2008年6月2日月曜日

通常レンスー会

このところ激務に近い猛レンスーに励むツカーラ氏だが、手に持っているのは何でしょうか?ハンドパドルにパドルフロートを差し込み、お笑い系ハンドに挑戦して頂きました。パドルフロートは、廃棄処分の発泡スチロールを使ってワタスが作りました。サイズ的にはグリンランド系パドルにピッタリのようです。買うと3500円、作ると200~300円。
集合した時は、雨が降っていて寒く、ほとんど出撃気分はありませんでした。しかし昼前には、完全に雨は上がり空は明るくなり気温も上昇して、やっとレンスーモードが出て来ました。水温はもう全然大丈夫の温度に成長しています。フォローで腰まで入っても、冷たくありません。

この日は、新人で3回目の方、5年ぶりくらいの方、常連の方が集まり、それぞれ思い思いのレンスーモードへ突入して頂きました。仕事が忙しくカヤックモードから遠ざかっていた方が来てお話をしていると、「歳月人を待たず」「光陰矢の如し」と時間の経過する早さを身に浸みて感じます。
そう言えば、ツカーラ氏とも昨年5月頃にお会いしてから、もう1年が経過してしまいました。この1年間はレンスー三昧でした。ほとんど毎週土曜日は、極楽島で朝から夕方まで、世間話をしながら、地道にレンスーに取り組んで頂いたことは、きっとこの海が証明してくれるでしょう!

参加3回目の方ですが、この日は既にロングロールの習得過程に入りました。3回目ではありますが、初日は寒い寒い大雨が降り、1時間も乗ったか乗らないか程度でしたから、実質2回目と申し上げた方が良いでしょう。午前中1時間午後1時間の予備練習をして頂き、直接指導は約10分程度で、初上がりを経験して頂きました。


日曜日には同じく参加2回目の新人の方のロングロールへの導入が始まりました。やはり午前1時間午後1時間の遠隔指導による、予備練習をして頂きました。その間、ワタスは実は何も指導らしき指導など全然致しません。まぁ時々、口を挟む程度です。「生意気なこと書きやがって」と腹立たしく感じられた方には、申し訳ありません。他に取り得も自慢するモノを持ち合わせていませんので・・・。そして同じく10分ほどの直接指導でロング初上がりを経験して頂きました。

まだ修正するべき箇所はいくつかありますが、まずは初上がり成功です。この日は、転覆してから上がることの面白さを存分に堪能して頂きました。一体何回転覆して頂いたことでしょう!次回が大いに楽しみです。今回の予備練習はプロセスをひとつ省略しましたので、その分を次回はレンスーしてから、また本格レンスーに入りましょう!

予備練習の具体的な方法については、企業秘密でしてここでお話する訳にはいきませんが、道具さえあれば、誰でも簡単にロールをマスターすることができます。もちろん上記の動画のお二人のような熱意がまずないと話にはなりませんが、逆に熱意だけではカヤックは復元はしません。揃える道具は、ノーライトデザイン社のラサにライトウッドパドルキャブラックワイドにグリンランド系パドルフロートがあれば、誰でも簡単に覚えられます。

因みにロングロールを習得してからハンドパドルロールまでのプロセスは、レンスー頻度にもよりますが約1年くらいでしょうか?!夏期合宿とか秋期合宿とか利用すれば、もっと短期間で習得可能でしょう。またロングロールの習得は、運動神経など特別なモノを備えていなくても、普通に自転車に乗れる神経があれば、1日もあれば上がれるようになります。スクールなどに行ってもなかなか教えてくれないのは、簡単に指導する方法論を持っていないのと直接収益に結びつかないからだろうと思われますが、こんなに簡単な技術を、指を加えて見ているだけと言うのは、とても残念に思います。