2008年9月3日水曜日

極楽島・転元練試会

カヤックに乗らない時間は、こうして輪になってみんなで意見交換を楽しみます。この時の話題は何もカヤックに関係がある必要は全くありません。カヤックに関係ないことの方が多いように思います。その方がむしろ気分転換になって、練試会が楽しく継続します。転元練試を繰り返し、浜に上がってはあることないこと思い浮かぶこと等々をお互い話あって、気が付いたらもう夕暮れ時が来ています。「夕暮れ時は寂しそう~とってもひとりじゃ~いられない」から、こうしてみんな集まって、キャンプをします。
やる気満々の新メンバーの参加で、この日もまた熱い暑い1日となりました。ちょっと乗っては休憩しまたちょっと乗っては休憩しを日が暮れる寸前まで繰り返し、初ロールも上手くいきました。カヤック経験は、他で数回あるだけでしたが、午前午後の大半を使って、予備練を繰り返し、最後はほんの数回でしたが、まずまずの初上がりでした。翌日は香川支部での自主練でも、バッチリできたそうで、大変喜んでおります。
上記写真は転元練試の光景ですが、カヤックに乗っておられる方の中にはこんな転覆復元ばかりを繰り返して、一体何が楽しいのか?と疑問に思う方もおられるでしょう。ただ単にロールの習得の為にだけやっているのであれば、すぐに飽きてしまうでしょう。しかし我々は、その為だけでなく、カヤックやパドルや海との会話を楽しんでいます。また繰り返しの動きを何度も経験することで、仲間との交流を深めていっています。実は、カヤッキングで一番楽しい面白いと感じているのは、このあたりの領域の精神状況かも知れません。
そして、1日のすべての活動を終えて、自分の寝床に入ります。入るや否やまた自分の夢の世界へ突入します。寝る前にいつも、キャンプする仲間が沢山いることは素晴らしいなぁ~と思います。一緒に海で自然と戯れる仲間がいることは素晴らしいなぁ~と思います。これからもこうした活動を自立して楽しめる仲間が増える活動を継続していきたいと考えます。ホテルや民宿を利用するのではなく、自分たちが自分たちのカヤックにすべての道具や食料を積載して持って行き大自然の懐に抱かれて、仲間と短い生活を共にするのです。何をダサイことを言ってんだぁ~と言う高貴な方は、全然来る必要はないのです。