだまだ浸透していないような気がします。


その3)先日から気になっていたピックアップの使用ですが、今回はそこに意識を置いて聴いていました。余程良い機器を使っていない限りこれの使用は止めた方が良い・・・この点を確信しました。エレキでも生音でもないなんとも味気ないパリンパリンした感じの金属音が聞こえて来ることが多いです。特にピックで下から上に弾くときにヒドイ音が聞こえて来ます。これはワタシが何度も経験していて、これが台無しの大原因のひとつだと気づくのに半年もかかってしまいました。自分の部屋で弾いているときには一度も聴いたことがない最悪の引っかかり音が、ほぼ毎回聞こえていましたが、外部マイクを使っている人はいい音が出ていましたね。


その4)ギターの持ち方ですが、拓郎が「ネックを高く構えるのではなく低く構えた方が良いんだ!」と言ってたのを覚えていますが、何故低く構えた方が良いのかを長い間考えていました。しかしまぁ人それぞれってことで高く構えても上手な人は上手な訳でいいとは思いますが、ワタシは今回の見学で多くのギタリストを見て、やはりネックは低く構えた方が、良い音が出せるような気がします。また実際に高く構えたギタリストはあまり見かけませんね!


その5)下手くそなワタクシが何を偉そうなことをと思いつつ、小さい声で、もう少しギターそのものに投資しても良いのではないかなぁ?と正直思いました。下手くそでも一定のレベルを超えた仕上がりのギターだといい音が出るし、何時間練習をしていても疲れないし飽きないし、指も動かし易いし、押さえやすいし、指先が痛くならない。シーカヤックだと最低でも30万円は必要ですが、ギターだとそれだけ出せば充分良いのが手にはいるでしょう。きっと。自分の生命をかけて遊ぶ道具なんだから、30万や50万くらいは投資しても決して高くはないとワタシは思うのですが、下手くその分際で生意気でしょうか?!


その6)ハットを被ったり汚い格好をしているギタリストやグループは、良くない。何が良くないのは分からないが直感的に良くないと思えるんですね!そうでない人も知っていますが、まず駄目かなと思うんですね!先日あるビデオで凄い歌と演奏が上手い2人を見ました。どちらも帽子とハットを被っていました。ボロボロの帽子を被っていました。それだけでもう二度とそのふたりの演奏を聴きたいとは思わなくなりましたが、その理由はワタシも分かりません。上手なのに売れない理由がその辺にあるのだろうかね?!因みにワタシのブルーグラスの先生はハットを被っているのですが、やめて欲しいですわぁ!


その7)名前は自分の名前をそのまま使うのが一番良い。色々と工夫をして「芸名」を作っているようですが、普通の名前をそのまま使うのが良い。「芸名」でも訳の分からない名前を付けるよりも郷ひろみとか五木ひろし・・・そんな普通の名前が一番良い。とワタシは思うのですが・・・。

まぁこんなようなことをど素人の分際で思ったりしました。ギターのことを沢山書きましたが、本当はワタシはシーカヤックのことが言いたかったのですね!世の中には色々な趣味やスポーツがありますが、唯一シーカヤックの世界だけが何故かその趣が違っているような気がします。「練習して技術を磨き海とのコンタクトを高める」ことを一生懸命されておられる方は当然いると思いますが、それはごく少数で、どちらかというと「食目的化」したカヤッキングが多く見受けられます。どうもシーカヤックそのものを楽しむ段階にまだ達していないように思うのですが、一体全体どうしたらいいでしょうねぇ~?!今年は何かシーカヤックの発表の場を創設したいもんです!

2011年2月9日水曜日

シーカヤック野塾練試櫂のHP

昨年末ギリギリに初めてドメインを取得して新しいアドレスへHPを移管して今日で1ヶ月と9日が経過しました。旧HPの表紙ページに新HPのアドレスを紹介しているだけで、どこの検索エンジンにもまだ登録をしておらず、他のリンク集にも何もまだ何も働きかけをしていませんが、このところの様子では随分検索の上位に復活してきました。

先週までは一番良い結果を示す検索エンジンでページ10枚目前後でしたが、今週に入って5枚目~3枚目前後に上昇してきました。ただ検索ヒット数では非常に薄っぺらい感じは否めないですが、まぁ取りあえずって感じでどこかのページが1枚目に戻るのが先決でしょうか。

今は真冬なのでカヤックに乗る気持ちも人口も少ないでしょうが、3月にでもなって少し暖かい感じが出て来るとHPへの訪問者も増えて、ページ閲覧者も上昇するに連れてもう少し検索上位へ復活できると思うのですが、今のままで推移してくれれば3月末までには完全復活できそうです。下手をしたら今年の末までかかるかと思っていたのですが、その頃にはもう完全に旧アドレスは抹消できそうで、一安心です。

まだ作らなければならないファイルが沢山残っていますが、写真の枚数を気にしないでドンドン作って行かないと駄目ですね!

2011年2月8日火曜日

無味乾燥な音楽

先月所用で長崎へ行きましたが、その帰りにラジオを聞いていましたら、有名なギタリストがある番組に出ていました。この人は歌は唄わないので演奏だけなのですが、この時実は初めて聴きました。色々な人からその人の評判を聞いていたので、さぞ感動の演奏を聴かせて下さるのではないかと期待をしていたのですが、ワタシの第一印象は「コンピューター音楽」?かなぁ~・・・そんな感じでした。全く無味乾燥で何も迫って来ないのですね!寂しくもなければ明るくもなくかといって元気が出る曲でもない。じゃ下手くそかと言えば下手でもなく確かに「お上手」なんですが、何も伝わって来ない。何も伝わって来ない音楽としては秀でていると思えるのですが、何故こうした音楽が素晴らしいと絶賛されるのだろうか?

自分の好きでもないジャンルだから嫌っているように思われるのは避けたいが、どう考えても何も迫って来ない曲なんて音楽でもなんでもないと思うのです。例えばベートーベンの運命などを聴いたらきっと迫り来るものを感じないわけにはいかないと思うのですが・・・。しかし、彼の演奏のような透き通った春でも夏でも秋でも冬でも怒りでも悲しみでもない無味乾燥な音楽が好まれるのは、ひょっとしたら多くの人々の心が無味乾燥な状態になっているのか、あるいはそれを望んでいるのかも知れません。

仕事も遊びもしたくない。仕事もお金もいらない。静かにすべてに無関心に暮らしたい。恋もしたくない。人を傷つけたくないし傷つけられたくない。生きたくもないし死にたくもない。何かをすればすぐにお金がなくなり、誰かと付き合えば気疲れするし、何かを頑張れば疲れを感じるだけ。そんな時に迫り来る音楽を聴いても仕方がない。楽しい曲を聴いてもウキウキした気分にでもなれば、外へ出て何かをしたくなる。それはお金がかかるから避けたい。悲しい曲を聴いてしまうとこれも落ち込んでしまい気持ちの収拾がつかなくなるので困る。こんな時に彼の演奏するような全く無味乾燥な音楽がピッタリなのかも知れない。

ところでこのギタリストって、誰か分かりますか?今度皆さんにお会いしたときにお尋ねしますので、考えておいて下さい。

そうですね、実はワタシも本当は無味乾燥な生活がしたいですね!自動車税からも固定資産税からも消費税からも住民税からも請求があってもそれらに対して無味乾燥でいたいですね。

極度の緊張

2/7(月)の昨日はワタシの第5回目のボーカルナイト。人前で唄うなど言語道断支離滅裂暗中模索も良い所なんですが、目下の課題は「緊張」との戦いなんですね。どのように演奏してどう唄うかなどまだまだ先の話で、大キンチョー(ル)で、手にも喉にも力が入らなくなり、コード展開もできず歌も歌えずなんとも惨めな結果を繰り返すこのボーカルナイトの存在や如何に?であります。

1回目はギターの音も何も聞こえずだったが、それでも力も抜けず通しでやれたのですが、2回目3回目4回目は悲惨を極めました。緊張と言うよりも「アガッテ」しまった状態ですが、それで手に全く力が入らない自分自身を知るよしもなかった訳で、思い返すも穴があったら入りたい境地であります。

昨日のワタシの5回目は、これまでよりも一層の準備で、なんとかヘマをしないで声もショボショボにならない程度に対処できるかも知れないだろうくらいの練習量はこなして、夜7時過ぎには会場入りしました。大抵数人が既に来ているのに、1番入りでした。アイスコーヒーを注文して、ワタシの指定席に行き、取りあえずチューニングをして準備して来た3曲を数回練習をし終える頃には、いつものメンバーがやって来ました。

いつもは15人くらいが、この日は1月に参加できなかった方々が押し寄せて来て、25人以上(?)にもなり、同伴者を入れると40人くらいはいたでしょうか。エントリーは来た順番ではなく、箱の中の番号をマスターが抽選して決めるので、ワタシの順番は当たるまで分かりません。番号札1番はその箱に最初に入れられるので、早い時間帯で引かれる確率が低く、自分の番が回って来たのは9時30分頃でした。

実に緊張状態が2時間30分も続いたお陰で、ステージに上がった時はさほど緊張していない自分に気づき、今回は手に全く力が入らない状態にはならずに終えることができました。その緊張について思ったのですが、それが2時間以上も続くと、人間の脳は緊張することに慣れるのか飽きるのかそれとも疲れるのか知りませんが、そのこと(緊張すること)に対して馬鹿馬鹿しくなるのではないかという感じでした。ですから出番が3人目4人目だったらまたしても前回のような「撃沈」をしたのではないかと・・・。

通常ならば折角1番に入ったのにどうしてこんなに後ろになるのかと憤慨するべきところでしょうが、お陰で緊張が相当に緩んでくれて、自分の声も楽器の音も良く聞こえました。途中一回コード展開を間違えましたが、それは全く問題なし。一番マズイのは蚊が鳴くような声で、消え入るようなリズムのない演奏で、それだけは避けられた(?)のではないのか?とホッと胸をなで下ろしているところであります。

今回ひとつ方法を変えたのですが、D-28に内蔵のピックアップの使用を止めて外部マイクを使ったのも非常に良かったのではないか・・・?これは上手く説明できませんが、相当良いピックアップでないとアコギの良い音が出せないように自分なりに感じていましたし、他の方の演奏を聴いていてもやはりピックアップからの音は好ましからざる金属音が聞こえて来ます。それがどんなに綺麗に出ていてもワタシにはそれはアコギの道からは外れていると思うのであります。

そんな訳で今回の自己採点は練習成果の40%程度を出せたのではないかと思っていますが、演奏の後半部でやはり手に少し力が入らない状態があり、それが原因でピックが上手く使えず、弦をはじくのに引っかかった感じが出てしまったのがチョット残念でした。にも関わらずワタシが演奏している数分間は場内のザワザワ感が全然なかったのと、最後の拍手がまた次の栄養剤になりました。

2011年2月2日水曜日

面白すぎるカヤックレポ

ワタシは基本的にほとんどカヤック関係のHPやブログは見ません。見ない理由は悲しいほど沢山ありますが、不思議なほどカヤックに関係がない内容に唖然とすることが多いからです。一体ナニを考えてこの方々はカヤックに乗っているのだろうか?と疑問ばかりが沸いてきてヒジョ~に辛い気持ちになるのですね!

しかし最近はHPのアドレスを変更し新しいドメインを取得して検索状況を調べているプロセスで、チョット気がゆるみ残念な非常に残念な余所のHPを見てしまいました。まぁ別に悪いことをしている訳ではないですからそれはそれでいいのかも知れませんが、これで命がかかった遊びの方法論を教えるところなのかと今更ながら疑問に思います。

大体に於いて「飯を食らっている場面」が多いのには驚いてしまう。キャンプの時の食事風景ならまだ許されるが、食堂でのそれはとても悲しい。既にその時点で、何かが「落ちてしまった」感じだが、まぁそれも自由と言えば自由なんでしょうね。それから次に料理の写真が出てきてこんにちは、皆さん「こんなアウトドア料理は如何ですかぁ~?」って、これでもかとそんな写真が並んでいる。そして何故か知らないがガキの写真まで入っていたら「完璧」だね。

ついぞカヤックの写真もその話も書いていない。大体がどこのHPを見てもそんな感じで、このスクールはカヤックに乗らないで飯ばっか食ってのかぁ~?と思ってしまう。それでもお題目には経験者上級者の方にも対応なんて書いてあるが、それは一体何の経験者でナンの上級者なんだろうか?美味しいカレーの作り方の経験者なのだろうか?それともダッチオーブン料理の名人なんだろうか?

まぁしかし100歩譲ってそれでもいいではないかと思うことにしても、何か割り切れないものを感じてしまうのですね!凄くいい加減というか不真面目というか適当というか目的意識の喪失というか、そうしたものを纏めて束にして、この業界がもしあるのだとしたら、本当にヒドイ状況だと言わないといけませんね!

このことと直接は全く関係ないのですが、政治やマスコミの世界を見ていたら、何だか良く似ているような気がします。国民の多くが自民党のなせる所業に嫌気がさして民主党に政権を獲らせたのに気がついてみると、その政権の重要ポストについこの前まで自民党にいた大議員がついているなんてことが起こる背景のひとつとして観察するなら、なるほどと伺える気がしないでもありません。

話は飛びますが、先日から緊迫したエジプト情勢が連日のようにニュースで伝えられていますが、デモの人数は100万人にも達するということですが、こういうことは日本では起きないのですね!この前の内閣改造の顔ぶれを見て、多くの国民は、特に民主党を支持した方々は相当に激怒しているはずで、ワタシは1000万人規模のデモやストが起きても不思議ではないと思っていたのですが、本当に日本人はおとなしいのですね。もうなくなった「ムラハチブ」を遺伝子が未だ恐れているのでしょうか?!

そう言えば、話をカヤックに戻しますが、カヤックのデッキに視認性を高めるつもりの旗を取り付けているのを良く見かけますが、これなども良い例だと思います。物事の実証性あるいは実効性を確認せず、誰かがやっているからとか安全性を高めると言うことらしいからとか・・・。そう言う基準で多くの方は行動しているのでしょうか?!これはむしろ危険ですからやめるべきですよ!

そして話を政治やマスコミに振り戻すと、NHKや大手の新聞などの報道内容を見ていると、自分達の権益を守るために都合の良いことばかりを垂れ流し、国民にとって肝心なことは何一つ伝えていません。生活に関わる重要なことは書かず、まるでどの新聞も大広告とスポーツ記事ばかり。

カヤックレポから「美味しい料理とガキの姿」が消えてなくなる日はあくまで遠い将来なのでしょうか?!アーメン。